熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

寝込む

2010年03月24日 | 健康
来客から母が風邪をもらって、私に伝染。
癌闘病中で白血球が少ない母の方が回復が早いのはなぜだ!

私、風邪なんかひいたことなかったのに…
風邪の症状ぜんぶ出ておる…

次の曲

2010年03月19日 | チェロ
クライスラー兄弟のベートーヴェント長調のメヌエット
もありました。
クライスラーが取り上げてポピュラーになった「ユーモレスク」もあれば、
鈴木3巻で復習した3曲が揃うのに。残念!
ト長調メヌエット、チェロは伴奏で、ヴァイオリンがメロディ。
ウィーンの人は、ワルツの3拍目を急ぐのがお好きなのか?

スタッカートのところ、ピウモッソ。
やはり、早い。

鈴木のCDはほとんどの曲が早すぎると感じていたけど、
私が遅すぎるということなのね。

次のレッスンの曲はコレ
(あら、この動画は、前半だけでした。ハ短調の後半があります。)
以前のレッスンで、次は何でも好きな曲を、とおっしゃりながら、
3巻をペラペラご覧になっていた先生。
「この曲、短調と長調の弾き方の勉強になりますよ!」

いやん、チイチイパッパみたいで、なんとも弾き栄えのしない曲ではないの。
前に習った時は、サラッと通過したような。
5年以上も習って、コレではおもしろうない。
「・・・・」

しかし、日がたつとだんだん考えが変わってきた。
先生の指導意欲をかきたてる曲は、教わらないともったいない。
基本をみっちりビシバシ見ていただけるのは悪くない。
ただし、ヴィブラートは付けなければなりません。


クライスラー兄弟

2010年03月16日 | チェロ
フリッツ・クライスラー1875~1962
音楽家の時系列に、疎いのですが、
なんと私が生まれた時には、ご健在の方なのですね。
来日もされてます。

お兄さんがチェリスト?
下の演奏はピアノがクライスラーだそうです。

「愛の悲しみ」は、クライスラー作曲のヴァイオリンの曲。
正調チェロ版「愛の悲しみ」
アンティークな演奏も、何度か聴くうち愛おしくなってきましたよ。

Fritz and Hugo Kreisler - Liebesleid


しかし、金婚式を元に作曲してみました、ってことなのでしょうか。
似てる!
Fritz & Hugo Kreisler -La Cinquantaine


今風「愛の悲しみ」
チェロ奏法の変遷を感じます。
Yo-Yo Ma Fritz Kreisler - Liebesleid





火の用心

2010年03月13日 | 日常
先日、ベランダで倒れた方のことを書きました。
彼女は煮物のお鍋を火にかけたままだったそうです。
「いかなご」かどうかわかりません。
時間が来たら自動的に消えるガスコンロだったのでお鍋が黒こげになっただけ。
火災にならなくて助かりました。

隣でボヤがあったことを書いたのが4年前なんですねぇ。
検索してみてわかりました。
たばこを吸いながら晩酌してスヤスヤ。
80代半ばのおばあさんでしたが、火傷も軽くお元気でした。
最近、施設に入られたそうです。
(隣でも様子がわからん!)

追記・施設ではなく入院され、お亡くなりになったそう。
ご近所のお知り合いの方から偶然聞きました。合掌


皆さん、若いころはシャンシャンしてらしたそうですが・・・
自分を過信して一人で暮らすのは危険です。

ワタシも30年たったら。。。ぞ~~っ

修二会

2010年03月09日 | 紀行
通称、お水取り。
奈良在住の暦女(中学から筋金入りの歴史好き)の一度は見ておくべしという命により、参上。
昨日は晴れていて最高の日和。
2時間前、お花見の場所取りみたいにシートや座布団持参で。
ヒラソウの柿の葉寿司も。
カイロいっぱい持っていったけど寒かった。
でも、例年よりマシなのです。



お水・・だけど、火。
どうでもいいけど、火祭りエンタテイメントみたいに拍手するのはおかしい。
3月だけど、二月堂にて。


写真は12日に使う、籠松明です。
重さ70kg!これを担いで回しながら走っておられます。

法華堂(三月堂)の仏像群、戒壇堂の仏像も拝見しました。
国宝ではないらしいけど、戒壇堂の四天王に惹かれました。

返信遅くなりごめんなさい。

24回目のレッスン

2010年03月08日 | チェロレッスン
お~、今の先生に習い始めて丸一年!

例の曲、あともう一がんばりというところで、停滞。

弓にも原因があるのでは、という先生のコメント。

私の楽器や弓についても、よく見ておられる。
ひとしきり、弓談義。

楽器や、弓の癖をよく知るのは大切。
私の弓はひっかりが弱く、そのため弓をたくさん使う弾き方になっているそう。
先生の2本の弓と弾き比べ。
トリオのスタッカートが軽快に弾ける。
自分の弓だと、かなりがんばり気味なのだ。
まずは毛替をしてみなくては。

Vib.をかけると、あちこちマズイことになっている。
テンポが狂う。音程が狂う。
録音を聞いて、ショックを受けるが、慣れていないので仕方がない。
痛恨の曲、今回で終わり。

同じ3巻に載っている、トナリゼイション(どゆ意味?)の荒城の月。
これで、Vib.の練習。
自分で提案したものの、練習していなかったので、初歩的な失敗も。
ヴィブラート、難しい!!!

つくづく思いました。
どんな簡単な曲でもいいから、思いっきり良い音を出した録音を聞いてみたい!

見事な最後

2010年03月03日 | 日常
さあ、お昼にしようと思った頃、すぐ来てとマンションの役員さんから電話。
(今日は管理人がお休みの日)
仕事場のマンションは修繕工事に入っていて、足場をかけている最中。
ベランダで人が倒れていると工事の方から知らせがあったのです。
工事がなかったら、いつ発見されたことやら。

一人暮らしの80代の女性。
即、救急車が来ましたが、搬送しないので亡くなられたとわかりました。
警察の検死へ。(こんな場合、これさえなければ・・・)

例の凛としたおばあさんが、何事かとやってきました。
40年来のお友達だとか。
2日前には電話で話したそう。

2日前には美容院にも行って、お風呂も入って。
今朝、ベランダで洗濯ものを干して、その場で帰らぬ人に。

私もお顔と名前は知ってましたが、数年前から、急に弱られたように見えました。

修繕工事でマンションが囲いで覆われ、それが取れる初夏には、隣のマンション工事が始まっているはずです。
亡くなった方のお部屋は、建設されるマンションにベッタリとふさがれ日照阻害が一番大きい位置。

今日は、ベランダから広々した外の景色を見渡せる最後の日なのでした。
よりによってベランダで。。。最後の景色を眺めたでしょうか。
今朝は冷えました。

合掌。

おばばレッスンの話題

2010年03月01日 | チェロ
ピアノLOVEな友人M子さんと、レッスンの話で盛り上がる。
先生に求めるものが習いはじめた頃と変わってくるね、に同感。
50も過ぎて恐る恐る始めた我々、
最初は、優しく励ましてくれる先生が何よりと思った。
M子さんの前の先生はまさにそのタイプで、いつも褒めてもらえて羨ましい限りでした。
先生はお若いので、年長者にとても気を使っておられたそう。

ところが、どんどん年を取ってきたにもかかわらず、
甘くされるより、適度な!厳しさを求めるようになっているのです。
わがままな生徒たち。

M子さんは、引っ越しで先生が変わったのですが、
同じショパンの曲を聴いてもらったら、評価が全然違ったとか。
平行して、もっと易しい曲も練習することに。

弾けるテンポで一応スムーズに最後まで弾けたらOK!のレッスンから、
そこからがスタートのレッスンの違い。

ちょうど今の私のレッスンも似ています。
ショパンと月とすっぽんレベルだけど。
習った曲なのに、かなり大変。
難しい曲を習った時の方が、甘くなることに気がつきました。
言っても出来そうにないからでしょう。

鈴木3巻の場合、出来そうだからと次々課題を言って下さる。
出来ていなかった基本がもっと身についてほしいです。

それから、わたしら先が短いから何でもかんでも弾きたい曲にチャレンジ、
という気持ちを持ってましたが、それも変わってきました。
玉砕覚悟よりも、ある程度準備してからと、悠長なことになっています。
不思議なもんです。


それにしてもピアノの先生は多いですね。
老若男女ビギナー向け大手教室から、音大生やプロ向けの個人の先生まで、レッスンも様々。
(まあ、その点はチェロも同様でしょうが数が違う。)

M子さんの今の先生はなんと年上の女性。
歯に衣着せずズバズバ言われる新鮮な快感もあるのかも。

年上のチェロの先生、それも女性。。。
まあ不可能やね。