熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

ハードケース その1

2007年10月31日 | チェロ
カチンコチンの肩当ては痛いし、上下に動いて不安定。
ゴルフバッグの肩ベルトに付け替えた生徒さんもいます。

何とかハンドメイドで解決できないものか。。。

肩といったら、肩パッドが脳内に点滅。
時代の遺物になっても、未だ棄てられずにいた肩パッドがあるはず。
ラグラン型を各2個ずつ繋げ、布でくるみました。
別に肩パッドでなくても、クッション材なら何でも良いのですけど。
何度も、背負って位置を決め、ベルトにダダダと縫い付けました。
これで肩当ては固定されるし、痛くはないし断然快適。

ただ雑な作り方をしたので、使用に耐えられずパッドがヨレヨレになったりする不安もありですね。
その時は、また作り直します。
汗で汚れてもコレならまた取り替えられて便利。

な~~んとこの年になって、ピッカピカの1年生気分。
空のランドセルならぬ、ハードケースを背負って部屋を歩き回っております。

狩野永徳展

2007年10月30日 | アート
京都国立博物館まで、気合を入れてGO!やっぱり混雑!!!

年とったお陰で、最近、画家の作風の変遷に興味がそそられるようになりました。
無名時代はどうか、世の中でどう認められたか、パトロンの影響はどうか、人生感、体調の変化などなど、思いを馳せるのも面白いです。

短い生涯ですが、圧巻。

江戸文化に目が行き勝ちですが、すでに桃山時代、日本美術の完成度の高さを再認識しました。
(西洋美術ではルネサンス期ですか。)

狩野派の中でも、永徳の天才ぶりが一目瞭然でしたね。

そして100番のバスで銀閣寺まで。
市バスなのに、観光案内っぽいアナウンスあり。
日本人極端に少なかった。

銀閣寺の近くのギャラリーで友人の個展。
日本家屋でお庭付の珍しいギャラリー。
ただ一人、ゆっくり中国茶をいただきながら、お庭と現代美術の融合、(作者曰く)現在美術?を鑑賞。
お~~、侘び寂びタイムです。

はるか昔、上野で卒展を見て以来、作風が一貫し続けていることに気がつきました。
それも、ある種すごいことですね。
リアルタイムで、作風の変化のない変遷をこれからも見続けますよ。

続・新旧チェロ

2007年10月29日 | チェロ
しつこく写真を。
こちらの色の方が現物に近いです。
ちょっぴり黄色っぽいのが、なんとなく気に入りました。

ガダ兄はこれといったクセもなく、無難に弾き易いチェロです。
‘安さん’と大差ない弾き心地と思っていました。

ところが、1時間練習すると前より疲れる。
ムムッと思って弦高を計りましたが、比較したい‘安さん’はもういない。
たしか、指板の終点A線が5mm、C線が7.5mmが標準とか。
ガダ兄はそれより、1mmずつ高い。
でも、指板の長さの誤差や測り方も微妙。
一概に寸法で決められないとも読んだことがあります。

‘安さん’は3ヶ月使用、2年放置のチェロセットを個人の方から買って、すぐ工房に持って行きました。

○駒を削って弦高を低くする。
○ウルフ対策とC線の音を落ち着かせるのため、魂柱移動(交換)。
○弦を全部交換。
この3点でした。(前にも書いてますね)

その工房は先生の大のお気に入り。

今回は新品を買ったばかりなので、メーカーにお願いするか、工房に持って行くか思案中。
それとも、しばらく様子を見るか…
季節の変化もあるでしょうが、弦の音程が変り易く調弦の頻度が高くなりました。
(演奏会でも、調弦をコマメにする方とそうでない方がいますよね。)

それから、毛替えも3箇所の工房で経験していますが、工房も当然ながら個性がありますね。
ワタシみたいな、熟年初心者向きはどこかしら。
工房で、著名なチェリストに遭遇すると、何とも場違いな自分を感じてしまいます。

一方、ハードケースに関しても、カスタマイズ進行中。
体に優しくない肩ベルトが大問題!
似たケースを持っている人も多いので、それもおもしろくな~~い!

差し当たっての夢は、ガダ兄連れてレッスン受講。
なんとささやかな…

新旧チェロ

2007年10月22日 | チェロ
ドイツの某有名メーカーで120周年記念モデルが今年発売されました。
いわゆるプレミア商品てヤツですね。
ここんちは10年ごとに日本向けにプレミア商品を出しています。
ユーロ対策にもマッチするナイスな商法!?

個人的には、どちらかと言えばプレミア商品を敬遠する方です。
別に理由はないのですが、まあ、天邪鬼だからでしょう。

でも今回は例外。120周年という数字にも何だかご縁があるし。
数種の中、ガダニーニタイプを選びました。(2本しか見てませんが)
早速つけた名前は「ガダ兄」
同じメーカーの‘安さん’のずっと兄貴分にあたるわけですね、ガダ兄は。
(年数ではなく値段が)

ほとんど、入れ違いに‘安さん’は去ったので、じっくり比較できず。
チェロ選びで、重さは大きなポイントでした。
重くないと思って買いましたが、‘安さん’より重い!
ケースもハードになって重いし、肩ベルトが固くて痛い。
ダブルで重いし、痛いので、もうヘロヘロ。

‘安さん’は妹が担いで、新幹線に乗って持って帰りました。
ワタシより遥かに体格もよく、力持ちなのですが、重い重いと嘆いてました。
箱入り‘ガダ兄’の重さに絶えねばならない、か弱い姉の運命はいかに。

それからチェロと移動中、人身事故は辛いです。
事故があった直後で、新大阪へ行くのに、JRが上下不通!
私鉄で、梅田まで行き、地下鉄で新大阪へ。
ワタシが同行していたから、別ルートで新幹線に間に合ったけど、妹1人だったら大変。
それと、電車で閉じ込められなくてよかった。
不幸中の幸いでした。

なんだか、夢のない現実的な話ばかり書きましたが、ガダ兄さんにぞっこんです。
本当にありがたいことです。
感謝感激の涙。。。

56回目のレッスン(通算73回目)

2007年10月20日 | チェロレッスン
突如、お奨めしたい練習曲がありますと先生。
初見で弾ける、第一ポジションばかりの簡単なテーマの繰り返し。
そのバリエーションが数種あって、だんだん音符が増えて早くなる。
16分音符が正確に早く弾けたら、ボッケーリーニにも応用できるのでがんばった。
次回までにテンポを上げて練習してくること。
先生の秋の一斉キャンペーンは、どうも音程と右手スピードのよう。

アップテンポは次のスケルツォもあるから忙しい。

◎メヌエット ボッケリーニ

前回終わりましたが、うまくいかないので再度チャレンジ。
心がけは評価して下さったが…

緊張してしまい、やっぱりコケまくり。

「よくなってますが・・・(まだまだアカン!)」

出だし、レド♯レミレ~を何度弾かされたことか…
(この楽譜、同じレ~にスタッカートがあったりなかったり)
最初が肝心。
ソフトに軽やかに粒ぞろいの音を出す。
レ~、響きを出すように。

4の指に力が乗ってないので、ぼやける。
発音をよくしようとすると、力の入った重い音、きつい音。
響きは短い。

ふんわり香り立つようなイメージで音を出して下さいと言われても・・・
よく響くソフトな音が出ない。
ちなみにアリュール付けてますが、香ってましたか?

ついに、「私のチェロだったら、もっと響くのに!」とぼやいてしまった。

先生のイタリア~ンなチェロと交換することに。
やはり、だいぶ響いてくれます。

延々、音のニュアンスをあれこれ言われ、まだよく理解できないながらも、
これが曲を弾く醍醐味かなと思う。
音楽をしている実感がある。

音のイメージを大切に!イメージ通りの音を出せるように!
デリカシーのない音の羅列はいけません。

最終的には、まあ及第点でデュエットできました。

が、録音をきいてびっくり。
チェロはやはり弾く人次第。
先生のチェロは、ワタシの演奏で無惨な別の音になっていて、
教室のチェロは、いつもとは違う上等な音色をしていた。

毛替えしたせいか、開放弦でビャンと言わなくなったのに、
先生のチェロでは、A線の絶叫が多い。
安物の弓を使うなと言われているようだった。

◎バッハ無伴奏1番 プレリュード(前半)

また残り少ない時間。
最近、見てませんね、ということで。

張り切って弾いたのですが、途中でふと楽譜を見たら、モタモタオロオロ。
楽譜のどこ見ても似ているので、どこかわからなくなった。

先生に、楽譜を隠され再チャレンジ。
この方が、よほど弾きやすい(途中でおぼろげなところありますが)
先生も、ずっとマシとおっしゃった。
なんだか、ロードムービーみたいなんですね、この曲。
山越え谷越え進んでいく感じが心地よい。

・・・のですが、
如何せん技術的に未熟過ぎてどうしようもなく、
もっともっと練習しなくては。
先生のチェロで、こんなプレリュード。すみません。

少し注意点を言われただけで、先生と一緒に弾いて本日終了。

チェロ探し ***即決編***

2007年10月15日 | チェロ
奥の手登場。
わが教室ルート。

弦や松脂の消耗品は教室で買ったことがありますが、チェロまでは考えが及びませんでした。
年に1、2回?、教室のホールで業者さんが楽器展示会や無料楽器診断をされますが、都合がつかず行けませんでした。(ヴァイオリン中心らしい)

そしてブログチェロ友サマからもサプライズな情報が。
同じ銘柄チェロでも、関西では、お値打ちネット販売があるとのこと。
よく見たら、教室が立ち上げた弦楽器HP!

弦楽器のネット販売をしているとは知らなかった!
先生もそのサイトはご存じない。

早速、事務局に問い合わせたところ、試奏もできないので実際ネットでチェロを買う人はいないとか。
(じゃあ、なんでHPがあるの?)
他店より値引きがスゴイ!
生徒ということでチェロを試奏したいとお願い。
そこで、気に入るものがみつかればラッキー。
ハードケースも生徒価格で買えるそう。

業者さんが、たった3点のみ教室に御持参。
輸入代理店ダイレクトというのがマル。
(3点でも、運搬大変ですね。)
予算を告げていましたが、高いの2点、安いの1点。
え、これだけ!?と少々ガッカリでしたが、一点、優れものあり!

先生も同席して下さいました。
その一点は今まで試したチェロより、いろんな点で勝っていて、何より音がクリア。
(予算オーバーですが)値段の割りに、上品で優しい。

「ワタシみたいですねぇ、先生」と言ったら絶句された。

先生がプレリュードを弾かれた瞬間、決意。
小一時間、先生にもチェックして頂き、めでたく決定。

ワタシの弓とも、相性がいいので、弓を買う必要もないと言われました。
業者さんの持ってきた高い弓達よりも、合っているそう。

弓、褒められて大変うれしいです。

あとは、ハードケース。
もう、これしかないという感じで東洋楽器のなんとかスリム。
(3.6kg+ベルト重量)

一気に決めてしまって、先生も余りの早さに「もっと考えなくていいのですか?」
でも、先生も文句なくこれが断然いいと言われたし。

不思議なもので、先生のチェロの音を聞き続けた結果、
似た傾向の音を好ましく思うようになりました。

高音がきれいな明るい系の音色です。
選んだチェロもそう。
低音に物足りなさを感じますが、我慢です。

野太い深い音がチェロらしくて好きだったのですが、
低予算では、暗過ぎたり、こもったり、難しいようですね。

ということで一件落着。
入金確認後、引渡し。

あとで思ったこと。
輸入代理店から持ってきてもらうより、行けばよかったかな。。。
会社も見てみたかったですね。教室の頭越しはダメなのかな。。。
もう遅い!

注:楽器販売HPの値引き価格は問い合わせ方式に変更されていました。
  わたしのせいだわ。

弾き振り

2007年10月13日 | コンサート
チェロ協奏曲で、初めてチェロの弾き振りを見ました。
ピアノの弾き振りより、体の位置的に不便そうでした。
しかしながら、難なく指揮も演奏もこなされ、大喝采。

この定演では、開演20分前に演奏者のプレトークがあるのです。
チェリスト&指揮者、ゲリンガス氏登場。
御髪は見事にシルバーグレーになられ、太られたよう。(コングレスで2度拝聴)
ロシア語のゲリンガス氏の通訳は、ロシア系のコンマス氏。
2年前の、ロストロポーヴィチ氏も参加の大阪のチェロコングレスは思い出深いとのこと。
ちょっ~と、チェロコングレスは神戸です。(大差ないって?)
チャイコフスキー交響曲7番の思い入れとか話されました。

モーツァルトは、一気にアルファ波が出るような心地よさ。
弦楽の大編成でのディベルティメント、贅沢な音でした。

チェロ協奏曲では、ゲリンガス氏、チェロを捧げ持つようにして、ご挨拶。
エンドピンは以前と同じく、傾斜がついていました。
風格のある楽器は、ライトが当たってピカピカ。
渋みのある熟成された音に思いました。
超高音と、pの音が何とも美しいです。
超絶技巧の時、肩パッドが邪魔そうでした。

<アンコール>
コルサコフの熊蜂。ぶんぶん猛スピード。
ケラス氏の時と同様、5番サラバンド。
ターラーラーラー、ターラーラーラー、ケラスさんより深刻な感じ。
どうして、この曲人気なのでしょうか。

一番、感動したのがチャイコフスキー7番。
交響曲は6番悲愴で終わりとされていて、初演後間もなく謎の死を遂げています。
書きかけの7番というのがあったのを知ったボガティレフ氏がパッチワーク的に2楽章、3楽章を完成させました。
この曲想から、チャイコフスキーは死のうとしていたのではなく、生きることをこよなく愛していたとゲリンガス氏も述べています。
あまり演奏されることがないこのシンフォニーに惚れこんだゲリンガス氏は、去年、日本でも九州で初演をされました。

雄大で、生命力にあふれた曲を聴きながら、生きることの尊さを思いました。

実は、このチケットを買ったのが6月中旬。
母の病気は夢にも思わず、末期がんの親友もまだ元気で、次男君の結婚式に張り切っていました。
結婚式後、徐々に体調を崩し、最近では辛い病状を携帯メールで知るたびに悲しくてやり切れません。
近々、母校の120周年ホームカミングデイというのがあり、彼女も東京からコーラス参加を楽しみにしていました。
恩師と高3のクラスメートで何が彼女を励ますことができるか相談中。

苦しみに耐えている彼女のことを思いながら、聴き入りました。

◆モーツァルト: ディヴェルティメント ハ長調 K.157

◆ハイドン: チェロ協奏曲第2番 ニ長調
 
◇アンコール
リムスキー・コルサコフ 熊蜂
バッハ 無伴奏5番サラバンド

◆チャイコフスキー/ボガティレフ補筆: 交響曲第7番 変ホ長調

チェロ探し ***リサーチ編***

2007年10月08日 | チェロ
まずネットでリサーチ。
買えそうな楽器のランク、メーカー、価格、を可能な限り多く調べる。
原産国での値段まで、チェックできず。←言葉の壁
肩が凝ってきて、結局、ほどほどに切り上げる。
あとは、パンフ、カタログも請求。

実際支払う予算をしっかり決める。(定価で決めてもねぇ)
先生に相談した結果、「現物をできるだけたくさん試して下さい。」
それって自分で探せということですか!?

主なメーカーや、輸入元は把握した上で、数箇所で楽器を試奏。
お店の方がチェロを弾けない場合もあったので、
1度はチェロ友さんに同行してもらいました。
やはり、他人様が弾いた音を客観的に聞くのは大切。
予算を決めているので、どちらの販売店も候補は3点くらいに絞られる。
イチオシのメーカーも店ごとに違って、重複する楽器はなし。

8分の7も試しましたが、拡張がなんと楽なこと!
それは数倍の値段の高級品だったのですが、音が小さいのでびっくり。
分数チェロだと、いつもチェロ持参というのは辛いので止める。
(そんな理由で止めていいのか)
中古も試しましたが、予算オーバーの上物。

価格については、定価の20%オフが通例なのでしょうか。
ネット販売では、破格のところもあり。送料も無料です。
実際のお店でも、条件付で20%以上値引きに応じるところも。
知らないメーカーの中古はまったく判断がつきません。
それにしても、ユーロ高による値上は痛い。
過去のカタログを見ると買う気がしなくなる。

百万2百万を越えるチェロは、安モンより必ずしも弾きやすいとは限りませんでした。
今回は、さほど大きな音とも限りませんでした。
音色と響きのタイプ?がかなり違うと感じました。
奥ゆかしさ、艶やかさがあります。
安いのは大きな音でも、けたたましく、尖っているような。
ちょっと悲しい。

楽器は出会い、とよく聞きますが、意味がわかりました。
実際見られる現物は限られていますね。(地域格差は大きいです。)
工房名を指定してみても、いつ入荷するか未定とか言われます。

結局、予算に該当する品は、どれを試してもそれなりに弾きやすく、
一長一短、トータルで大差を感じません。←やっぱり鈍感?
よって、決心がつかない。ムズカシ~

アスリート

2007年10月07日 | チェロ
藤原真理さんの‘元気のひみつ’が新聞に出ていました。
もうすぐ還暦。体格も155cmで小柄。
チェロを弾くため、想像以上のアスリートぶりでした。

稽古場も、楽器以外はなんだかジムみたい。
実際のジムにも、頻繁に通われている。
30才からはじめたスキーの腕前も、もうすぐ1級!?

彼女の「演奏会予定」というブログを拝見すると、
なんとボリビアの写真ばっかり!!!
おもしろいけど。

お元気ですね!

そういえば、中村紘子さんも、鍛えておられる。
草笛光子さんもそう。森光子さんも。
日々精進で年を重ねても芸は上り坂、
というのは最高の生きがいかもしれませんね。



それにしても、やっぱりチェロって熟年女性にとって酷な楽器なのでしょうか。
ううう辛い。。。
なるべく、体にやさいしい曲を選んでボチボチやりますか。

55回目のレッスン(通算72回目)

2007年10月05日 | チェロレッスン
○ニ長調音階
またもや、不意をつかれ音程も音色もお粗末。
音階の練習不足がバレマス。

◎メヌエット ボッケリーニ

あは、夏休みの宿題が、すっかり秋も深まった頃に熟成し…
と書きたいところですが、なかなか。

レッスンまでは、
かなりスムーズに弾けるようになり、曲らしくなったと少しお気楽でした。

先生はワタシの過去レッスンをお忘れか?
やっぱり、同じダメ出し+アルファ。
改善の度合いが微量過ぎて、お気づきではない?
(ワタシとしては、気づいてほしかったぁ。。。)

全般に4の指の音程注意。
親指が下がっているのに、3本の指が降りていない!?←本末転倒
拡張で、音が取れても、その音が鳴っていない。
(何度も、弾かされて、自分でその原因をつかめた気がする。
小指に力が乗る肘の角度ではなかった。小指が伸びていた。)

音が鳴らないまま、誤魔化しているような箇所を指摘。
弓幅を使う時、移弦の時、右手の弓使いが遅れる。
           ・
           ・
           ・
30分経過。
これでは、さすがにエンドレス。一応この曲マルだそうです。
先生が楽譜をお忘れになったので、最後合奏できず、とても残念!!!

録音を聴くと、やはり音がボケ~ッ!!!

◎スケルツォ ウェブスター

右手がだいぶ安定してきたそう。
前回、手先だけで弾かないように言われたけど、
今回は肘から手先まで棒みたいになっていると言われた。
もっと、やわらかく。
手首をどの程度動かしていいものか…

元気のいい子供にピッタリの曲。
童心に返って弾いて下さい。
prestoは早く弾く。
pのところ、menomossoのところは暗くならない。
寝ぼけていると言われた。

実際、先生についてスピードを上げて弾いてみる。
音をチェック。高音の響きを出す。
くだりでも音のキレを出す。
弓幅広くしてフォルテ。右手がんばる。

menomossoの歌い方。
ここで、ヴィブラートで弾かれる先生に質問。
ノンヴィブラートでないとだめかと。
必要と思うところに、ヴィブラートをかけていいとのこと。
どうも、先生はヴィブラート教えることに積極的ではないような気が。
クライマックスの高い音に、ヴィブラートをかけてみたところ、まずまずの出来。
音程が狂いやすいので要注意ですが、曲に慣れたら2分音符くらいにはかけていくつもり。

ためになるからと義務感で弾いていたスケルツォでしたが、こんな動画がありました。
スケルツォ
とても盛り上がって楽しそう。無邪気にがんばってみますか。
少年達、やっぱりヴィブラートありですね。

残り時間数分。バッハかベートーベンどっちでも。と先生。
(きゃっ、バッハ生きてました!)
時間が無いので下記へ。

◎ト長調メヌエット ベートーベン

音の繋がりについて。
付点のリズムにつられて、右手がフラフラする。
TRIO、小節の最初にポイントがあるのに、スタッカートで後ろが重くなっている。
スタッカートの音が、押しつぶされた音。
(ちゃんと鳴らそうを思うとそうなるのです。泣)