熟年の手習い

熟年老い易くチェロなり難し

今日の記録

2015年04月19日 | 日常
朝から雨。

選挙ポスターを貼りに回る大役があるのに困った。
傘をさしては貼れません。

半透明のビニールですっぽり覆う雨具があるかも。
大急ぎで自分と母の部屋を探し回ったら、泥棒が入った後のような散らかり方。
とっくに捨てたと思ったけど、あってよかった。

貼る場所がすべて一番高いところだったのも困った。
届かないところは石垣をよじ登ったりした。
雨ですべってころんだら、と思わないでもなかったけど。

ポスター貼りのメンバーが面白かった。
庶民派のイメージに乏しい候補なのに、意外なことに飲み屋や商店のオジサン、オバサンが多い。
下町の人懐っこい人達に支えられる候補、好感度アップ。

昼から、地元の小さなサロンでチェロのコンサート。
ベルギーの若い男性チェリストで、珍しい斬新な曲が聴けたのがよかった。

プーランクのチェロソナタと、マルティヌーのロッシーニの主題による変奏。
帰ってナクソスで、ちょっと聞き比べたり。
ケラスのプーランクもステキ。

このチェリスト氏はお馴染みの小品は、なんだか物足りない感じ。
長い「グランタンゴ」が暗譜で、なんで「白鳥」を楽譜見ながら弾くの?と思って見てたら。。。
演奏の如何にかかわらず、この曲、今の私にはダメです。
涙腺崩壊が止まらず、えらいこっちゃ、になります。

白鳥を母に聴かせることを目標にしていましたが、早々にお互い諦めてしまったこと。
たくさん名人のチェロ演奏を聴いて、すっかり肥えた母の耳。
最後までチェロを好んで聴いていたこと。
思い出すと泣けてくるのが自分でもびっくり。

普段のドライな私がどこへやら。

さて、今日のN響番組はヒラリー・ハーンだったのに、見逃してしまいました。
残念!

母の最後の冥土の土産コンサートが彼女のでした。
演奏の素晴らしさに仰天していました。
妹からのプレゼントでしたが、いい思い出です。
もう泣きませんけど。

それにしても音楽って、突然急所をついてくるものですねぇ。
ヴィジュアルよりも、ずっと強力です。


無題

2015年04月18日 | 日常
○○ちゃん、と私の名前を呼ぶ声で目が覚めました。

いい年になっても朝寝坊の私を何万回?も起こしてくれていた母の声ではありませんでした。
誰の声なのかわかりません。

母の「○○ちゃ~ん!」が聞けなくなったことを寝床の中でかみしめる。

でも「○○ちゃん」と呼んでくれる新人が増えました。
姪の子供その1、三歳。
先日、初めて電話で会話成立。
愉快です。

GWに一家で来るので、掃除しながら低い視点で眺めてみました。
地を這うようなチビちゃん達の視野は別世界。
思わぬところが、結構、汚れやホコリにまみれておりました。

チェロ弾いています。
三つ子の魂百までといい、三歳児はよく身つくわけですが、51才の魂いったいどこへやら。
10年経って益々大変になってきましたよ。

基礎が出来ていないと気がついてやり直したはずですが、
それも復習していないと元の木阿弥だと痛感中。

何だか出来た気になっていたことが多すぎる。
もしくは練習不足で出来なくなっていることが多すぎる?


お花見

2015年04月02日 | 紀行




花散らしの雨にたたられず、満開と晴天の本日は絶好のお花見日和。

友人が、一度ここを見せたかったと案内してくれました。
関西でこんなスケールの大きい桜の名所は初めてです。
昔は穴場だったようですけど、今はものすごい人出。

ググると人のいない写真が圧倒的。


桜の木が元気なのがいいですね。

対岸にサントリーの工場が見えるので、阪急でも行けそうですが、
ずいぶん遠回りして、遠いところに来た気がしました。



日に当たりすぎて喉もカラカラ。
梅田ではお茶を飲むのも一苦労。
平日でも、どこも満席。
空いているお店があり、パフェがおいしそうだったので値段を見たら、2千円近い!!!!
ここは無理。
ノーマルな価格のお店を探すも、みつからず戻ってケーキセットを頼みました。
1400円でしたが、ものすごく美味しかったので満足満足。
静かだし、イイ穴場を見つけました。
お子様連れが目立ったのですが、小さい時からこんなお味を知ってしまったら、不幸かも。