熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

弱い骨

2005年12月27日 | 健康


今朝、歯科に行ったら歯の根が腐っている、とか歯周病とか恐ろしいことを言われた。
体調を整えて、肩がこるようなことはしないようにとも。
(パソコンも肩こりますね

11月から、痛みはないけど一ヵ所歯茎が腫れ膿がたまっては、歯科の治療を繰り返している。
なかなか根治できないみたいなことを言われてガックリ。
年に一度、歯の点検をしてもらっているけど、ここ2年は全然異常なしだったのに。

確かに、仕事に追われて疲れている時に腫れるようだ。
やっぱりチェロも関係するのかな?
今だかつて連続1時間以上練習したこともないのだけど。
30分ずつ細切れにできればいいけど、なかなか…

今年は骨関係ばかりのお医者さんにお世話になるという異例の年だった。
年末まで、もう懲り懲りという気分。
来年は骨太な年にしたい!


つづき☆サプライズプレゼント

2005年12月20日 | コンサート


チェロアンサンブルの愉しみ」は京都府の舞台芸術振興・次世代体験事業でもあった。
事前に応募すれば中高生はレクチャー、リハ見学、公演後のアフタートークに参加できるのだ。

自分が中高生だったら絶対行くのに、と指をくわえて諦めていた。

と、ところがっ!
もったいないことに、中高生が定員に満たなかったようで、アフタートークに20名のみ大人でも参加できるとのお知らせがあった。
次世代ではなくて‘手遅れ世代’でホント申し訳ないんだけど申し込んだ。

30分の予定だったけど、5名の皆様は和気あいあいな感じで1時間もお話下さった。
こんな風に身近にお話を聴けるのは初めてで大感激だった。
(演奏後お疲れだし、早く飲みにいらっしゃりたかったでしょうに)

茂木大輔さんの「楽器別人間学」にあるチェリスト像を彷彿とさせる方々にお見受けしました。

包容力とバランス感覚に優れた博識者。
ユーモラスでシニカル。表裏がなく誠実。頼まれるとイヤとは言えないお人よし。(本より)

それとたいへん謙虚で恐れ入ってしまいました。

会話は標準語だったのですが、意外にもほとんどの方が京都か京都の学校ご出身だった。
師弟、先輩後輩関係の方も。それぞれ大活躍の方ばかり。
近々コンサートがある古川展生さんも京都だし、やっぱり京都は層が厚いです。

Q&Aもまじえたお話は身を乗り出して聞きました。
列挙いたします。(上級者向きのお話は忘れてますよ)

●練習および演奏についてのアドバイス。

が大切
方法論、技術論より耳を鍛える方が大切。by河野氏
弾いている時にどれだけ自分の音、人の音が聴けるか。
自分の録音を聴くのも効果的。

自分の録音を聴くことは自分の声を聴く時のようにガッカリする。by藤森氏
  えっ、名人でも?

ただ…
手遅れ世代に関して言えば、してはいけない体に悪い奏法、指使いとかは最初に必修、と思った。(想定外の受講者のつぶやき)

・練習のテーマを決める。
音程、音の流れ、etcアプローチの方法はいろいろあるので、意識して今は何を問題にしているか考えて練習する。
一度に何もかも出来ない。漫然と練習しない。
目的を持てば嫌いな曲も弾きやすくなる。

・呼吸は大切
全員大きく頷かれたけど、呼吸法の学び方には言及されなかった。

歌うように右手を動かすために太極拳が役立った。by藤森氏
メニューインはヨガをしていた。

・体全体で弾く
体が小さいので地に足をしっかりつけて体全体で弾くことをドイツで学んだ。by林氏


@番外
自発的に弾きたい好きな曲の練習は「遊び」になってます。笑
ストレスがないのでドンドン弾ける。そんな状況に練習をもっていきたい。
練習は時間の長さではない。集中力だ!!!以上by上森氏

●編曲について
今回の肝。ラヴェルのクープランの墓、チェロ編曲の裏話。
難しそうと思ったらやっぱり「超、超、超、難しかった。」とか。

●恩師の思い出
正反対の教え方を国内外で経験して今日がある。
黒沼先生、徳永先生のユニークなエピソード。

●楽器について
いい楽器が欲しい。
今の楽器は3年目だけど、楽器のいい音がまだ出し切れてない気がする。

●音
もっといい音が出したい。強くて深い音!

@番外
熊蜂を弾いて、指をいっぱい刺されました。by上村氏

などなど、とっても楽しくて親しみを感じるお話ばかりだった。
(中高年ではなく中高生対象。しつこく)
仲良しの5人だからこそ、すばらしいチームワークでアンサンブルができるのでしょう。

参加者の中高生のみなさんも、すごい先輩めざして頑張ってください!

手遅れ世代だけど、練習がおもしろくなりそう!
今のワタシには願ってもないひとときのプレゼント。

大感謝でございました。


チェロアンサンブルの愉しみ

2005年12月19日 | コンサート


上記のタイトルのコンサートへ行った。

昨日の京都は午前中、雪が積もっていたそうだ。
朝、六甲山も白く積もっていたもんね。
京都府立文化芸術会館の室内楽向きな小さなホールだった。
きびしい冷え込みの中、補助椅子、立ち見の大盛況。
ワタシの席もほぼ最後列の真ん中だがギリギリ買えてよかった。

聴きごたえのあるチェロのフルコースを堪能した感じ。
それも珍しい食材や料理法も取り入れ、趣向を凝らしたヌーベルキュイジーヌかな。
タイトルどおり心から愉しませて頂き、うれしくて夢み心地で帰ってきた。
(寝てたわけではないのよ。ちょっと遠いけど観察してました。)

ヴィヴァルディでスタートした時、つい先日のコンサートでキラキラした音のする演奏がバロックらしくて印象的だったせいか、チェロだけだとちょっと重い感じがしてしまった。(ヴィブラートかなりかかってました。)

聴きなれないティッチャーティは詳細不明の人らしい。
教材的な曲を残していて、今回のはバッハ風とハイドン、モーツアルト風の二つ。
パロディみたいにそれ風でおもしろいっ!

2人、3人、5人と曲によって編成が違った。

ソロ部分も5人が満遍なく担当で、席替えがあったり進行もご苦労さまです。
チェロの音色はそろえる様に弾いているそうだけど、やはり音に個性があり大変興味深い。

知っている曲のせいもあるのか、有名な“チャイコ”の“アンカン”(と呼んでいるそう)はしびれました。藤森氏がソロ部分担当。

あとラロのインテルメッツォもメロディアスで好きだなぁ。

熊蜂の飛行は蜂の唸りがスゴイし、皆さんの指使いの速さといったら…
お客に受ける曲だそうだけど、ほんとそう思う。

ショーロスというギター曲は、なんと弓を使わずピチカートのみで。指痛そう。

一回聴いたら忘れない曲だ。

一番深く心に染み入ったのはアンコール最後の“賛歌”。
歌曲を室内楽にした楽譜を、林氏が5本のチェロ用に編曲。
クリスマスでもあるので選んだそう。
アンコール曲は掲示されてなかったみたいで、作曲者を知らないワタシ。
(ちなみにショーロスはショーロンポーと覚えて帰ってググッた)

チェロらしい暖かな曲で、5つのチェロの美しいハーモニーに涙が出てきた。
チェロを習いはじめたお陰で、すばらしいコンサートで熱くなる機会が増えて幸せ!

このあとにまだまだシアワセが!チェロの練習もしたいので次回に!

メンバー:上森祥平、上村 昇、河野文昭、林 裕、藤森亮一

プログラム

ヴィヴァルディ:協奏曲 ト短調  FⅢ-2(5Vc)
ティッチャーティ:組曲 ト長調(2Vc)
ティッチャーティ:ディヴェルティメント ト長調(3Vc)
ラロ:インテルメッツォ(5Vc)

休憩

チャイコフスキー:アンダンテ カンタービレ(5Vc)
チャイコフスキー:エレジー(5Vc)
リムスキー・コルサコフ:熊蜂の飛行(5Vc)
ラヴェル(上森祥平編):クープランの墓より(5Vc)

アンコール
ジョン・ロボス ショーロス(5Vc)
パ・・・誰?   賛歌(5Vc)


12回目のレッスン(通算29回目)

2005年12月16日 | チェロレッスン


教室のチェロレッスンは人気種目らしい。
どんどん生徒さんが増えているようだ。
(先生のキャパを超えないことを祈ります。)
前回みたいにレッスン前に練習というのは甘かった。

今日は「力が入りすぎ、力を抜いて」を何度言われたことか…
今年最後のレッスンで気負っていたのかもしれないな。

●ハ長調の音階。A線ソまで。
 音程とともに、音を響かせることを意識しながら弾く。
 はぁ~~、毎度おなじみ音階もスパッときまらない。
 予行演習したかった。

●ウェルナー29P最後の8個スラーの音階上がり降り。
 移弦で力が入りすぎる。ブリッという音もしてしまう。
 右手だけで柔らかく移弦してみる。
 移弦より左手なしで弾くこと自体がすごく困難。 
 でも備えあれば憂いなし。楽譜に弦の変わり目に印を記入済なのだ。
 デコボコがちょっと平坦になった。でもまだまだだ。

●ヴィブラート
 ハ調の音階で一音ずつ大きくゆっくりヴィブラートをかけてみる。
 ただ音がフラフラ上下しているだけでヴィブラートといえない。
 左手の力がほどよい?時や、接点がピンポイントでハマっていたらOKの音に
 なる。     
 左手指の角度や指先の位置など注意して音を探してみなくては。
 時々OKが出るけど、マグレなので録音で要再チェック。

●リベルタンゴ
 今回こそ可能な範囲でヴィブラートも入れて決めるつもりが…
 ハナから先生のダメ出しあり。
 ミファミドシのドが強すぎてシが弱すぎる、つまりスラーの移弦が悪い!
 →移弦に効く重音の練習。延々と続いた。(泣)
 これって最初の頃にした練習ですけど。振り出しに戻って堂々巡りね。
 
 あとはミ~~のヴィブラートの練習。音を拡げるように。
 胸を張る。(また言われた)
 リベルタンゴはどこへやら。
 時間切れ。(涙)いや~ん「すべるたんご」!!!

一番最初に「意外とこの曲やさいしいですよ」と言われたけど、とんでもなかった。
未だに最低30分は予備練習しないと調子がでない。
今の腕ではこれが限界と思われたのか、先生も「この曲もういいです。」
最後はあっけなかったわ。へなへな。

前の先生からの引き続きでレパートリー2を使っているけど、ワタシには難しすぎるようだ。この本は休んで、見たこともない違う本?ショック!

「エ~~!?、楽しくない曲はイヤですよぉ」ワタシ
「楽しい曲ですよ」先生
まあ、デュエット曲だから楽しいかな。しぶしぶ…

ジェームス・フック(ピーターパンではない)のデュエット曲。
18世紀末の作曲家だった。でもバロックじゃないのよ。
古典派らしい。4拍子の超フツーの練習曲っぽい。
ヴィブラートは不要。
とにかく音程を正しくとのご指摘。

せっかくのヴィブラートは「荒城の月」で練習します、と自己申告した。
また闘志燃やしすぎて沈没しそう。


室内楽コンサート

2005年12月14日 | コンサート


兵庫県立芸術文化センター小ホールにて。
お披露目以来です。
ほぼ完売の時にチケットを買ったので、アリーナ状のホールで舞台背後の高いところから覗き込むような位置。
チェンバロを真上から見ていて、おもしろかったけど。

席からは客席一望することになり、かなり年齢層が高かった。
前の席で寝ている人は、すごく目立つのがよくわかる。

安い値段だし演奏者も若いので、もっと若い人に鑑賞のチャンスを!と思った。(自分のことは棚にあげている)

サブタイトルが“豪華メンバーによる18世紀バロック音楽への挑戦”。
なるほど、バロックでも各種あるわけね。
18世紀だったらロココは?と思ったけどそれば美術の話。
いずれにしても、装飾たっぷりで華麗でゴージャズ。
ヴィヴァルディとバッハは同じバロックでも、イタリアものはとっても華やかな感じがする。

今回楽器のバリエーションも豊富で、全部の音がピタ~っと合って響いた時は天からの贈り物、至福の瞬間でありました。

お目当てのチェロ。
植木さんの姿勢は背筋がシャンと伸びて美しかった。
斜め後姿が一部見えるだけで残念。
只今、個人的に注目のヴィブラート、バロックではあまりいたしません!

にぎにぎしくさえずっている主役のバイオリンを引き立てるために、他の楽器があるようで…
チェロも曲によったら、ヴィブラートなし第1ポジで2分音符、4分音符が続いたりして、親近感。

バイオリンは本当に難しそう。いつも室内楽ではそう思う。
素人の思い過ごしかな。

後ろからでは表情は見えなかったけど、背後にも“楽しいね!オーラ”を出して弾いていただくと尚よいかと。

仕事の後でも、近くて行きやすいホールができて喜んでいるのだけど…
椅子と相性が悪いのか、座っているのが辛くなった。
(一枚板の壁に座面をつけたタイプ。)
次回はクッションを持参しようかと思う。

若い演奏者の晴れやかな笑顔がステキだった。
外は特別寒かったけど、あったかい心で帰路についた。

■パヴィメント・ジャパン
ヴァイオリン 豊嶋 泰嗣 、四方 恭子、  矢部 達哉、  島田 真千子 
ヴィオラ  川本 嘉子 
チェロ  植木 昭雄 
コントラバス  黒木 岩寿 
ファゴット  吉田 将 
チェンバロ  大塚 直哉 

■プログラム 
 
・ジェミニアーニ:「コンチェルト・グロッソ op.2」 より “No.3 ニ短調”
・ヴィヴァルディ:ファゴット・コンチェルト ホ短調  
・ヴィヴァルディ:「室内ソナタ集 op.1」 より “No.12 ラ・フォリア ニ短調 RV.63”

休憩
 
・コレッリ:「コンチェルト・グロッソ op.6より“No.8 クリスマス・コンチェルト ト短調”
・ヘンデル:12の合奏協奏曲 op.6よりNo.12ロ短調
・ヴィヴァルディ:「調和の幻想 op.3」より“No.10 4つのヴァイオリンとチェロのためのコンチェルト ロ短調 P.148, RV.580”

アンコール

・ヴィヴァルディ:バイオリン協奏曲「ラ・ストラヴァガンツァ」No12の2楽章 
・バッハ:G線上のアリア
(G線で弾くバイオリンの曲。チェロは超脇役、納得でした。)


母と神童 五嶋節物語

2005年12月10日 | 音楽


最近、五嶋龍君の雑誌特集を遅ればせながら読んで、この大阪弁の母は何者?という興味を持った。

娘時代は、はねっ返り、天衣無縫、豪放磊落、ダイヤの原石、こんな形容がピッタリのお嬢だった。

守口市々長だった祖父が官邸で佐藤栄作の肩を気安く叩いて、大目玉だったエピソードは、彼女にも伝わる「それがなんぼのもんや」というDNAの表れだと思った。
(栄ちゃんと呼ばれたいと言ってたのにね)

「それがなんぼのもんや」というのは典型的大阪人の感覚でもある。
ゼニ、ゼニという割には「笑い」を取れても値段のとれない「大阪ブランド」の土地柄。
見せかけではなく中身で勝負なのだ。

本に出てくる関係者の証言がコテコテの大阪弁なのもうなづける。
かっこつけない。
(括弧して標準語の訳がつくところも多々ある。笑)

母上は薬剤師だし、父上は空手の名人。
音楽一家とはほど遠い家庭だが、幼稚園からバイオリンを習わされる。

高校時代に本気になって一気に注目を浴びる。
高校の卒業演奏会を振り返って恩師は語る。

あのアホな落ちこぼれの劣等生が…
びっくり仰天だった。これは天才だと思った。

楽しみにしていたのに大学を中退してしまって…
「なんで私より下手な先生に習わんならんのん」と言ってたらしいけどその通りだろう。

学生時代はお騒がせの生徒だった。
東京からエラ~イ大先生(故斎藤秀雄氏)が指導に来られる時は学校中、先生も生徒もピリピリ状態。
そんな時に限って、大先生を怒らせるようなことばかりしてしまう彼女。
最後は「できません!」とオケの練習を蹴って大学も辞めてしまう。
大学側は大慌てで謝るように求めたが応じなかったようだ。
権威主義的なムードを毛嫌いした。

家出して水商売も経験した。歌謡曲の伴奏のバイトもした。
特に歌謡曲は人に聴かせるための勉強になった。

実力を発揮して東京やドイツで勉強するチャンスも掴むがことごとく家から猛反対にあい断念。

バイオリンまで取り上げられ、おとなしく結婚したら返して上げると言われ渋々望まぬ結婚をしてしまう。

あれだけ、たくましくわが道を行く彼女でも、自分の親だけには降伏せざるをえなかったのか。

今度は自分が母。そして母は強し、の物語。
教育ママ、ステージママまっしぐらで五嶋みどりを育てあげる。
みどり9才で渡米し、夫とは別居、そして離婚。
新しい恋人。出産、再婚の難行苦行。

ふと疑問。五嶋は最初の夫の苗字。
龍君の父は金城。
今の夫とは一緒に暮らす日が少ないと書いてあった。
五嶋はもはや節さんのかけがえのない名前。
母系化しているのかもしれない。

龍君も凛々しく成長し、期待の星だ。
とても視野が広い青年で好感が持てる。

伝記みたいに読んだけど、五嶋みどりのサイトに節さんのコーナーもあって、天才2人を生み、育てた天才の孟母はまだまだお若いと不思議な感じがした。


ストリートミュージシャン

2005年12月08日 | 音楽


昨夜テレビをつけたら、パリらしき古い町並みが写り、コントラバスの修理屋さんにカメラが入った。

次にそのお友達の工房へ。
なんとチェロの修理屋さん!
チェロをこじ開けて解体なんぞしている。

ど、ど、どこだっ!

やはりパリ。マレ地区でした。
昔は様々な職人が住む町だったとか。

番組のHPには何も書いてませんが)

ヴォージュ広場では夕方になると、路上で演奏が始まるのだ。
ジャズあり、クラシックあり。何でもあり。

広場にある家具屋のおじさんもジャンルを問わずいいものは何でも好きと話す。

ジーンズで踊るようにしてヴィヴァルディを弾いているグループがいた。

ノリノリのストリングスだった。
バロックもロックだ!イェ~イ!

いいなぁ。行って見たい。

音楽には柔軟な心が大切だと思う。
美空ひばりも無伴奏も垣根なしに感じて演奏できる人はエライ。

かの五嶋節さんはそんな人。
最近読んだ五嶋節物語「母と神童」は“事実は小説より過激ナリ”なお話だった。

詳しくは次回に。


大失敗×2

2005年12月05日 | 日常


急に冷え込みますねぇ。六甲おろしの冷たいこと。

まるで傷口に塩ですわ。

朝起きたらお肌がカサカサ、表皮がやられてる!
前の晩、あたりに散らかる試供品を使用してみた。
めがねをかけてよく見たらクレンジングローションと日焼け止めをつけて寝ていた。
おまけに古くて変質していたかもしれない。


FAX電話を買い換えたので、NTTのHPからナンバーディスプレーの申し込みをした。
肝心の電話番号、そしてメールアドレスまで間違えて入力していた。
携帯だけ合っていて、NTTから電話があった。
バカかと思われてもしかたない。

めがねをかけずに勘で行動するのはキケン!
昔は目のいい人だっただけに要注意だわ。


11回目のレッスン(通算28回目)

2005年12月02日 | チェロレッスン


もう師走。なんだか前のめりの毎日です。

ではではレッスンについて。

珍しく早く到着したら、教室もチェロも使えるラッキーな状態だった。
たとえ10分でも練習して腕を慣らしておけるのはありがたい。
いつもバタバタして、楽譜、めがね、レコーダー、指のテーピング(まだやってます)
邪魔になる髪をとめるヘアピンだの、準備に見苦しい行動をしていた。

事務局の方にチェロのチューニングは自分でできないことを話すと、
じゃあ調弦してきますとのこと。なんと親切!

さあ、練習、練習。
このチェロ弾きやすい、やっぱり欲しいなチェロ、と思いつつ、家よりよっぽど上手く音階が弾けてしまった。
音程も完璧だ~い!

さらに珍しく先生遅れていらして、目一杯20分弾きまくった。

先生恐縮なさって、今日は準備運動もできてるので曲からということで。

○リベルタンゴ
恒例ミファミドミ~~~(いつまでやってまんねん!と言われそう)
なぜか先生の伴奏とハモれない。

先生にチェロを渡すとチューニングが全然できていなかった。
あっちゃ~! 狂った音で練習してたのね。
狂っていても気がつかないワタシっていったい…

これに動揺したのか、じんわり音痴の持病が出てきた。

細かく順に検証。
(ワタシの耳には)ビミョーな音のズレ、指の置き方などを逐一チェックされる。
D線ミドシ・・のドシの音が曇るので何度も何度も弾いたり、とか書き出すとキリがない。

通してざ~っと弾けるようになって喜んでいたけど、まだまだほんの序の口に感じた。
年越しでも、まあいっか。
(録音を聴くと、真剣頭の芯が痛くなる音だ。現場ではそこまでひどく感じないけど)

ミ~~~で先生ついにビブラート発令!
あれ?まだ時期尚早じゃなかったっけ。

前任の先生が「ちりめんビブラートとか変な癖がつくので勝手にトライしないように」と言われたので、
まったく文字通り手付かず、ワケわかりません。
いや~、ビブラート講座にかなりの時間がかかった。
一朝一夕にできるものではないのがよくわかる。
不安になって「一生ビブラートできない生徒っています?」と聞いたら、「大丈夫、できますよ」と言われてちょっと安心。
腕を振る練習します。

○荒城の月
ほとんど時間切れ。4ポジの指の並べ方が崩れやすい。
1でも4でも基本の指の形を崩さない訓練が大切。

軟弱なワタシにしては、練習も含めてぶっ通しで長い時間チェロを構えたことになる。
途中、姿勢が前かがみになり力が入って固まっているとのご指摘が。
すっと力を抜いて胸を張ったら弾き易くなった。
それと、又もや弓を張りすぎと言われた。癖なのかな。
弓を張らずに胸張ろう!

ともあれVIVA!VIBRATO記念日だわ。