頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

みんなで語ろう

2009-03-31 | laugh or let me die



いやいやいや~ どうもどうも~ はじめましてですー どうも、こんばんわー よろしくですー おおっ久しぶりー 元気だったー? ええそうですねー もう降ってないですよ 傘邪魔になっちゃいますねー 趣味ですか?ううんとですねー 私鉄ヲタなんですよー え?電車男?違いますよー 鉄筋コンクリートヲタクですよー 各地の鉄筋コンクリートを見に行くのが今最大の え?私の顔? しわが多いのはいいんですよー しわとしわを合わせてー え?この後はやっぱカラオケでしょう 私の十八番聞かせちゃいますよ え?江草いる?知りませんよ エ・エグザイル?なんですかそれは?十八番と言えば堀内でしょう ピッチャーですよ あそうそうビール、ピッチャーで頼んじゃいましょうか 楽しいですねー ほんと今日は楽しい楽しい 今日はガシガシと盛り上がちゃいましょー ブリブリと盛り上がっちゃいましょー でもあーあー でもあーあー しかしサヴィシーなー あーあーほんとサヴィシーよー すっごくサヴィシー 一人合コンは




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『大きな約束』椎名誠

2009-03-30 | books

「大きな約束」椎名誠 集英社 2009年

260万部も売り上げたあの「岳物語」の続編である。と言っても連続性のある小説ではなく、エッセイと私小説の間のような作品だ。息子岳はサンフランシスコに住む。息子は風太、娘は海ちゃん。シーナが奥さんと彼らに会いに行く話や乗っていたメルセデスで若者二人と喧嘩になる話しやらメルセデスが大破する話やら酒飲んで、地方に行ってと相変わらずのシーナ節だった。

シーナさんの本を読むのはほんと久しぶり。久しく会ってない叔父さんに会ったよう。懐かしい懐かしい。しみじみしみじみ。読んでいる途中に嗅ぎ取った臭いが何故か小川糸の「喋々喃々」と似ていた。




※ 余談

高校生の頃だったと思うがシーナさんの文体に激しく影響を受けた。私の中でシーナさんはコペルニクスのような存在。あるいはキリストか。シーナ以前・シーナ以後が紀元前紀元後のようなのだ。彼の文体を真似ているうちに(仕事の文章は別だけど)、このブログで書いているような文体にたぶん成った。ウォルターさんはロックのような文体と評してくれたが自分ではよく分からない。「さらば国分寺書店のオババ」「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」を読んだ時の衝撃はいまだに忘れない。水村美苗は日本語は亡びると言うが、シーナ文体は亡びない。


※ さらに余談

縁があって、シーナさんと神保町の喫茶店でお茶したことがある(珈琲だったも知れない。そんなことどうでもいい。)会話の内容は覚えていないが、覚えていることは当日シーナさんは体調が悪くて飲みにいけなかったことと、シーナさんがデカかったこと。私も背は低い方ではないが、そんなモノではないデカさだった。小説冒頭で若者(ガキ)と喧嘩する件で、うーむとうなってしまった。実物のシーナさんはとてもカッコ良かった。


私がもし女性だったら、椎名誠と結婚、がダメなら不倫したい。






大きな約束
椎名 誠
集英社

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さらば国分寺書店のオババ (新潮文庫)
椎名 誠
新潮社

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もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵
椎名 誠
本の雑誌社

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言葉の無駄遣い

2009-03-29 | days



グリコのドロリッチ

ストローの所に「金のストロー」と書いてある。

確かに金色のストローだった。

しかしわざわざそこに「金のストロー」と表示する意味はどこにあるのだろうか。

例えば私のおでこに「男」と書いておく意味はあるまい。

「恋人募集中」なら意味があろう。

「なめると苦い」と表示する意味はある、ない、どちらだろう。

「結構動きが俊敏」と表示する意味はたぶんあるまい。

「所持金500円」と表示する意味もたぶんあるまい。いや狩ろうとする側には狩っても無駄だと分かるから意味があるか。

どこから見てもそうだと分かることにいちいち表示する意味はないし、表示して情報を提供することに意味がないことを表示する意味はない。しかし巷に無駄な表示が多く、目がうるさいと言っている。私の二つの目がうるさいうるさいと言っている。



そう。私の目は喋るのだ。



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奇跡のペンギン

2009-03-28 | travel



長崎ペンギン水族館で撮影した。

よくあることかと係のおじさんに訊いてみたら、

「長年この仕事やってるけど初めて見た」そうだ。

うーむ。なんなんだろう。この体勢。

私はすごくかわいいと思うんだが、世間的にはどうなのだろうか?



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『納棺夫日記』青木新門

2009-03-27 | books

「納棺夫日記」増補改訂版 青木新門 文藝春秋 1996年

納棺夫というそれまで知らなかった職業が我々の目にとまったのは映画「おくりびと」のヒットとアカデミー賞の受賞がきっかけであった。映画は観てないので知らない。しかしこの本で描かれる納棺夫の日常はなんとも静謐だ。

乾いた文体と死者への厳かな気持ちが読む者を遠くへ誘ってくれる。親鸞からアインシュタイン、小林一茶と縦横無尽に青木の思いは駆け巡る。遺体を処理するキワモノな仕事おを紹介する本かと思っていた私が浅はかであった。

高見順の詩集を読んだことは一度もないのに、その引用を読むのは何度目だろうか。また死といふモノについて考えされられてしまった。

先日、友人が「死ぬのが怖いんだ」と言っていた。私は死ぬのが怖いと思ったことは一度もない。理由はよく分からない。死にかけたことが何度かあるからなのだろうか。




いつか必ず誰もが
たどり着く終着驛へ
早く着こうが
遅く着こうが
大した違いがあるわけじゃ
あるまいし

と思ひながらウヰスキーの
お湯割りを今晩も啜る






納棺夫日記 (文春文庫)
青木 新門
文藝春秋

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古本に貼ってあった

2009-03-26 | books

先日古書店で買ったと或る古本。

表紙を剥ぎ取ってみたら、本体にこんな紙が貼ってあった。正確に言うと貼ってあったのを剥がした残骸が残っていた。

古文書の解読は進研ゼミで習ったから得意である。

年末・年始 東京特許許可局は休業

とは書いてない。

年末・年始 私本閲覧許可証

とある。私本の閲覧許可?

おお。これは刑務所からやって来たのか。小さい頃よく遊びに行った。懐かしい。

と、無駄に改行の多い記事となってしまった。気を取り直して、

刑務所ではこのような許可を取って本を読むそうだ。最近の古本ではめったに見かけなくなったが、昔は蔵書印が押してあるものや書き込みがされているものが売りに出ていた。有名人の蔵書印が押してあって価値が高まることもあったそうだ。しかし、基本的にはみなキレイな本を読みたいのだろうからこのような古本を眼にすることがさっぱりなくなった。しかし書き込みなどを読んでいると、その本がどのように前読者に愛されたか分かる。またその本がどういう経路をたどって自分の目の前にやって来たか分かるのはをかしだった。今回、刑務所からやって来た本を見て思いを馳せるというのもまた暇人に許された贅沢なのかも知れない。



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『ばかもの』絲山秋子

2009-03-25 | books

「ばかもの」絲山秋子 新潮社 2008年

最初はエロ系の本かと思った。30近い女、額子と大学生のばかもん、ヒデのと濃密なセックスからはじまる。てっきりこの女に惚れきってしまったヒデがずぶずぶと額子にのめり込む、というダメ男小説だと思った。

しかし額子に、木に縛られて放置されるという非常にサディスティックなふられ方をして、ヒデは家電量販店に就職する。舞台は北関東。何とも景色も人も荒涼としている。

しかしヒデはアル中になってしまう。キレイな彼女ができたのに。そのアル中を一体どうするかというエピソードと、意外すぎる額子のその後。

そしてさらに意外すぎるラストへの展開に目頭を熱くしてしまった。まさにばかものの一人として熱くなってしまった。

絲山作品はこれが初めて。しかし、これはどんどんと他の作品も読もうと思わせる作品だった。見た目が薄っぺらいが、中身はぎっしりつまっている。文章が飛び跳ね、雫が飛んで来る。平気な顔をして何も感じないまま読み終える人はたぶんもはや人間ではない。そんな作品だった。




誰か 俺に ばかもの と 言ってくれ







ばかもの
絲山 秋子
新潮社

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WBCで一言

2009-03-24 | sport



全員が喪服を着てる


弔いジャパン・・・


阪神 藤川は


似ている


速水いまいちに・・・



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インパクトだけはある店名

2009-03-24 | laugh or let me die



いわゆる「質屋」のようだ。

右にUNCLE SHOPと書いてあるのもまた面白い。

しかし、

この店に行ってみたら、

おばさんがいたら

もっと面白い。

おぢさんという名のおばさん。

I AM おぢさんであると言い張るおばさん。

にゃー と鳴く犬 のようなものであらうか。



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『ポトスライムの舟』津村記久子

2009-03-23 | books

「ポトスライムの舟」津村記久子 講談社 2009年

163万円で世界一周というポスター(これってピースボートだよね?)を見て、自分の年収と同じだけの額を貯めようと清貧に生きる女、29歳、ナガセ。

うーむ。何と言えばよいのか。友達の女の子が「生まれて初めて小説書いたの。ふるくん読んでくれる?」と言ってプリントアウトした束を渡され、それを読んだような気分だ。友達だから、初めてだから、を理由として優しい気持ちで読んであげれば、それほど悪くない(傑作だとは言い難いが。)「文体がちょっともたもたしてるねー。それも昨今の小説にはない味かもねー」などとたぶん言ってあげるのだろう。女性には優しいのだ。はっはっは。しかしこれが芥川賞を受賞したのかと思うと私はつくづく芥川賞系の作品には縁がないなーと思う。だって私は直木賞的生き方をしてるんだもの。どんな生き方やねん。






ポトスライムの舟
津村 記久子
講談社

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今日は何曜日?

2009-03-22 | laugh or let me die



金曜日だからフライデイか・・・うまい!


頼まれもせずに考えてみよう。


アルカリじゃないよ、酸だよ!のサンデー

千円なんてけちくさい!百万でー!マンデー

苦しい。苦しい。宙吊りになるチューズリデー

ビミョウにバタ臭い顔がイケてるか不明な、ウエンツデー

左図をみる佐津さんのサズデー

そこ危ないよ。見た目ほど浅くないんだよー気をつけてーの深いでーフカイデー

別れの日はこの日なの。去ったデー




さあさあさあ。今日もブログがうまくいったデー
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『日本語が亡びるとき』水村美苗

2009-03-21 | books

「日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で」水村美苗 筑摩書房 2008年

結構あちこちで話題になっている本。やっと読むことができた。

冒頭米国アイオワ大学で水村が滞在する話が出てくる。この第一章がいきなり重苦しい雰囲気に包まれるのは水村がこのアイオワ・シティを好まなかったからかも知れない。私がアイオワ大学に行ったときに感じたのは、この陸の孤島に大学とその周辺施設が全部固まってあって、勉強をするのにはもってこいの環境だいうことと、とても居心地がいいということ。まあ感じ方は人それぞれだ。冬は想像を絶するほどの寒さだけれど。

その昔国際郵便にはPAR AVIONと書いていたのが、いつの間にかAIR MAILと書くようになったという例をあげて、フランス語はその地位が日本語と同じ位凋落したと水村は言う。上手い&面白い&筆は相変わらず重い。

歴史をひもといたり、海外に眼を向けたりして、言語というものについて色々な興味深い考察が進んでゆく。私には

頑固で、自分というモノをしっかり持ったおばちゃんとカフェで語り合っているような本だった。

女性との会話の中で彼女が何か熱く語る事があるとすれば、それは私という「男」がしたことについて非難するばかり。自分の考え(平和でも医学でも経済でも政治でも)をしっかりと私に披露してくれるような女性にはあまりお目にかかった事がない。私の交友範囲が狭いのか、もしくは私という男が、女性から見て自分の考えを披露したくなるような人間には見えないからかも知れない。というような意味で稀有な年上の女友達を見つけたような気持ちになった。

フランス語から日本語に翻訳された文学は数多くあれど、日本語からフランス語に翻訳された文学は数少ないという文脈の中で、言語の非対称性という言い方をしている。なるほど。とても分かりやすい。

夏目漱石が東大で英文学を教えていた。そして、日本初の近代小説「浮雲」を書いた二葉亭四迷は東京外語大でロシア語だけで授業を受けていたそうだ。面白い。これを水村は必然であると言う。ふむふむ。

マトモな頭を持った人たちはもはや日本語で文学を読もうとも書こうともしないだろうと言う。そして日本の内部で日本語で書かれた文章がどんどん幼稚になってきていると言う。ふむ。ケータイ小説といふ代物の存在、若い世代になればなるほど、書けない・読めない、だからと言って英語が出来るわけでもない事実を見ていると、確かにその通りだと思う(水村の書いていること全てに同意するわけではない。8割ほど同意)

日本は島国であるが故に、日本語が亡びるわけがないだろうと思っているのが問題であると言う。日本語は亡びる運命にあるが、マトモな頭を持った人が書かれるべき日本語を書こうとする、読もうとすれば変わるかもしれないと言う。

この「日本語が亡びるとき」はとても言いたいことが伝わりにくい文章であった。嫌いじゃないけど。しかしこういう本だから10代後半から20代はまず読まないだろう。先日、10代20代30代とまとめて話す機会があったので訊いてみた。すると一ヶ月に2冊以上本を読んでいるのは12人中1人だけだと分かった(仕事の本と雑誌は除く。)それなりに偏差値の高い学校を出られた方ばかりなのでちょっと驚いた。

内田樹が「昭和のエートス」でも書いているのと同じように水村は学校の国語の授業時間が増えないことを嘆く。しかしこれについては私はよく分からない。英語を公用語にすることについても彼女は反対する。これについても私はよく分からない。前者については、学校で教える国語はろくなもんじゃなかったので、時間を増やしたところで何の役に立つのだという疑問があるから。後者については、公用語にしなくてもいいけど、いくらなんでも日本人の英語の出来なさ具合は尋常ではないのでそれは何とかしたほうが良いと思うから。(だからと言って、小学校で英語を必修にするとか中学高校の英語の授業を英語で行うことの是非はよく分からない。)

さて、英語が世界ナンバー1の言語になるということ「だけ」がこの本のテーマではなく、それ以外の様々な言語の周辺の事が書かれそれが面白い。そしてなぜ英語の世紀になって「きた」のか、なって「ゆく」のかその考察も納得できる。我々が言葉を使わないで生きてゆくことは出来ないのであるからこそ、こんな難し(そうに見える)本も読めば必ず何か得るモノがあると信じる。





日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で
水村 美苗
筑摩書房

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ドラマ『ゴーストタウンの花』すごく良かったぜ

2009-03-21 | film, drama and TV

テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞したとか。

しかし翌日からの旅に備え、荷物をパッキングしつつ、読みかけのジョン・ハートの「キングの死」でも読もうかなというかなりてきとーな気分でいたら、何気なくついていたテレビに思わず見入ってしまった。

多摩ニュータウンに暮らすダメ高校に通う、とてもよい子桜庭ななみ。弟たちの面倒はみるし、学校では生徒会やってるし。親友に紹介された男子高校生と付き合うことになるが・・・

いやいやいや。見る予定が全くなかったのに、最後まで見入ってしまった。面白かったし、最後にはそうきたかと思ったし、何よりほんのりほんわかした。単なる女子高生アホストーリーではないし、桜庭ななみは(初めてみた)とてもカワイイがそれだけが見物でもない。しょーもないドラマ、バラエティを見て1時間をつぶすよりずっと良かった。(野球少年だった割に、今日のWBCには全然萌え、いや燃えなかった)

もし再放送があったらぜひ観てみるとよいと思います。

オフィシャルサイトはこれ

では、また。


※ 追記

オフィシャルサイトで各地の放送時間を調べたら、テレビ朝日、北海道テレビ放送など一部では放送は既に終了してしまったが、広島ホームテレビや九州朝日放送その他多くの放送局では放送はまだ先なので、万障お繰り合わせの上でお見逃しのないように(俺は誰だ)

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最近のババアときたら

2009-03-20 | days



パン屋に入ったら、前方にババアがいたんだよ~ ねえ、聞いてる?でさー ババアがさー クロワッサンの方にあのなんだパンつかむやつ?箸?箸じゃねえよ まあいいやパンつかむ系のやつだよ あれをさー ババアがね クロワッサンの方にぐっと前に向けたらさー クロワッサンが落ちたんだよ 誰だよ黒輪さんて?違うよクロワッサンだよ お前耳が腐ってるのか?でよー その落っことしたクロワッサンをだよ ドロップしたクロワッサンをだよ そのまま元に戻しやがったんだよ あのババア 何言ってるんだよ?お前は?脳天唐竹割りって何だよ 16文キックって何だよ 32文ロケット砲って何だよ 知らねえよ ジャイアント馬場って誰だよ?知らねえよ ジャイアンと馬場君も知らねえよ だからさー ちゃんと話しさせろよ そのクロワッサンババアだよ アルゼンチンババアじゃねえよ しかしひでえよなー 最近のババアはよー 落っことしたモノそのまま戻すんだぜ 買い取れとまでは言わねえけど店員に言えばいいじゃねえかよなー なー なー なー?え?お前がババアだって?今そう言った?あんた失礼しちゃうねー ホントしっつれいしちゃうねー あたしゃババアじゃないよ いつもババアじゃないって言ってるだろう 原宿でね 髪切ってるんだよ 美容院じゃないよ 病院でもないよ 床屋だよ バーバーだけに



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『Dr.インクの星空キネマ』にしのあきひろ

2009-03-19 | books

「Dr.インクの星空キネマ」にしのあきひろ 幻冬舎 2009年

キングコングのイケメン、西野亮廣が描いた絵本。これが結構良いぞ。線描で描いた絵と文章。右側にある文章は子供向け的なのに対し、左側にあるやや絵がグロテスクなのでこの左右の落差がなかなかいい。さすがに絵本なのでストーリーはここに書かない方がいいだろう。

最初は無関係の短編集なのかと思ったら最後で全ての前振りがきちんと繋がるのも実に上手い。たぶんスクリーントーンなど使わないで一本一本丁寧に描いた絵がいい(私にはすごく好みの絵だ。)特に40ページの昭和を思わせる商店群の絵なんて味がある。

2500円とは安くない。しかしどーでもよい、読めば捨ててしまうような本に1500円出すよりはずっとリーズナブルだ。手間暇のかかり方が違うというのが一つ。さらには、絵を何度も見て楽しめるというのが二つ。会社に持っていって「これちょっと読んでみてよ」なんて他者とも楽しみを容易に共有できるのが三つ。もちろん子供に与える、子供に読んであげるで、四つ。

そうそう。先日視聴率があまりよろしくなかった関西では人気の「探偵ナイトスクープ」のゴールデンタイムの放送があった。あの最初が「泣いてしまって子供に絵本を一冊読み切ったことがないお母さん」だった。あのお母さんは実にチャーミングであったというと思ったのと、あんな風に絵本が扱われるのであれば、やはり価格設定は高くてもリーズナブルなのだなー と思う。






Dr.インクの星空キネマ
にしの あきひろ
幻冬舎

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しかし、どうしても無料で絵本を読みたいのなら私が描いたこれを読めばいいさ。

記事150本記念「人はなぜひとを好きになるのか」

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