去年だったか、長年愛用していた某機械式時計。
ああ、機械式とは男女雇用機械均等な時計。
のわけがなく、手巻きか自動巻きのこと。クオーツじゃない。
この時計を手放してしまった。(その経緯も面白いので書こうと思ったが思うだけに留まっている)
それまでは機械式時計LOVEで、機械式じゃなきゃダメでしょうがぁ!と他人の時計批判までしていたのに、急速にそのLOVEを失って、興味がなくなってしまった。
以後は機械式じゃない時計。そうそう腕から目玉おやじがにょきっと生えてるんだよね。
ってそれは奇怪式。
で、
ごく最近になってから、また機械式LOVEが復活してしまった。きっかけは自分で機械式時計を分解したり組み立てたりするというちょっと信じられないようなサイト
「時計三昧」を熟読してしまったからかも知れない。なにしろ部品を一つ一つ海外等から取り寄せて、オメガのスピードマスターの昔のデザインのものを自分で作ってしまうのだから。うーむ。やってみてえ。すげえやってみてえ。
色々と工具が必要なのは、図画工作・技術家庭がずっと5だった工作ボーイの俺にとってはOKなのだが、
机の上に部品並べて、眼になんかレンズみたいなのをはめて、猫背になって一心不乱になっている自分の姿を想像すると、
キショイ。
ので却下。まあいつかやるかもしれんが。
俺がお見合いするときは
「ご趣味は?」
「時計を分解して組み立てることです」
「まあなんてステキな趣味なんでしょう♪あたしのことも分解して・・・」
で、
たまたま見た
ヤフオクでアンティークの時計が出品されていた。
メーカーは知る人ぞ知るとこ。年代不明。このメーカーはバーゼルの時計フェアでトンデモない時計出品してる。
そのアンティークに一目惚れしてしまったのだ。時計LOVE → ふぉーりん・らぶ あるいは ラブ・アト・ファースト・サイト
俺が見た感じではたぶん70年代のもの。量産されなかったのかGoogleで調べても全く情報がワカラン。
ROLEXのエクスプローラーIとかフランク・ミューラーとか、サブマリーナとか、ブライトリングとか市場に出回っている量が多い商品は型番・年式・程度でだいたい値段が決まっている。
しかしふぉーりん・らぶしたやつは、適正な価格がさっぱり分からない。
そうこうしてる内に、糟糠の妻してる内に、締め切りの日。
その時点でついていた値段の約2倍ぐらいの値段でbidした。いや、えっと入札した。終了時間の5時間くらい前。本当はギリギリの時間になって高いbidで他の入札者を蹴散らしたいのだが、この日は終了時間にPCを見れないどころか、携帯のチェックもできない。
終了の2時間前にチェックしたら既に俺がつけた値段を上回っていたので、すかさずそれを大きく上回る値段つけて、後はもう天まかせ。
終了時間を大きく過ぎて、携帯でチェックしていたら、落札できなかった。
うーむ。上がるならもっとずっと上がるか、でなければ全然上がらないと踏んでいたのに、完璧に予想を外した。
il||li _| ̄|○ il||li
よく
逃した魚はデカイ と言う。
釣り人が「あーこの間もうちょっとで釣れそうだった魚こーーんなにデカかったんだよね」という実際に逃した魚よりデカク言う、なんの自慢だかよく分からない格言(?)があるが、
逃したアンティーク時計はデカイ。
と言うのは釣り人の自慢ではなく、ピュアな後悔に満ち満ちた怨念の塊であろう。
だったら、毎日ヤフオクチェックしたりウオッチリストやらアラート使って、また探せばいいじゃないのさ、とはす斜め向かいのおばちゃんは言う。
しかし、毎日○○するという何かを日課にするのが基本的に大キライなので、そしてメールがやってくるのもうざい。
じゃあ、時計諦めたかと言うと、現在
eBay (U.S.A.) → eBay (ドイツ) → eBay(スイス)
と段々未開に地に踏み込んでおる。
ああ、そうそう日本で19,000円くらいする某時計、eBayで29ドルとか89ドルで見つけたぞ。どうでもいいか?
しかし物欲
などの煩悩を滅却出来る日は果たして来るのであろうか・・・
今日の教訓
でもね?きいてくれる?
俺から煩悩取ったらさー
何も残らないと
思うんだよね
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