前回の続きです。よろしく。
せっかくの京都、夜は和食を堪能したいもの。
日本料理、懐石料理、会席料理、京料理・・・・
よくわかりませんが、言えることは夜は値段が手ごわい!!!
古雑誌をひっくり返してたら京都の料理ピンキリという特集があった。
要するに「京都ブランド」崇拝で、それなりにムードがあれば観光客はすこぶる気前が良いそうだ。
石畳と格子戸と土壁で舞い上がったお客は、味の素たっぷりの椀物も、冷凍中国産のやせハモも「さっすが京都。やっぱりおいしい~!」と言う、書いてあった。
京都の料理が高い理由はほかにも。
ベンツ一台買えるヒノキのカウンター
包丁一本!技術料どす
野菜はまんなかのええとこしか使いまへん
ぎょーさんの板前、見習の人件費
サービスの人の着物はたこおすえ
○○はんの漆器、陶器、掛け軸、茶花
などなど。
これに対抗してこの値段でもできます!と奮闘している割烹料理屋さんが出ていた。
狙いをつけて予約しておいた。
(“そうだ京都に行こう”のHPにも出ていたことを後で知る。な~~んだ)
国際会館駅から宝ヶ池の自然あふれる道をタクシーで下り北山へ。
北山通りをショップめぐり(おもしろい雑貨屋さん多し)してこちらのお店で食事。
夜の京都にこんなお値打ち価格(3500円!)があるなんて奇跡のよう。
まず包丁の技もあざやか。
(有名店のお高いお昼を体験した時と同じような技あり)
材料も厳選されているし、何よりお出汁の味が最高でした。
こればかりはごまかせませんよ。
安くはない超繁盛店で、お出汁のまずい所も経験済みなのだ。
軽めにコースを楽しむにはピッタリだった。
ボリュームが欲しい場合は予算をあげればよいみたい。
というわけでゼッタイ混んでいると予想していたら、時間が早いせいもあるのか空きすぎ。
カウンターのご主人は愛想が悪いというのではないけど、あまりに寡黙。
(しゃべりすぎも困るし、むずかしいですね)
お弟子の板前さんにも無言で厳しい。
店内はし~~~ん。
なんか、ものすご~~い緊張感、威圧感。
お味ともにお店の空気も大事です。
もう一度チェックに行きたいお店でした。
安上がり京都観光報告おしまい。