出かける直前に楽譜に注意点など書き込んだら、楽譜を忘れるという大ドジをしてしまった。
といっても、今回楽譜ナシでも何とかなりそう。
と思ったけれど、ご親切に、先生が楽譜を貸して下さった。
楽譜捜索中、教室のチェロをシルクの布(ハギレを持参)で拭き拭き。
松脂もしっかりふき取る。
○長調音階12種 (参考ウェルナーP84)
開放弦使わない方法。1音ずつ一弓。
「C線のドは開放弦使って下さい。」・・と言われなくても使いますって。
他に方法あるのだろうか。
主音がCからHまで12種類。
指がパターン化できるので、後半コケながらも、とにかく最後まで。
一音ずつ音程チェック。
音を探らない。一発で決めるつもりで。
行き帰り同じ道順で。(時々迷子)
Fis-dur(嬰ヘ長調)とGes-dur(変ト長調)は楽譜は違っても、実質同じ異名同調。
でも違う?
先生が2種類弾きわけ、正解を出せてホッ。
調性について、よく学んで下さい。
楽譜見たら、パッと何調とわかるようになって下さい。
とまあ、漠然と大きな課題。
(こちらは、拡張の練習のつもりで音階を練習していました。)
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帰って、青島氏の本で復習。
異名同調のところ、演奏者の作る音色で変化すると書いてあります。
ピアノだと、(♯6個)Fis-durは指を立てて弾き、
(♭6個)Ges-durは指をねかせて柔らかいタッチで弾くとな!?
異名同音の項では、♯は明るくきらびやかに、♭は暗く穏やかに、
もっと言えば演奏家の顔の表情も聞き手に働きかける、と。
(ずっと前にもココに書いたけど)
青島氏のお顔が浮かんできます。
各調性の性格と使われた名曲も書いてあります。
‘みなさんも、今聞いた曲が何調なのか、つねに注意して聞く習慣をつけてください。
また、演奏するときは、作曲者がその調性を選んだ理由を、よく考えるようにして下さい。’と結んでありました。
そんなこと考えたこともありません。
調の性格って言われても、今のところ皆ドレミファに聞こえるのですけど。
そのうち、「あ~、やっぱりAs-durって、高貴で大人っぽいわ~!」となるのでしょうか。
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弾き方のバリエーションで苦手なのはスラー。
全弓しっかり使って。
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○7.メヌエット3 バッハ (suzuki3)
ハイ、コレですね、と開いて下さった楽譜がト長調メヌエット。
(予想どおり先生の記憶はアイマイ)
先生の中ではこの曲はマダマダだったのでしょう。
知らん顔して、またレッスン受けてみたらどうなったかな。
「ハ短調のガボットも終わって、メヌエット3です。」
先の音階の流れもあって、味も素っ気もない弾き方で、すぐにストップが。
テンポを下げて、丁寧に。
今回は、音程。
自分ではOKのつもりでも、あやふやなところが多かった。
原因の一つが、ハ短調で拡張が続く場合、指を残していないこと。
開いた手の形をキープする力が必要。
開き方も足りない。
前に言われた、dolceの音質については言われなかった。
録音を聞いたら、我ながら♭3つの暗さがかなり出せた気がして、ちょっとうれし。
細かい所の、ニュアンス何箇所か。
そういう所で、グッとシロウトっぽさが減ったりする。
例えば、ミソ・ド・シ・ドーで、スラーのミソは味を出す。ミソ味。
全体的に、弓の使い方が少ない。
特に前半。
フォルテも圧力をかけて汚い音になっているので、圧力ではなく弓を多く使うように。
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時間があるので、お手本演奏をお願いしたけどダメ。
この曲は表現力がすごく大切。
先生自身も構えてしまう名曲の一つの様子。
suzukiではお子様にお馴染みですが。
クライスラーのような古い演奏家のユーモレスクが、とっても味があるそうな。
ユーモレスクについては、つづき書きます。
あと、先日の四重奏のモノ真似及び雑談。
「カノンの2番、ちゃんと練習してますか?」と先生。
な、なんとアンサンブルクラスの新曲パートはバッチリ記憶されている!
実はまったく手付かず。これからハ音記号の楽譜を解読します。
クレンゲル賛歌もあるのですから、長い目で見てほしいです。