女優杏のエッセイ。子供の頃に飼っていた犬、ハリーの話。陶芸を泊まり込みで習う話、文楽、共演者堺雅人の話、信長好きな歯医者の話など多彩。
内容も興味深いことだらけでとっても面白く読んだけれど、それ以上に文章から彼女の人柄が伝わってくる。
なんて感じのいい人なんだー。偉ぶらず、だからと言って卑屈でもなく、自分の失敗や至らなさを客観的に見られている。ある種の「理想の女性」のように思った。いい人だからと言って、演技が上手とか限らないわけだけれど、彼女が出るドラマはやっぱり観てしまう。(矛盾?)
エネルギッシュな黒柳徹子について、
確かに。目をしっかりと見開いて、好奇心を持って街を歩けば、見たいものが見え、街を歩いていても、心が閉じていれば何も入ってこないのだろう。
個人的には犬のハリーの話が一番染みた。確かハリーの子供が、三谷幸喜が飼っていたとびではなかったろうか。
今日の一曲
杏で、オジリナル・ラブのカバー「接吻」
では、また。
内容も興味深いことだらけでとっても面白く読んだけれど、それ以上に文章から彼女の人柄が伝わってくる。
なんて感じのいい人なんだー。偉ぶらず、だからと言って卑屈でもなく、自分の失敗や至らなさを客観的に見られている。ある種の「理想の女性」のように思った。いい人だからと言って、演技が上手とか限らないわけだけれど、彼女が出るドラマはやっぱり観てしまう。(矛盾?)
エネルギッシュな黒柳徹子について、
「情報というのは、所詮その人が見たいと思った情報のみ、その人に見えたり、吸収されるのだ」
確かに。目をしっかりと見開いて、好奇心を持って街を歩けば、見たいものが見え、街を歩いていても、心が閉じていれば何も入ってこないのだろう。
個人的には犬のハリーの話が一番染みた。確かハリーの子供が、三谷幸喜が飼っていたとびではなかったろうか。
杏のふむふむ (ちくま文庫) | |
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今日の一曲
杏で、オジリナル・ラブのカバー「接吻」
では、また。