頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

記事300本目です。

2006-12-15 | days




ついに記事投稿300本を迎えました。つい先日カテゴリー欄にある数字を合計したら、ぴったり300で、ギョっと致しました。300本の辻褄合わせに、過去記事削除するという暴挙も考えましたが、目次2本分をマイナスして、今回が記念すべき(かどうか知りませんが)300本目となります。

記念記事は確か150本目に書いて、「なぜ150という中途半端な数字?」とコメントを頂いたので、じゃ、次は300本目で!と思ってました。今回は気づいたのが遅すぎでもなかったのでなんとか間に合ったかと。(200本目の記事書いた記憶がなかったのですが、書いてました)

今回の記事は通常営業のアホネタを草稿フォルダから漁って何本か見繕っておいたのですが、なんとなく気が変わって、こんな感じで営業しとります。



3月1日に始めたときはまさかこんなに続くとは全く想像だにしませんでした。ネタが続くの問題よりも、基本的にとても飽きっぽいのです。「継続はちからなり」と言うより、「継続のちからなし」ですので。また、父島旅行記がすぐに終了して、その後はたぶん好きな小説のことでも細々と書くかなぐらいにしか思ってなかったのですが、色んな誤算がありました。

始めて1ヶ月ぐらいは、ブログとはこれほどまでに反響がないものなのかという誤算(=誤解)誰も笑わない、誰もふーーんと言わない アクセス数はもちろんですが、コメントもスパムのトラックバックすら来ない。すると、その誰も読んでない感がやや心地よく、継続が嫌いな私がつい手がすべって継続してしまうことになるという誤算。するとかなり経ってから初めてもらったコメントに喜んでしまうという誤算。父島旅行はたった4日なのに29回も連載してしまったというとても大きな誤算。まだ最終回書いてないという誤算

と、誤算だらけだったからこそ最初の数ヶ月続いたんだろうと思います。最初からコメントがついたり、面白いなどとおだてる人がいたら、つまらなくてとっくにやめていたはずです。

また、ブログを「書く」という作業から色んなことを学びました。忘れていたHTMLタグの書き方、ブログというメディアのあり方などなど。また、デジカメで撮った写真なんてPCに移したらそのままなのですが、旅行記を書くという作業を通して、写真の整理もするようになりました。また、本当はもっと書きたいのですが、あまり書いてない小説・映画のレビューを書いてみると、自分の記憶と感覚を文字に書き起こすということの難しさが分かり、またいい意味で備忘録になってると思います。

「創った&でっち上げたアホネタ」については?と思われるかも知れませんが、あれについて書くことで何かを学んだという感覚は薄いです。学んだことがあるとすれば、自分が面白いと思うことが他人が面白いと思うとは限らないということぐらい。どこからネタが沸いて来るか当の本人が分からないほどなので。また傲慢というような誹りもあるやに思いますが、アホネタは何の苦労も手間ひまもかけないで済む「省エネ記事」ですので、なおさら他の記事より学ぶものが少ないのかも知れません。

「省エネ記事で楽をする」→「それ以外の手間ひまかかる記事書きたくなる」




他のブロガーさんたちから学ぶことはあまりにも多く、書ききれないほどです。コメントのやり取りを通して、感じることもありますし、記事から情報をもらうこと、教えてもらうこと。また質問をして丁寧に回答をもらったことは数知れないです。会った事もない人たちと、しかも一方通行でない双方向コミュニケーションが可能となることはすごいことです。しかも出会い系でもない訳ですし。

私自身はブログをやっていて苦痛に思うことはあまりないですし、コメント欄で誹謗中傷が始まったり、いわゆる炎上(論争)になったことがないのは、私の低い人徳がなせるわざであろうと思ってます。

しかし逆にブログをやや長くやっていると、段々感覚が麻痺して来るのか、心の底から嬉しいと思う瞬間が少なくなって来ていることは否めません。

他の人のブログを読んでも、何も感じないとき
自分のブログにコメントが多く付いても、特に嬉しくも悲しくもないとき

そんなときは一切ブログを読まない、書かない そんな風にしています

ほぼ毎日記事は更新されてますが、記事を書くのは週に一度程度ですので、ただ草稿フォルダに入ってるのをアップし、目次を書き換えるだけなら10分もかからないです。実はいっときほぼそんな風にしていたこともありましたし、最近でもそんなこともあったりします。

そんな風にPCには触れてもブログには触れない日が何日か続いて、また書きたいと思えば書けばいいし、書きたくなければ書かないければいいし、いつでもブログを閉鎖すればよいと思ってます。残念ながら、いまだに閉鎖になってないことがまた誤算です。

たまに、ガツーーンと心に届くモノを目にするからまだやってるのかも知れません。

ブログに関する深い洞察を書いた記事 人間について 恋愛について あるいは実にスマートなリンクの張り方をした記事にガツンとやられたこともあります。あのときはしばらく記事が書けませんでした。




さて、長くなるのが恒例になってしまいましたが、そろそろ飽きた顔が見えて来ましたので、話を〆ましょうか。




私のブログに関しては、言葉が汚いのですが、記事=私の排泄物 だと思っています。排泄という言い方を変えれば、私が取り込んだモノを何かのプロセスを経て消化した結果出てきたものという一面があると思います。

また、これはやや声を大にして言いたいのですが、友人らに特に話すチャンスのない話、これがブログに書けるという一面。あるいは、インプットしてきたモノをアウトプットする場でもあるという一面。と言ったところでしょうか。そのような面があるからこそ、


なんだかんだ言っても、ブログは面白い


末筆になりましたが、最近、あるいはかなり前からお世話になっているブロガーさんたち、コメントはくれなくてもいい記事を書き続けてくれているブロガーさんたち、毎日のようにコメントをくれるブロガーさんたち、(追記)加えて、飽きもせずこんなブログを読んでくださる方、検索で偶然たどりついてしまった方、そしてご自分のブログのブックマークに、こんなタイトルからして怪しい私のブログを入れてくださっている方々・・・この場を借りて。



愛してる。







追記:150本記念はここ 200本記念はここ

コメント (22)

笑っていいヤモ!

2006-12-14 | laugh or let me die
ちゃんちゃちゃ ちゃちゃちゃ ちゃっちゃっちゃーん
ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ ちゃっちゃっちゃーーん







「はい!ヤモリです!こんにちわ!」
「こんにちわ!」
「今日は寒いですね」
「そうですね!」
「あつはなついですね」
「そうですね!」
「もらい泣くのは、一青・・・」
「ようですね!」
「誘われたら・・・」
「ノウですね!」
「いや、こりゃヤモちゃん、まいった」
「(笑)」
「それでは、今日から始まった『タレント名鑑・ショッキング』!私、お茶の間のアイドルヤモちゃんが、この分厚いタレント名鑑をピラっと開いた所に出てるタレントさんと、ナイスなトークを楽しんじゃおー って新コーナー!」

(ADのフリップ「拍手」)
「パチパチパチ」
「じゃ、開いてみましょー せーのー ヤモちゃんオープン!」
「・・・」
「ん?なんだか知らない名前が出てきましたよ~ドキドキしますね~ えっと、ふるこりん? 芸人?知らないですね~ 早速電話してみましょう」








ぷるるるるるる・・・
「あたたたたたぁ あたぁ もうお前はすでに、シンデレラ」
「え?なんですか?ふるこりさんですか?」
「ただいまおかけになった電話番号は現在・過去・未来使われていないかもしれません」
「は?あなた自分でしゃべってるでしょ?私誰だか分かってるんですか?大物芸能人の「あの」「ヤモリ」ですよ!」
「あの・・・あたしXXXが△△でとっても●●●なんですぅ」
「俺はみのもんたじゃないっつうのー」
「なんじゃいあたしゃそんな歳じゃないじゃよー」
「だからどうして毒蝮三太夫なんだよ!」
「あんだってえ?あだしゃ耳がああ」
「うるせええこのくそばばあ!」














「こんばんわ。滝川クリステルです。今日始まったばかりの『タレント名鑑・ショッキング』本日を持って終了致します。なお、放送中に不適切な発言があったことをお詫びするとともに、なぜあたしが出てきて謝らないといけないかと言うと、単なる作者の好みであるということと、いつものようにいい加減であるという以外の何ものでもありません。またあたしの写真の肖像権についてはクリアーになっております」

「え?滝川ヤモステルってだれか言ったか?」
「あ?ごんのやろおなにいっでげつかんねん!」











「こんばんわ、ニュース・ジャパン、松本方哉です。もうこれ以上オチはないと申しますか、私にそれ以上求められても困ります。ただうちの滝川、斜め45度の女王が、明日斜め38度で登場致しますので、ぜひお見逃しなく!」





今日の教訓



ヤモリ捕獲の
自慢だけする
つもりだったのに・・・


※追記:明日300本目の記事とか予告しなければよかった・・・
ずっと更新休めば・・・・
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久々に風邪ひいて学んだこと・よかったこと

2006-12-13 | days
さらさらさらら~~

そよ風邪の中から爽やかにお送りいたしま~す


約2年ぶりにひいた。

「バカは風邪ひかない」は正しいと思っていたのだが・・・


1.食わなくても生きていける

日曜日は野菜&フルーツミックスジュースのみ飲み。月曜はポカリスエットのみ。


そんときの教訓

歯がなくても
生きていける


2.タバコと酒がまずい

タバコを一口吸ったら、あまりにもまずくてすぐに捨ててしまった。酒に至っては、もう土曜日から一滴も口にしてない。飲む気がしないのだ。


その期間限定の教訓

嗜好品とは
健康な者のみが
味わえる
ぜいたくなのだ


3.ひとは意外なほど優しく、意外なほど優しくない

ブロガーさんたちから珍しくお優しいコメントを頂戴したが、PCのメールを無視していたら、携帯に来るのは一人を除き「ふざけんなよ!」「そのまま死んでくれ」というよーーく考えたら、自分が普段言ってる言葉だった。また身近な人が優しくおかゆを作って、「はーい、あったかくして寝ましょうね」なんて言ってくれるわけでもなく、「ボク、一度でいいから死ぬ前にバナナをお腹いっぱい食べたいよ」とも言い出せなかった。どっちかと言えば、あわてて死亡時生命保険金受取額を増額しようとどっかに電話かけているのが聞こえたのは、発熱による空耳だったのだろうか・・・


そんときの教訓


因果応報


4.アンダーウエアーを大量廃棄処分することができた

もらしたから。
ああ、もらしましたよ。そうですとも(→女性読者・良識ある男性読者が明日からいなくなる)
「かたづけられない男」ふるちんの懸案事項の一つが、大量にあるトランクス、ボクサー・ショーツをどうするか?数えてないが、軽く50枚はある。例えば、30枚あるとローテーション的には月に一度しか登板がないので、ボロくならない。ゴムが伸びてくれないし、生地が痛んでくれない → なんとなく捨てられない。
だったら買わなきゃいいのに、また買うので・・・
しかし今回風邪ひいて唯一いいことは、このアンダーウエアーの放射能汚染によって、都合12枚ほど廃棄処分にしたことだ。はっはっは




ばかーーー!




今日の教訓


バカは
学んだと言う
まだ
直ってもいないのに



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80年代の音楽はなぜ「よい」のか(超私的音楽論)

2006-12-12 | music

風邪でダウンしたのをいいことに、数ヶ月前に書いて公開することは決してないはずだったお蔵入り原稿をアップする。ああ、さっきやっと寝床から這い出て来た。
1.決して面白くない。長い。
2.細かい箇所を一切検証してないので、間違ってる可能性も多々ある(指摘して下され)
 3.これ以前のコメントのコメントレス(返事)は後日まとめてどーーんとやるのでしばしお待ちを。

さて、
なにしろ音符が読めない男が書くまさにてきとーぶっこきシリーズ復活。80年代音楽ファンにはぶっ飛ばされ、興味ない人には面白くもなんともないことは、保証しておこう。
では、まずタイムマシーンに乗ってもらいまひょ。

【第一章: 60年代からスタート】

 ロックを発明したのがビートルズだと思っている人が意外と多い。それは間違い。以前にもあった。チャック・ベリーなど。そのロックも元をたどればアイルランドの音楽らしい。また、今となってはR&BのBになってしまったブルースもこの時期のアーティストに影響たっぷり。そのブルースはアメリカ南部強制労働だかさせられてた黒人たちが木の木っ端からギターもどき作って歌ってたとか。だとするとそのブルースも…なんて話はキリがない。しかしローリング・ストーンズは元々黒人のブルースのパクりバンド→ビートルズのばったもんみたいなバンド(ジャケットも音楽も)→独自路線へ と関係ない話だったが、ようはビートルズが発明したのではない。しかし「ロック」という音楽を世界的に信じられないほど広め、それまでレコードなんて買わないティーンエイジャーに買わせるようにしたことは間違いないだろう。

 で、さすがに60年代をリアルタイムでは生きてないが、ストーンズ、エリック・クラプトンがいたクリームデレク&ザ・ドミノスジミ・ヘンドリックスボブ・ディランなどなど、今でもご存知のアーティストが出てきた。

しかし、これはまさにてきとーぶっこきの想像なんだが、この時代に生きてたら、たぶんラジオをつけるとしょちゅうビートルズばかりかかってたのではなかろうか?そしてまたロックという音楽が広まったばかりで、これからどうなるかようわからん時代だったのでは?そしてまた、当時の評論家が、後の信じられないほどの大流行を予測できなかったろう。

ロックを中心に話を進めるので、フランク・シナトラやらナットキング・コールやらマイルス・デイビスらは割愛。

結論:まだどうなるか分からない



【第二章: 混沌の70年代】

 ものすごいことになった。ジャンルが増えまくったのだ。ハードロック、ヘビーメタル、プログレッシブ、パンク、ファンク、グラムロックとなにがあったっけ?グランジは90年代か。KISSなんてビジュアル系か?AORと呼ばれる大人向けロック、シカゴはブラス・ロック(トランペットなどホーンセクションが目立つ)開発しちゃうし。

レッド・ツェッペリンといった超大物などは別にすれば、ちょっと残念な感じがする。ジャンルが増えすぎてしまったからだ。例えばプログレファンはプログレは聞くがたぶんヘビメタは聞かないとか?(絶対とは言えないが)後は、セールス的にもばらけてしまってたんではなかろうか?それ以前・以後と比べると。

で、(個人的感触では、)70年代には山ほどアーティストがレコード出しまくった。でも、今でも聞くに堪えるものとなると、その一部では?と思う。後に80年代で説明するが、ジャンル・カテゴリーが増えすぎるのは、製作する方にも、買う方にもあまりハッピーなことではないと考える。

結論:ロック広がりすぎ



【第三章: 80年代へ突入】

 なぜ80年代がいいか、を語る前に、個人的にすごく象徴的だった出来事を。それはデビット・ボウイジョージ・マイケルの二人である。

 デヴィット・ボウイは70年代はそれは変な髪形、化粧して、音楽もちょっと理解しにくかった。俺にとっては、どうでもいい人だった。
 しかし、「レッツ・ダンス」というすごいアルバムがリリースされた。ぶっ飛んだ!いい曲だらけ。どんな曲なのかは長くなるので割愛。しかし今でも聞く。「モダンラブ」のイントロなんていつ聞いてもしびれる。



 
 

 で、ジョージ・マイケル 最近ソニー・ミュージックとの訴訟やらで有名になってしまったかもしれない。元々はラスト・クリスマスで日本でもおなじみ二人組デュオ「ワム」の片割れ。「ウエクミー・アップ」などお子ちゃま向け音楽だったと思う。もちろん好みじゃなかった。
 しかし解散後、フェイスというアルバムをソロで出した。またまたぶっ飛んだ!あれが元ワム!の音楽なのか!まじすか!知らん人には、平井堅のKEN’S BARでケンちゃんが表題曲フェイスをカバーしてる。また最近がつーんと来てるマイケル・ブーブレがキッシング・ア・フールをカバーしてる。カバーされるってことは元の曲がよいからであろう。


 



と二つの例を上げた。では何が言いたいのか?

 二人だけでなく、それ以外の多くのアーティストがある部分に集約される音楽を始めたと思う。それは、

ポップ

「一部の人だけでなく多くの人に受ける、でもおこちゃま向けじゃない、一度聞いたら忘れられないイントロ、いいメロディ、いい歌詞、そしてボーカル」
 まあそう言ってしまうとどんな音楽でもそれなら売れるよって話だが。強引にキーワードをでっち上げると「ポップ」としか言いようがない。アーティストたちが「ポップ」に集まってきた。歌謡曲とは違うと思うが。

マイケル・ジャクソンがジャクソン5からソロになって「オフ・ザ・ウオール」「スリラー」とヒット飛ばしたのも、それ以前の音楽とは変化したからでは?イエスがロンリー・ハートでヒットチャートに踊り出たのもそれまでのコアなプログレからポップに向かって来たのでは?他にもポップへと音楽の変質を遂げて行った例としてはジェネシスからスピンアウトしたフィル・コリンズピーター・ガブリエル、あるいはスティービー・ワンダー、イーグルス以後のドン・ヘンリー、スティーリー・ダン以後のドナルド・フェイゲンなどなど枚挙にいとまがない。(80年代を象徴するするアルバムとしてドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」を挙げる人が多い)







 
 
 
 
 

ポップだから一般大衆受けを狙ってるから、しょうもない音楽じゃん。ということではない。しょうもないポップ「も」あったはず。ポップ=歌謡曲ではないし。

U2はロックバンドとして超大物になったが、ロックという枠でしばれないだろう。ポップに入れてしまいたい。また振り返ってみれば、ビートルズだってロックだけやってたわけじゃない。ストロベリーフィールズフォーエバーはロックじゃないだろう。ストーンズのギミー・シェルターなんてジャンル分け不能だ。しかし名曲だし、俺の中では「ポップ」に入れてしまいたい。

 80年代に話を戻せば、発表された曲の中での「いい曲率」が高かったとは言えると思う。

 ここ何年か80年代のコンピレーションアルバムが発売され売れてること、テレビのCMで80年代の洋楽が使用されることが増えてること(ドゥービーブラザーズのWhat A Fool Believesやらドナルド・フェイゲンのI.G.Y.やら) また、海外のラジオ(英国のVirginや米国の)を聞いていると、びっくりするほど80年代の音楽がかかる。日本だけじゃないのだ。

こういう現象面が80年代の音楽がよかったという証明にある程度はなるはずだし、俺個人、また多くの人が80年代の音楽が好きだというのもやはりその証明の一部にはなってるはずである。


最後に80年代音楽についてダメ押しをすると

 70年代が広がり過ぎたとすれば、必ずそのゆり戻しが来るというのが世の習いであり、拡散→集約というのはある意味運命づけられていたのかも知れない。またMTVからPV(プロモーション・ビデオ)がヒットに欠かせないものになったが、MTVが始まったのは1981年だったのは、単なる偶然だったのだろうか・・・

結論:いい曲てんこ盛りの時代だった



【第四章: 90年代以降】

Run-DMCが出てきた(正確には80年代後半なんだが、影響力が及んだのはそれ以降なので)エアロスミスのウオーク・ディス・ウエイをあんな風に歌うのか。面白いと思った。しかしその後、ヒップホップ、ラップ→R&Bもどきが世界の音楽マーケットを席捲してしまった。

うーむ。好きな人もいるだろうし、別に文句はないんだが。
言語の破壊のようなことが行われてるのがちと気になる。ま、いいか。

日本ではTKなる人物が出てきてTKプロデュースだらけにして、日本の音楽シーンをぶち壊して行った。あまり個人攻撃はこのブログではしたくないが、日本語の持ついいフレーズを壊し、英語として成立してない英語を堂々と使い、とまあいいや。
 と90年代前半は日本それ以外でもちょっと偏った傾向にあった感がある。(例外中の例外はニルヴァーナかな?大好きだ)
しかし後半ぐらいになって日本語の歌詞を大事にするアーティストがいっぱい出てきた。宇多田ヒカル、平井堅、スガシカオ、山崎まさよし、サンボマスター、ゆず、その他もろもろ
英米でもコールドプレイやマルーン5が売れていて、R&Bだけじゃないぞと存在感を示してる。

結論:壊れた音楽シーンが再生され、段々面白くなってきた

追加: 日本は知らないが、英米ではR&Bなら売れる。だからデビューさせてあげる。プロモーションもいっぱいやる。ロックはプロモーションにお金かけてあげない。という悲しい状況があるらしい。ほんとに悲しい。


【第五章: まとめ】

60年代70年代は音楽がまだ黎明&勃興・混乱の時代にあった=百家争鳴の時代
90年代以降は偏った音楽から再生への道
 その間にある80年代は集約によって同じ土俵で勝負するいい音楽の集合体であった=百花繚乱の時代



今日の教訓



音符読めるように
なってから
言えよ




※さらに追記:
 「拡散→集約」というでっち上げの分析、「ポップ」というキーワード。それは違うと思う人がいて当然だと思いますので、異論・反論ご遠慮なくどうぞ。


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風邪ひいたようです

2006-12-11 | days


今朝熱計ったら
39.05度でした。
強烈な悪寒とお腹を下してます。

インフルエンザなのでしょうか?病院に行く気力がないのですが。
バカは風邪ひかないという格言は正しくないのでしょうか?

一昨日と昨日・本日の3日連続のサボりと欠席につきまして関係者の皆様にお詫び申し上げます。

また明日以降の予定もキャンセルの可能性大でございます。
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恋人バトン

2006-12-10 | バトン
お世話になっているKamiさんから回って来たので、
仕方なく、正直にやる。


☆★☆★恋人バトン☆★☆★

1.今付き合ってる恋人はいますか?

ええっと、とても言いにくいですが、はい。

2.その恋人と付き合ってどれくらい経ちますか?

ええっと、1年は経ってないってことしか言えません。
 
3.この恋人と付き合ったキッカケは?

一目惚れです。

4.この恋人以外に過去にどれくらい恋人いました?

そうですね、恋人という言葉の定義にもよるんですが、
一応3ヶ月以上もったのがそれだとすると、5人くらいですかね。
少ないですか?

5.一番長く続いた恋人とはどれくらいですか?それはいつ頃?

いつ頃?だいぶ昔ということぐらいしか覚えてないですが、
2~3年続けばいい方ですかね?
えっと、結構飽きっぽいんです。すみません。

6.逆に一番短かった恋人とはどれくらい?

ひと夏で終わりました。

7.恋人を色に例えるなら何色ですか?

うーん。色ですか?
着替えるたびに印象が変わる。オーラとかそのようなものも変化するって感じですかね?彼女がボクに投げかけてくれる言葉によって、彼女の色まで変化するような・・・

8.恋人との思い出があればどうぞ!

今の恋人のことは書けないので、
前の恋人を含めて友人たちと飲んだときに、トイレに行ってるすきに
彼女が、他の男達に・・・ああ、思い出したくない・・・(涙)

9.浮気願望はある?

あ、なんて答えにくい質問なんですか!
男子たるもの・・・浮気の一つや二つや88ぐらい!
(あります・・・ごめんなさい 許して下さい・・・涙)

でも、今の彼女と出合ってからはないですからね!

10.今の恋人に一言!!

なかなか愛を伝えることができなくてごめんなさい。
恋については・・・他のことと別で・・・不器用みたいで、
言葉にして伝えられてなくて・・・

でも、一緒にいるときは幸せだよ!






↓下に注目★




!!!!!注意!!!!!!!!!!




注:この恋人とは、携帯電話のことです。
いかにも人間のようにバトンを書いてみてください。



11.まわす人

えー携帯だったのー
なんだよー女性じゃなかったのかよー
と思った人全員



コピペ用質問
☆★☆★恋人バトン☆★☆★

1.今付き合ってる恋人はいますか?
2.その恋人と付き合ってどれくらい経ちますか?  
3.この恋人と付き合ったキッカケは?
4.この恋人以外に過去にどれくらい恋人いました?
5.一番長く続いた恋人とはどれくらいですか?それはいつ頃?
6.逆に一番短かった恋人とはどれくらい?
7.恋人を色に例えるなら何色ですか?
8.恋人との思い出があればどうぞ!
9.浮気願望はある?
10.今の恋人に一言!!
11.まわす人
↓下に注目★
!!!!!注意!!!!!!!!!!
注:この恋人とは、携帯電話のことです。
いかにも人間のようにバトンを書いてみてください。
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映画「棚の隅」試写会に行った

2006-12-09 | film, drama and TV


東京国際フォーラムで行われた試写会と出演者トークショーに行って来た。

「棚の隅」
原作:連城三紀彦
出演:大杉漣 内田量子 榊英雄 渡辺真起子
監督:門井肇


映画の解説についてはここ 大杉漣さん出演の経緯についての記事はここ
俺が行くきっかけとなったのは、「カリスマ映画論」の睦月さんのこの記事

ストーリー:
つぶれかけたおもちゃ屋を経営する大杉漣、よく出来た優しい妻(渡辺真起子)、可愛い息子。
そこへ大杉の元妻(内田量子)が現れる。ゆれ動く大杉のこころ、今つきあってる男性(榊英雄)との交際が今ひとつ前に進まない、そしてやはりゆれ動く元妻のこころ。二人のこころは果たして救われるのだろうか?

レビュー:
一言で言えば、全てが曖昧模糊としていて、よく言えば、「これは○○だ」と結論めいたことを何も描写しない、見る人に任せる映画。悪く言えば、全体的にキレが悪い。見方によってかなり異なると思う。

(評価すべき点):

・今の大杉の妻、渡辺真起子さんは演技、髪型からファッションに至るまで、この役に完璧にフィットしていた。
・ラジコンを飛ばすシーン、観覧車、お弁当を食べるシーンなど、記憶に残るシーンがあちこちにあった。
・チラシには「連城三紀彦原作X大杉漣主演で描く、”心情・深層の男女模様”」と書いてあったことに今、気づいた。そのような見方をすれば、確かに、台詞・映像と表面に出てこない、深い心理を「読む」と面白い映画であろう。

(気になった点)

構図が常に同じ。人を画面に入れると、ほぼ必ずと言っていいほど真ん中に置く。これに何かの意味があるのかと思いながら見たが、特に何もなかったようだ。

②淡々と特にスリルもなくストーリーはゆるりと進む。このような映画の場合、集中して見ていなくてもいいので、写りこんでいるものに目が行ったり、考え事をしてしまったりする。淡々としているからこそ、一つの台詞の重さ、写りこんでいる物の意味。その辺にもう少しこだわって欲しいと思った。

③私見ながら、最大の見所は内田量子扮する元妻が、苦悩していたのに、ラスト近くになって、「赦し」てもらい、「解放」される所にあると思った。主人公は大杉漣ではなく、実は彼女なのではと。その彼女が吹っ切れた気分になったときに、「ああ、よかったね」と見ている人間が共感できるといい映画になると思うのだが、残念ながら、その「解放」の前に、彼女の苦悩してる部分の「ため」の描写が上手く伝わって来ないので、だから解き放たれた彼女の喜びに共感できない。


と言うような具合で、あまり高い評価を感じなかったのでレビューは書かないつもりだった。しかし、
上映終了後の大杉漣さんら出演者・監督のトークショーでの大杉漣さんの言葉を聴いて、レビュー書く気になった。

実は、全て終了した後、監督と話す機会があったので、構図の意味などについて聞いてみたりしたのだが、ただこれが自分のやり方というような答え。またプロデューサーと予算と興行収入など費用対効果の話し等をしたが、どうやら自信満々の作品らしい。また、監督の周りにいた人たちも絶賛べた褒めしていたので、どうやらいまひとつだと思ったのは俺くらいなのか?と思っていたら、

トークショーで大杉漣さんが、言葉の端々に

「出来上がったものを見て、色々言いたいことはあるんですが、これが現時点の最高の出来なのでしょう・・・」
「(正確な表現は失念したが)色々穴が多い映画ではありますが・・・」

と、この映画の出来に満足してはいないということを分かりにくい表現で伝えてくれていた。もしかすると監督含め関係者は出来に満足しているのかもしれないが、そう思っていない人がいるようである。それがどうした?って話ではあるが、この大杉さんの言葉の言外の意味を製作に関わった人たちがどう受け止めるのか、それが今後につながるのではなかろうか?

もう一つ言いたいのは、これは監督のデビュー作であるということと、自主制作映画であるということを、やたらとプッシュしていた。しかし見る方にとっては、いい作品であればそんなことどうでもいいのだが。

おまけ:

写真撮っても構わないとのことだったので、ブログへのアップも構わないのだろう。

トークショー終了後の撮影タイム



すぐ近くを通った大杉漣さんと子役の男の子



至近距離で見た漣さんは、カッコイイ男のオーラが出まくっていた。
試写会の前に、受付近辺でフラフラしてたらどエライべっぴんさんがいるな、と思った。そしたら、内田量子さんだった。
監督の門井さんは、イジリー岡田に似てた。







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なんなむかつく貼り紙

2006-12-08 | days



だって

ここ

喫煙室だもの

でかい空気清浄機があるもの

なんかさー

焼肉屋に

『コレステロールに注意!』

って貼ってある感じ?

わかる?

ねえ、わかる?
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マイ・フェイバリット【ミステリー小説中心10冊】

2006-12-07 | books
強引に10本選んでみた。最初に「マイフェイバリット本」で書いていたら、すごい数になってしまったので、カテゴリー分けしてみたら、「海外ミステリー編」「時代小説編」「NF編」「科学系編」「国際謀略編」とキリがなく、そしてめんどさくなった。
「オールタイム・ベスト10」だと言いたい所だが、それに近いラインナップということでご容赦を。また「ミステリー」とは何か?は別の機会に。



「火車」宮部みゆき

この小説を読んだときに、ああ俺は日本人に生まれて良かったと思った。この作品が直木賞の候補に挙がったときに、選考委員の一人のドグサレ大物小説家が「最後まで、ある人物が出てこないから」という理由で却下したそうだ。出てこない所に、この小説が今までになかった、新しいあり方を示してくれたこと、それがこの小説の意味だと言うのに。直木賞と言う賞が近年、日本が世界に誇る「ムダ賞」だということがよく分かる。

読み進めて行く内に、この本が終わってしまうのが寂しいと思った。

宮部みゆきは、初期の名作「魔術はささやく」や、「龍は眠る」などが、むしろ最近の物よりオススメかも。



「占星術殺人事件」島田荘司

いわゆる「新本格」ミステリー時代を切り開いた先駆者的作品。本格ミステリーというのは、殺人事件が起こって、誰がやったのか?どうやってやったのか?という謎解きを読者に対して、フェアーにヒントを与える作品(=俺の定義)その本格ミステリーが停滞気味になっていたのが、この作品を起点にして綾辻行人、有栖川有栖、我孫子武丸、等によって90年代初頭頃に「新本格」ブームを迎えた。

この作品がすごいのは、謎解きがシンプル。「そうだったのか!」「どうしてそれが思い付かなかったんだ!」そして「そうきたのかよ!」と驚愕させてくれること。かなり設定に無理があるミステリーの場合、そう思わせてくれないので(例:「硝子のハンマー」貴志祐介

たかがバラバラ殺人なのに・・・ここまで・・・ぶっ飛んだ・・・



「愛を乞うひと」下田治美

映画にもなっているので、見た人もいるかもしれない。

ストーリーについてもあまり語りたくない。
「語るに落ちる」になりそうなので。

ただ、言えるのは、この本を読んでいる途中で涙がポロポロこぼれて止まらなかったこと。加えて、小説を再読することはめったにないのだが、この小説は繰り返し読んだ。







「カディスの赤い星」逢坂剛

逢坂剛は、ライフ・ワークにしている「スペイン内戦もの」、「脳神経学方面からのミステリー」、「警察小説」、「マカロニ・ウエスタン」とかなり多彩である。

どんでん返しの嵐に巻き込まれる「百舌シリーズ」かこの作品にするか迷ったのだが、このシリーズは順番に読まないと全く意味がないので、あえて一冊ということでこれにした。

スペイン内戦+ギター+現代との時間のクロスオーバー

ドキドキハラハラに知的興奮。プロット、キャラクター造形。何も文句のつけようがない。そしてある意味こういう作品がすごく「ちから」を持つのは、それまで全くスペイン内戦に興味がなかったのが、読んでから、猛烈に興味が沸いて来たこと。

Aを読んだら→B,Cまで読みたくなる

こんな連鎖を引き起こす作品こそ、出会ってよかった作品だ。

余談ながら、主人公が恋愛をするのだが、その相手の女性は、俺の中で、小説に出て来た「理想の女性」第一位だ。






「白昼の死角」高木彬光

かなり古い。その内に「わが読書体験」でも書こうとは思っているのだが、中学1年のときにこの本に出会ってから→活字中毒者へまっしぐら。その意味で敢えて入れた。

実在の事件「光クラブ」を下敷きにした小説。最近この事件を振り返る本が出てきた。
この小説ではかなりデフォルメされてる(ことがだいぶ後になって分かった)

「悪いやつ」がどうやって悪いことをするのか。
ドラマ「クロサギ」で詐欺の手口紹介的なことをやっていたが、手形のパクリやかご抜け詐欺など、既にこの本に載っていた(と思う)こんな本中学生から読んでるから、こんな大人になっちまった・・・

今でも覚えているのが、この本分厚い。そして角川文庫で定価500円だった。
当時文庫で500円はなかなかない。







「影武者徳川家康」隆慶一郎

これは時代小説+ミステリーと言ってもいいかもしれない。「このミステリーがすごい」で確か1位になってたと記憶してる。

設定は、実は家康=影武者だった だけなのだ。
そしてストーリーは関が原以降の家康。日本史でもそれほど波乱万丈の時代じゃなく、面白みにかける時代じゃないかと思っていたら、

全然違う。面白すぎる。この際影武者であろうがなかろうがどっちでもいいってぐらい、息子や嫁その他の裏で蠢く勢力・・・

この作者はもう鬼籍に入ってしまった。
デビューがかなり遅かったので、作品はそれほど多くない。
亡くなったことが本当に惜しい小説家だ。

上に書いた「読書連鎖」というリアクションは、→隆慶一郎の他の作品を読み漁る→「真田太平記」をなぜか読むだった。







「雨鱒の川」「翼はいつまでも」「ららのいた夏」川上健一

近頃の「泣ける」というような薄っぺらな小説とは訳が違う、寡作で知られる川上健一の傑作3冊。何も語りたくない。






「美味礼賛」海老沢泰久

品切れなのが残念だが、フランス料理のシェフとして辻料理専門学校を作ったことでも有名な辻静雄の壮絶な人生を描く。
これを読むと、「食い物なんてたかが生きるために必要な栄養だろ?」という俺の考えすら変わってしまった。

伝記という名のかっぱえびせんがヤメラレナイ&トマラナイのは、たまにデカイ鉱脈に出会うからだ。俺が(大嫌いな)巨人軍の昔のオーナー正力松太郎は、ナベツネよりは、遥かにまともな人間なんだろうとずっと思っていたら、佐野眞一の「巨怪伝」を読むと、大間違いだったと気づく。






「俺たちの日」ジョージ・P・ペレケーノス

ワシントンサーガ4部作の第一部。ぜひ4冊とも手にとってもらいたい。
「LAコンフィデンシャル」「ブラック・ダリア」のジェームズ・エルロイのLA4部作がちょっと、と言う人にも薦められる。ギリシア系移民の親子三代に渡る物語。犯罪ものというジャンル分けもできない。ハードボイルドにやや近いだろう。

ミステリーファンならご存知の40年に渡る事件解決への大河警察小説ともミステリーの傑作とも言えるスチュワート・ウッズの「警察署長」ぐらいしか比較できるものが思いつかない。







10冊に絞るつもりだったが、約10冊にになったし、10という数字にあまり意味がないだろう。

江戸川乱歩がどうして入らない?横溝正史は?R.D.ウイングフィールドの「クリスマスのフロスト」は?どんでん返しの連続のフィリップ・マーゴリン「黒い薔薇」、業界人なら「嘘ちん」と呼ぶデビット・マーティンの「嘘、そして沈黙」は?いやいや「ドグラ・マグラ」だって。なにぃ!横尾忠則「インドへ」は!「アヒルと鴨のコインロッカー」はどないしたねん!ブライアン・フリーマントル先生も、フレデリック・フォーサイス師匠も、マイケル・バー・ゾー・ハー御大もミネット・ウオルターズ姉さんもお怒りだぞお!!

あー。
仕方ないので
スパイ小説界に燦然と輝く大巨匠ジョン・ル・カレ様に聞いてみた。
そしたら、
ヨ・カレ
ってことだったので。

いや、実はこの記事書いては直し、どれ選ぶか、数ヶ月かかった。
記事書くのは常に早い俺にしては異例中の異例だ。
で、結局決まらないので、エイヤっと出してしまったのが真相だ。

特に好評でなくても、も少し本については語る。いや語らせろ。
いいえ、語らせて下さい。


余談ながら、このブログで何かのレビューをするときに、なるべく「オススメ」という言葉は使わないようにしている。



今日の教訓


だって
おすぎじゃ
ないもの



※追記:マイ・フェイバリット【映画10本】
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あいつの携帯を勝手に見ちゃおう

2006-12-06 | laugh or let me die


あ、これがふるちんの携帯だ。







SH901iCだって古いなあ。

しかも赤ってどうよ。

あいつ間違いなく番号ポータビリティなんて知らないね。

あいつそう言えばいつも女の子を待ち受けにしてるって言ってたな。

どんな子なんだろう?
熟女かな?少女?誰だろう?

右を見て、左を見て。よし、いない。開けちゃおうっと!







あ、なんか女の子だ。やっぱりな。

クリックするとよく見えるよ。





今日の教訓


見るなよー


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ミッション・インポシふる『相対性理論で女を落とせ!』

2006-12-05 | days


「太陽って何で出来てるか知ってる?」

「え?知らないよー」

「水素でできてるんだよ」

「へえー 水素なんだ」

「でもね、むかしは太陽って鉄で出来てるって科学者は思ってたんだよね」

「鉄?」

「うん。だけど、英国人女性がアメリカに留学したときに、太陽が発してる光線を分析して、これは、『鉄』とも『水素』とも解釈できるって考えたんだけど、当時の科学者には無視されたのさー」

「うんうん」

「でも、鉄があんな巨大なエネルギーを発することできるわけないし、原料だとしたらすぐになくなっちゃうはず。だから水素だと考えたのさ」

「うん」

「で、そこに出てくるのがE=mc2

「あ、聞いた事ある。アインシュタインでしょ?」

「アインシュタインがすごいのは、先に理論を発表するんだけど、その理論が正しいとはなかなか自分では証明できなかったのに、後の科学者がことごとくそれを証明してるんだよね」

「自分ではできなかったんだ」

「そう。そもそも証明が難しいし。アインシュタインはノーベル賞取ってるけど、それはあの有名な『相対性理論』じゃなくて、光が粒子であるって理論なんだ」

「へええ、そうなんだ」

「それでね、その英国人の後に、別の人が太陽は水素で出来ているって証明したんだ」

「へええ」

「どうなっているかと言うと、中心に水素の塊があって、回りからすごい圧力がかかってるのさ」

「ふむふむ」

「で、水素に強烈な圧力が加わると、それがヘリウムに変わるんだ」

「そうなの!」

「うん。で、そこで重要なのは、水素が4つ集まって、それがヘリウムに変わったとしたら、そのヘリウムの質量は水素4つ分になるはずじゃない?」

「えっと質量って重さのこと?」

「重さは、地球の重力の違いによって変わるでしょ?月に行けば、君の体重はずいぶん軽くなるし(笑)」

「そうだね(笑)」

「なので重力に左右されないのが質量だけど、重さだと思って構わないよ」

「うんうん」

「で、ヘリウムに変わったときに、質量がほんのちょっとだけ、そうだな0.000000000003ぐらい減るんだ」

「減るの?」

「そう。そこが大事かも。じゃ、そのほんのちょっと減った分がどこに行っちゃたのかな?」

「え?どこだろう?」

「エネルギーに変わるんだ。太陽が発する熱や光線だね」

「そうなんだ。質量が減ったら、その分エネルギーか」

「うん。質量とエネルギーの変換と言ってもいいかな。そこでさっきのE=mc2になるんだけど、細かい説明を省くと、ほんのちょっと減った質量分をmとして光の速度という超早い、すごい大きな数をcとするんだけど、そうだな、簡単に言えば、

『ほんのちょっと』X『超大きな数字』2=『超大きなエネルギー』

が生まれるってこと。相対性理論ていうのは、必ずしもこの式のことじゃないんだけど、この式が色んなことを証明してることは確かだよね」

「ふうーん」

「E=mc2的世界は日常ではちょっとお目にかかることはないけど、太陽もそうだし、原子力を使った兵器や発電とか。僕らの日常生活だったらE=mv2だったら普通に体験してるはずだけど、それはま、いいかな(笑)ただ、太陽の中では、ほんのちょっと減った水素によってすごく大きなエネルギーが生まれてるってことだね」

「なんか段々難しくなってきたね」

「ごめんごめん」

「ううん。すごーい。物知りなんだね」

「いやいや。本を読めば書いてあるわけだから、その本を書いた人の方が物知りだし、それよりそんなこと思いついた人の方がよっぽどすごいよ」

「またまた。ねえ?一つ質問があるんだけど、その水素ってヘリウムになっちゃうんでしょ?だったらいつかなくならないの?」

「うーん。なんて鋭い指摘なんだ。さすが。いつか無くなります」

「そうなの?そうしたらどうなるの?」

「ふむ。逆に問題です。太陽はいつかなくなると言われてますが、あなたならどっちを選びますか?地球の地下にシェルターを掘って暮らす。ロケットに乗って別の星に向かう」

「えええ、そうだなー。ロケット!」

「OK! 数十億年後とももっと後とも言われてるけど、太陽の言わば原料の水素はもちろん無限に閉じ込められているわけじゃないから、いつか無くなる。すると、太陽の中はヘリウムだらけになるはずだけど、科学者が言うには、このヘリウムが膨張するんだって」

「うん」

「すると太陽がものすごくでっかくなっちゃうんだ。水星の軌道を飲み込むぐらい。するとね、地球にいる僕らから見たら、太陽がすっごくでかくて、近いんだよね。空いっぱいに広がる太陽、みたいな?」

「えー こわーい」

「太陽が近いんだから、気温は猛烈に上がるし、地球上の水分は全て蒸発。生命は全て死んでしまうでしょう」

「そうなの?じゃあ、シェルターに住んでいればいいのかな?」

「ふむ。そうは行かないんだよね(笑)ヘリウムで巨大化した太陽もいつかちっちゃくなっちゃう。強烈な小さくなり方をするので、ブラック・ホールになると言う人もいるけど」

「うん」

「するとだよ?それまでは、太陽系というのは太陽を中心にして、絶妙な引力のバランスで出来てたのに、太陽がなくなってしまうんだから、この配置がめちゃくちゃになる」

「そっか」

「すると、太陽の引力に引かれなくなった地球は、どっかとんでもない所に飛んで行ってしまう・・・ するとどっかの星にぶつかって地球が粉々になってしまうかも」

「ええ?そうなの。じゃいつか地球って滅亡しちゃうんだ」

「どうやらそうらしいね。だからさっきの問題は、ロケットに乗るが正解だね(笑)」

「やったー」

「だから、地球も生命も全て永遠にあるものじゃないんだ。永遠なんてもんがないとすれば、あるのは、確かにここにあるのは君とボクという存在だけ。いつかなくなってしまう地球にいるんだから、今このときを楽しもう。だから、ほら、ここに見えるだろ?このホテルのスイートルームの鍵さ。ほら、勇気を出して、地球なんていつかなくなってしまうんだから、ボクと一夜を・・・



あーーれーーーー
いーーなーーーいぞーーーー

いぃーーなぁぁーーーいっぞぉぉーー



あ、あそこにいた。

妻夫木聡似の男と・・・

ふぅぅ。結局こうなんだよな。分かってはいたけど。

うぅぅ。

自分で今日の教訓でもひとり言するか・・・

策士 策に 溺れる
策士 柵に 転ぶ
作詞 阿久 悠



あ!バーテンさんが笑ってくれた。

ずっと聞いてたんですか?ボクの話?」

バーテン「ええ」

「えっとー・・・何がいけなかったんでしょうね?」

バーテン「あの、お客様には、大変申し上げにくいのですが・・・歯を磨かれたことはございますか?」




不可能を可能にできない男、トム・ふるーズの困難な闘いはまだつづく・・・

「次の任務は?え?これですか?・・・・・」






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15キロ痩せた(赤裸々ダイエット体験記)

2006-12-04 | sport
確か2004年秋ごろ、
空海に会いに高野山に行ったついでに、熊野古道とか言うのを歩いた。

歩いたと言うより

歩いた → 休んだ → 這った _| ̄|○ → 大汗かいた → 帰りたくなった

【質問】なぜそんな体たらくに?

【回答】太ったから

18歳からずっと、ある体重をずっとキープし続けて来た。
しかし不摂生がたたって、趣味の暴飲暴食がたたって

10キロ増量中してしまった。

体脂肪率なんと、33%

体の三分の一が脂肪だ。ほぼ死亡してる。

そう言えば、久々にあった義姉に

「太ったわねー」と軽く叱られた。

うーむ。これじゃいかん。

こんなんじゃもてない 大好きな人を 守れない 抱っこできない

そんときの写真(使用前)特別先行ロードショー





どうだ!腹が出てるだろう!


この日(2004年12月)から俺の孤独な戦いが始まった。



プロジェクトの名前、それは




「超消極的ダイエット」



何をするかと言うと、と言うより何をしないかと言うと、それは




「ご飯をお代わりしない」


以上(それだけかよ!)

ま、究極のめんどくさがりの俺が、にがりダイエットだの、こんにゃく畑だの、マンネンライフだのするわけがない。

そして、運動たるものなんもしない。走らない。階段はよして勿論エスカレーター。だって運動なんてしたらお腹すくじゃんかー。

それまではご飯は毎晩お代わりして、2杯目は生卵ぶっかけご飯もしくは、納豆投入してたが、それをやめただけ

お代わりをお変わりにして、御変わりありませんか?の1年経過・・・




・・・(ふるちんダンス&シャウトをお楽しみ下さい)・・・




体重計に乗った。

すると、

il||li _| ̄|○ il||li

15キロも痩せてしまった

すげえぜ超消極的ダイエット!

ホントに他になんもしてない。


しかし、大き目の姿見を見てみると、

痩せすぎだ・・・
貧相だ・・・

久々に会った友人Kに「お前、テロリストみたいだな」と言われた。
で、他の友人Uに「テロリストみたいだって言われた」と言ったら
「あたしも、そう思ったんだよね・・・」

il||li _| ̄|○ il||li ( → テロルよりチロルチョコが・・・)

幸いなのは、筋肉は落ちにくい体質なので、腹筋が思い切り割れているのはよいが・・・それにしても・・・

いい写真がないので、てきとーに使用後を見繕った





どうだ!見にくいだろう!
すまんがあふれ出る変オーラが隠し切れない。


痩せた自分は、俺的には「減量に苦しむ力石徹(あしたのジョー)」だったんだが、

下に黒いジャージ、上半身はだかを目撃した某が吐いた言葉

江頭2:50みたーーい(笑)」



il||li _| ̄|○ il||li ( → 涙が)

il||li _| ̄|○ il||li ( → ほろほろ)

il||li _| ̄|○ il||li ( → 止まらなひ)

il||li _| ̄|○ il||li ( → がっぺむかつく)




これは効いた。
がつーーーんとボディブローをくらった。

江頭くんには何の恨みもないが、

「脱江頭」のために・・・


2005年12月から始まった新番組、


「肉体改造プロジェクトX」


と言うほどでもないが、
某からだ鍛えるのが趣味という気持ちの悪い女友達Tが余計なアドバイスをたっぷりくれたので、

そしてめんどくさいのだが、一応てきとーに鍛える「風」をやってみた。その辺りは、ダイエットと関係ないのでバッサリ割愛。

そうそう。
初めに10キロ太ったと書いたが、痩せたのは15キロ。計算があわねえ。
体脂肪率は13.5%

誰かが、成人男性の平均だかは20%ぐらい
プロのアスリートは10%とか言ってた。

確か日本代表GKの川口能活は5%だとか、情熱大陸でやってたが体操の富田は測定不能(元パンクラスの総合格闘家船木(今Dr.コトーに出演中)が、5%切ると測定不能になると本に書いてた)

目標を川口にする訳にもいかないが、体脂肪率を上げないで、体重を増やすというややめんどくさい難題に取り組み始めた。

しかし、
体重がなかなか増えない。
喰っても喰っても増えない。

体脂肪率は面白くて毎日変化する。突発的に15.5%を叩き出すこともあるが、ほとんど13.5%と変わらない。たまに12.5まで落ちてしまうことすらある。父島から帰って来た日は10.5だった。

で、2005年12月からもう一年近く経過して、やっと
3キロ増量できた。

一年もかかったよ。

あと、2~3キロプラスすれば目標達成だ。

(2年くらいで10キロ増え、1年で15キロ痩せ、1年で3キロ増えた)

特にどうでも良かったのに、気づいたら指立て伏せ(腕立て伏せを手のひら付けないで、指だけでやる)が軽く出来るようになってしまった。

ああ、ヤダヤダキモイ。そんなことしたらご自慢のネイルが台無しだわ。


誰かがダイエット体験談書いてくれと言っていたが、参考になるかさっぱり分からないが、いちおう体験から導き出した、私的教訓は:


・最初から無謀な目標は立てない
・夜は特に少なめに食う
・野菜を食う
・水を一日2リットル飲む
・満腹になったのに、胃に追い討ちをかけてさらに喰わない
・間違っても「食べ放題」には行かない。万が一行っても「元を取る!」と思わない。
・サウナとか風呂で汗かくのは健康にはいいが、決して痩せない
・必ずしも守ってないが、レッド・ミートより、ホワイト・ミート 牛・豚肉より、鶏肉・魚
・飲み会で、酒は飲んでも、喰わない
・飲んだ後、ラーメン食わない

・タバコはもちろん止めない。え?
・時間をかけてゆっくり痩せればリバウンドしない
・腹引っ込ませようとして腹筋やってもたぶんダメ
・「筋肉つける」と「痩せる」はたぶん別の問題
・有酸素運動が全身の体脂肪を落とす
・「痩せたい」動機なんていくら不純でも構わない。結果が動機を正当化する


俺の場合、食わない(量を減らす)ただそれだけで一旦、ギリギリまで落として、それから筋肉をつけ始めるという「めんどくさがり向き」手法を取ったが、やはり食事+有酸素運動の方が効果的であることは間違いない。

さらに、食べる量とか種類が変わってくると自然と胃が小さくなるようで、間食をしたくなくなるので、「間食をまずやめる」ではなく、「食う量減らす」→「間食したくなくなる」

てなことをやってるから体重が増えないのか・・・

まあ、いい。

さらにダメ押しして余談を。
英語でダイエットするはgo on a diet
発音すると「ゴー・オン・ナ・ダイエット」




んなわけで、

ためにならないお話は以上


きりーつ!

れい!

着信アリ!

(全員「キャー!」)




今日の教訓



バディより
脳内の
ダイエットを
しましょうね♪


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写真だらけのフーバー・ダム(西部開拓のたび10)

2006-12-03 | travel
9回の連載を通して悟ったことがある。

写真貼り付けておきゃーいいんだろ?

どなたかがコメントしていたように、写真があった方がリアルに感じられるというのは正しいだろう。そして、1のことを100ぐらいに誇張して書くというふるちん方式(特許出願の書類取り寄せ中)も、いまひとつ歓迎されていない風でもあるし、そもそもめんどくさくなって来たので、今後

写真はどばどば貼り付けよう

文字少なめになるかどうかは、その回によるが。

てな訳で、


ラス・ベガスを朝早く出発して、

フーバー・ダムっつうとこに参る。


分かる?





目の前に見えてきた





ヤヴァイよ。




写真がでかすぎるよ。
そうじゃなくて。

あ、いや写真は場合によってでかくしたり、小さくしたりしてる。
gooのデフォルトである320X240は相当小さくて分かりにくい場合があるので。

ま、要するに「こりゃ、ええ写真やで」と思う場合、でかい。

で、何がヤヴァいかと言うと、ここフーバーはスルーする、と言うか横目で眺める程度の予定だった。

しかし、自他共に認めてくれないダムマニアの私、ふるちん。

「ダムがあるじゃないのさー」

なので、酔った。

もぉあたしぃ車で酔っちゃうのよぉ

違った。
寄った。

フーバー・ダムの歴史だの、ダムのなんちゃらかんちゃらは全て忘れた。

んなことはどうでもいい。

ダムは薀蓄語るとこじゃないんだよ!
見るもんなんだよおー
どうして本庁のおエライさんたちは分かってくれないんだあ!


と織田裕二は言ってない。


ビジターセンターの壁にいるおっさん。
この辺りを開発したエライ人を奉ってるんだろう。




米国が感謝してるとか何か書いてあった、石碑じゃなくて、鉄の棒碑





どっから見てもダム











テロの警戒ってことで、警備員はあちこちにいた。
見学もできないって聞いてたんだが、そこら辺にふらふらしてたおやじ警備員に

「見学したいなーー」と言ったら、
「やってるよ!」

ところが、その後1時間後とかだったので、先を急ぐし、涙を食べて断念した。
いや、涙~の~数だけ~ツヨシくさなぎ♪

(字が少ないからと言って、もがく俺の姿が見えるか?どうだ?醜いだろう?)
(これが自爆だ)


反対側(下流)は






うーむ。
どっから見ても、傷心の小心な、じゃなくて
正真正銘の写真ブログ&旅ブログ的になってしまった。


しかも今回フーバー・ダムのこと何にも思い出せない。


他の余計なことはたっぷりしっかり思い出すのに・・・


嗚呼、俺のこころには不要なものしかありゃしねえ。




今日の教訓



田中康夫は
「脱ダム宣言!」
俺は
「脱ムダ宣言!」

無理なので
「脱ムダ毛宣言」


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実は、「ひとりシャワー」がこわい

2006-12-02 | days
たぶん誰にも言ってなかった。

「怖いもの」って、よくあるやつは結構平気。

夜中の墓地へキモだめしとかワクワクするし、
虫、爬虫類OK
血を見るのも大丈夫
ホラー映画とかサスペンスも 怖いけど、面白い

実は

誰もいない家で、ひとりでシャワー浴びるのが猛烈に怖い

どういう訳かホテルだと大丈夫なんだが。

風呂入ってるときに、

どっか遠くで「カチャ」とか音がすると、
泣きそうになる

誰かが侵入してきたのか?

換気扇を通してなのか、どっからともなく

唄が聞こえて来ると

こえええ

何者かが侵入してきたときに、自分が無防備なのもあるかもしれないが。

そしてもちろん自宅で一人でシャワー浴びるに決まってるので、

早い!
カラスの行水だ。
湯船なんて、入る所じゃない!入っちゃいけないんだ。

もちろん洗う所は洗うが。

万が一、俺のシャワー浴び生中継を見たら

「ものすごいスピードで髪を洗う指」

とかが見られるだろう。

ハエが指先をなんか高速でこすりつけてる映像があるが、たぶんあんな感じだ。

映画「ザ・フライ」の実写版じゃなくて、実体験版だ。



この後「まんじゅうこわい」の落語的展開に持って行きたいのだが、無理。


できれば、シャワーなんて浴びなくて済むような、
美容整形でも受けたいものだ。





今日の教訓



ねえ
一緒に入って
あげるわ♪
もっと怖いんですけど


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もうすぐクリスマス。プレゼント何がいい?

2006-12-01 | laugh or let me die
先日、某Yに会ったとき、

Y「聞いてくれますー?この間あたし誕生日だったんですよー」

俺「あ、それは聞いてない聞いてない・・・」

Y「そーじゃなくてー」

俺「じゃ、どーじゃなくてー レ?ミ?」


(以下ふるこりん状態は割愛)


Y「彼氏がプレゼントくれたんですけどー」

俺「ああ、そりゃ良かったね」

Y「でも、すっごいベタだったんですよー ガッカリですよー」

俺「ベタ・・・」

Y「そうすっごいベタ!何くれたと思います?」

俺「ん?えっとヒント」

Y「ええっと、すっごいベタ。これで分かるでしょー?」

俺「分かった!ティファニーのオープンハートのネックレス!」

Y「ぶーー」

俺「ティファニーのリング?カルティエの三連?」

Y「違いますよー。むしろそれだったら嬉しいもん」

俺「降参。おせえて」

Y「花束ですよー。バラ20本」

俺「え?花束?そりゃベタだけど、嬉しくないの?」


なぜか隣にいたS乱入

S「やっぱ使えるものがいいでしょー。花束はベタでしょー」


il||li _| ̄|○ il||li

花束はベタ・・・

使えるものがいい・・・



Y「しょうがないからー、花瓶買っちゃいましたよー。4000円もするのをー」

俺「それって、花束より高いかも」

YとS「そーかもー(笑)」


これは彼氏の名誉のために言っておくと、後でYに見せてもらった花束画像はなかなかだったぞ。豪勢だし、赤だけじゃなくて白・黄色のバラを混ぜつつだったので、ベタかもしれんが、センスは悪くないんじゃねえの、と思った。


さて、

数日後、ふと思った。いや思い出した。ある意味いやーーなことを。

10年以上前に、誕生日に花束をしかも箱入りで、しかも彼女の会社に贈りつけたという、軽いストーカーのような出来事を。今思えば、若毛の行ったり来たりだ。ん?若気のイタリア代表?まあいい。

更に思い出が蘇ると、某日○谷花壇であーでもないこーでもないとウダウダ店員にごね、アレンジしまくって、絶対誕生日当日に届くようにしないとぶっ飛ばす的、やな客だった。

なので、

その送りつけられた相手Mに聞いてみた。

俺「ひさしぶりぶりー。大分前のことなんだけど、覚えてる?会社に花束送りつけた事?」

M「覚えてるよー よくあんなことしたねー あれから会社の人たちに何回、ねえねえあの花束の彼氏ってどうしてるの?って聞かれたよー」

俺「すまん。あのさー 花束ってベタなプレゼントで、もらってもあまり嬉しくないのかなー」

M「んー。あんときは嬉しかったというより恥ずかしかったね」

俺「ええっと、やっぱ使えるもの?アクセサリーとかが良かったの?」

M「ぶっちゃけそーだったかもねー」


il||li _| ̄|○ il||li  ( → そうだったのか・・・)



すると、さらにやな思い出が蘇って、忘れもしない20代前半の夏。

あ、この話だめだ・・・



il||li _| ̄|○ il||li  ( → なら書くなよ・・・)



するとですよ、


長年俺が思っていたこと

女 = 花が好き

女 = とりあえず花贈っておきゃいいだろ

女 = お花っていいわよね

女 = あたし、かすみ草のような女なの


違うのか?

違うんですか?

違うのかよーー!


うーむ。

どうやらそうなのかも知れない。

長年、完璧に勘違いをしていたのかもしれない。

そんなんだからもてなかったのか・・・



そこで考えた。

【傾向と対策

傾向

女は「お花が好き」って言ってフェミニンさをアピールしてる(表面では)
しかし内面では、「使えるもんよこせよ。できれば質屋で売れるもんをよー」と思ってる。
そうに違いない。

対策

1年目「このお花キレイねー」「そうだね。でも君の方がキレイさ」「まー、うれしい」

2年目「プレゼント、花をあげようと思ったんだけど、君の方がかわいくてお花がジェラシーするから、これにしたんだ」「まー、ステキなブレスレット!ありがと、チュ」

3年目「クリスマス何が欲しい?」「時計!」「時計?いいよ」「ほんとー?」「うん。なんかいつも俺を身に付けてくれてるみたいでうれしいよ」「じゃあー、フランク・ミューラーのー」「別れて下さい!」






と、まーこんなこと考えてるからダメなんだよね。俺。




今日の教訓



あなたの
赤ちゃんが欲しいの
と言われた場合の
対策教えて下さい




※追記:ukiki01さんがこの記事へのコメントを記事にしてくれたのはここ
自分の書いた記事が誰かに刺激を与えるのは何よりもブロガー冥利に尽きる。感謝。

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