頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『幸福な生活』百田尚樹

2011-06-30 | books

「幸福な生活」百田尚樹 祥伝社 2011年

ダークな味の短編集。もっとストンと落として欲しかったのでその分減点だが、最後の一行が頁をめくった最初の行にあって、そこをめくらない限りオチが分からないようになっている。その作りが巧い。そしてオチを一行だけで描写するのも巧い。

もっとダークだとより好みなんだけど(チョコレートもダークが好きです)

しかし毎日暑いですな。まだ6月なのに。7月、8月と先が思いやられますわ。お互い体調崩さないようにしませふ。

では、また。



幸福な生活
百田尚樹
祥伝社
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つゆだくな悩み

2011-06-29 | sport

最近の私の悩み。

それは汗。

普段からすごく汗っかきなんだけど、それについては脇の下にシュッとするスプレー&液体デオドラントを今年から使用することにしてみた。

すると、確かに、臭くない。全然臭くない。

よし、臭い方面は解決した。(ちなみにジムのロッカーでシュッやってるのは外人が多い)

問題は液体方面。

つい先日ジムで、

1.ストレッチだけでもう汗。
2.縄跳び飛んだら大汗。
3.シャドー・ボクシングはまだいいけど
4.トレーナーとのミット打ちは大汗大会開催中インザリング。
5.サンドバッグ格闘中に大汗開催中オンザフロア。
6.マシントレーニングでもマシンを濡らす。

てな感じ。

トレーナーの眼に汗が入るし、床は濡らすし、マシンを濡らしてしまうので、人様に大いに迷惑。自分も汗で、特に蹴りのとき軸足がすべるのでやりにくい。だからと言ってサウナスーツ着たら今の季節じゃ死んでしまいそう。

どうすればいいのか、つゆだくな私。


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マンガ『テルマエ・ロマエ』II ヤマザキマリ

2011-06-27 | books

「テルマエ・ロマエ」第2巻 ヤマザキマリ エンターブレイン 2010年

古代ローマで風呂技師をするルシウス。第2巻では、男根信仰(!)、ゲルマニアからの異人、バナナワニ園(!)、風呂におけるアトラクションがテーマとなっている。

一巻はだいぶ前に読んでいたんだけど、レビューしてなかった。(いつもテキトー)それから結構時間が経過してしまったので、最初どんな話だったっけ?と思い出しながら読んだ。

するといきなり、男根ばなしだったのでちょっと面食らった。電車の中で読んでいたので、隣のOLの視線が気になった。

斬新な設定(ローマ人がタイムスリップして、日本銭湯をリスペクトする)、歴史薀蓄、ほんわかした展開が合わさって何とも言えない味になっている。

マンガ大賞2010と手塚治虫文化賞のW受賞もなるほど。

「荒川アンダーブリッジ」と「聖☆お兄さん」の中村光やこのヤマザキマリのように、女性がこういうマンガを書くようになったんだなー 時代は回ってるなー@中島みゆき




テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン
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『すばらしき新世界』ハックスリーが描く未来がスゴイ

2011-06-26 | books

「すばらしき新世界」ハックスリー 講談社 1974年
BRAVE NEW WORLD, Aldous Huxley 1932

だいぶ前に立花隆の著作でこの本のことが書かれていた。ちょっと気にはなったのだが、そのまま失念。以後本屋で見かけたことがなかった。それから、何年もたってからどこだったか地方の古本屋で見つけた。100円だった。昭和49年に出て定価は280円。作者名がハックスリーだけでファースト・ネームがないのも時代っぽい。

1932年に書かれた、暗い未来小説。あるいはアンチ・ユートピア(ディストピア)と言ってもいいだろう。ジョージ・オーウェルの「1984年」が予期する未来とは違うし、文体も含まれたユーモアも違う。

9年戦争の後、世界の安定を図るため赤ん坊は壜内で受精し育てられる。英国では中央ロンドン人工孵化・条件反射育成所で。生まれながらにしてアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、エプシロンと階層分けがされ、それぞれ違う方法で育成される。父・母なる概念は古く穢れた考えにすぎない。幸福であるという暗示、睡眠学習… 

いやいやいや。久しぶりに読みながら「むぅ」とか「うお」と唸りながら本を読んだ。面白いし、先が読めないけれど、それ以上にハックスリーの構築した新世界秩序がスゴイ。

そこにあるのは超全体主義、超ファシズムの世界。それとは別に文明化されていない「野蛮な人たち」も対比して描かれている。新世界が人間に幸福をもたらして、野蛮な世界には不幸がある、そんなわけないと思うけど、でもそうかも知れないと思わせるところもある。

いかにして新世界は秩序を保とうとしているのか、それだけでも読むと興奮する。

個人の尊厳は新世界では損なわれるわけだけれど、でもその代わりに得られる幸福があるわけよ。じゃどっちがいいのか?そのトレード・オフに耐えるべきか否か考えさせられる。2011年の現在でも、読者の一人ひとりが、「自分がどういう生き方を選ぶべきか、社会はどうあるべきか」を考えるいいヒントになると思う。

単に、「こういう未来ってキモイよねー」という読み方だと多分挫折するだろうし面白くないと思うけどね。

全部で18章あって、17章の野蛮人とムスタファ・モンド総統の会話が実に読ませる。解説でも訳者の松村達雄さんが17章から引用している。とても長いのだが、http://www.hedweb.com/huxley/bnw/ でその全文が公開されている。著作権の問題はよく分からないが。そこから17章のごく一部を。


"What about self-denial, then? If you had a God, you'd have a reason for self-denial."

"But industrial civilization is only possible when there's no self-denial. Self-indulgence up to the very limits imposed by hygiene and economics. Otherwise the wheels stop turning."

"You'd have a reason for chastity!" said the Savage, blushing a little as he spoke the words.

"But chastity means passion, chastity means neurasthenia. And passion and neurasthenia mean instability. And instability means the end of civilization. You can't have a lasting civilization without plenty of pleasant vices."

"But God's the reason for everything noble and fine and heroic. If you had a God "
"My dear young friend," said Mustapha Mond, "civilization has absolutely no need of nobility or heroism. These things are symptoms of political inefficiency. In a properly organized society like ours, nobody has any opportunities for being noble or heroic. Conditions have got to be thoroughly unstable before the occasion can arise. Where there are wars, where there are divided allegiances, where there are temptations to be resisted, objects of love to be fought for or defended釦here, obviously, nobility and heroism have some sense. But there aren't any wars nowadays. The greatest care is taken to prevent you from loving any one too much. There's no such thing as a divided allegiance; you're so conditioned that you can't help doing what you ought to do. And what you ought to do is on the whole so pleasant, so many of the natural impulses are allowed free play, that there really aren't any temptations to resist. And if ever, by some unlucky chance, anything unpleasant should somehow happen, why, there's always soma to give you a holiday from the facts. And there's always soma to calm your anger, to reconcile you to your enemies, to make you patient and long-suffering. In the past you could only accomplish these things by making a great effort and after years of hard moral training. Now, you swallow two or three half-gramme tablets, and there you are. Anybody can be virtuous now. You can carry at least half your morality about in a bottle. Christianity without tears what's what soma is."


somaとは、幸せになれる薬(のようなもの)のこと。松村さんの訳って読みやすく分かりやすいし、原文も平易でいいなとも思う。

この本はあまり書店では見かけないので絶版品切れかと思ったら、Amazonでは残り20冊だそうだ。

では、また。



すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1)
ハックスリー
講談社
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生生田

2011-06-25 | film, drama and TV

先日、映画のロケをしているそのすぐそばにいた。

役者の生田斗真がそこにいた。出ているのだろうか?

いや、出ないでそこにいるわけがないだろう。

随分と大掛かりな撮影で、しかも長時間そこにいた(ゆえに邪魔だった)

生田氏を見て、

テレビと同じだなー と思った。

ライトブラウンというのか茶髪がだいぶ薄い色だったけど。

最近、役者などテレビや映画に出ている有名人をどこかで見かけると

テレビと同じだなー と思う。

一つに、昔のスタアと今のセレブではレベルが違うというのがあるだろう。

いい意味でもそうでなくても、芸能人が親しみやすく、そこらへんにいる人とそれほど変わらないことが多い。

もう一つは、テレビの性能が良くなって、ハイビジョンなんかになってしまうと、テレビで見るのと実際に見るのとの差がほとんどなくなっているということ。

ふむ、

フィクションの効用に、現実を忘れさせてくれるということがあるが、テレビというフィクションが現実と変わらないと、夢を見させてくれなくなっていくのだろうか。

夢が見られなくなると、遠い未来には、人は映像メディアはニュース(現実っぽいもの)とアニメ(かなり作り物っぽいもの)ばかり観るようになるのかも知れない。

すると夢を見るために、小説など活字メディアがまた復権する日がくるのかも知れない。

いや、全然こないのかも知れない。



と、生で生田斗真を見たから、生生田って面白くないかなと書こうと思ったのに、どんどん脱線してしまった。

では、また。


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コンタクト売ってくれますか

2011-06-24 | days

スポーツ(キックボクシングとトレッキング)するときだけ、コンタクトレンズを使っている。

眼鏡かけて格闘技はできない。前はハードのコンタクトを使っていたんだけど、マス・スパーリング(スパーリングの軽いやつ)やっていたら、レンズが吹っ飛んだ。

眼科できいたら、ハードは割れたりしたら危険だからソフトにしろとのこと。以後、一日使い捨てのコンタクトを使っている。

右目はボシュロムのワンデープラス(普通の近眼)で左はワンデートーリック(乱視用)

これがそろそろなくなりそう。

ネットの通販で買えるかなと調べてみたら、処方箋がいるようないらないような何とも分かりにくい表記がしてある。値段は安い。左右両方で一箱8000円ぐらいしたのが、ネット通販の安いところななら半額で買える。

もちろん、処方箋など今持っているわけがないので、業者に電話してきいてみた。

すると、ボシュロムやチバビジョンは処方箋をファックスなどで送る必要はない。しかし、ジョンソン&ジョンソンの商品はファックスで送ってもらわないといけないということだ。

薬事法では、処方箋の提出は義務付けられているわけじゃないそうだが、だったらなぜジョンソンX2ではいるのだろうか…

まあ俺とは無関係かと、ボシュロムを2セット計4箱買ってみた。

4日後にちゃんと物は届いた。

特にネタになるようなことは起きなかった。

全然関係ないんだけど、

普段眼鏡なのに、たまにコンタクトしているときがあるんだけれども、「あれ?今日眼鏡じゃないの?」とほとんど言われない。

自分としては「今日はいつもと全然ちがうよなー」という気分なので、「どうして誰も気づいてくれないの」と思ったり思わなかったり。

まあいいか。

では、また。

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三国志が読めま1000

2011-06-23 | books

かなりバカっぽいタイトルで始めてみました。


ずっと前(ゲームになるよりずっと前)から三国志好きなる者たちはいた。

概して、目つきの鋭いオタク顔をしていた。

彼らが熱くそれについて語る(e.g.劉備がどうたらで曹操がなんたら)様を見ていると、「三国志なるものを読むとああなってしまうのもやだし、読むのはやめとこう」という結論に達した。たぶん高校生の頃。いやもっと後か。

それからだいぶ年月日がたち、目つきの鋭いオタク顔をしていない者たちが多く三国志について語るようになった。たまに、とてもかわいかったりした。さらに赤壁に金城武が出演してしまったりした(映画館で観た)

かつて、読んでから見るか、見てから読むか、という角川映画+角川書店のキャンペーンにはまって、映画が封切りになる前に原作を読んでしまえ、とばかり小説を読んでいた私。(e.g.「白昼の死角」「戦国自衛隊」「時をかける少女」)

映画が面白かったのなら原作を読まねばならない、

と思い、読み始めた北方謙三の三国志、これはどうも吉川英治のを先にふまえておいたほうが楽しめるらしい、

と分かり、北方を2巻だけ読んで、こっちを先に読み終えた。




正直、何がなんだかわけが分からなかった。

登場人物多すぎ、地名がよく分からない、筋がどちらを向いているのかもよく分からなかった、ので。

それで疲れてしまって、肝心の、面白いらしい、北方三国志は、まいっかと積ん毒、いや積ん読山脈に放置した。

それから数年たって、再び北方三国志を読み始めてみた。




最初は良かったのだが、段々疲れてきた。

1.私の知能の問題。世の中の多くの人はもっと高い知能を持っている。
2.中国史を私は肌が合わない。
3.漢字が苦手だ。
4.戦争は苦手だ。
5.13巻は長すぎだ。

このうちのどれか、もしくは全部が原因なのだろう。

4巻をちょっと読み始め、逃避&放置。

面白いもので、以降読む本がすごいスピードで読める、もしくはすごく楽しく感じられる。





以上で、夏休みの読書感想文の宿題を早めに終わらせてみました。



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待ってたよ

2011-06-22 | film, drama and TV

先週月曜からスカパーのFOX CRIMEで、「MI-5 英国機密諜報部」のシーズン7の放送が始まった。

やっとだよ。ずっと待ってたよ。

先週のエピソード1がいきなり衝撃的な展開(MI5ファンなら誰もが腰を抜かす)で、で続きを観るのが勿体ないというか躊躇してしまうくらい。

スカパーに入っていなくても、レンタルDVDが出ているから、これはほんとオススメだから騙されたと思って観てみ。24よりスゴイから。

と友人何人かに力入れて語ったが、いまだ観たという報告は一件もない。

私のことばには貫通力があるから、右の耳入れると左の耳からシュッと飛び出すらしい。


FOXオフィシャル・サイト
BBCのオフィシャル・サイト
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シビレタ

2011-06-21 | music

「マルモのおきて」で、マルモたちの住むアパートの一階の料理屋の「おやじさん」を演じる世良公則。

昔はこんなんだった。


Youtube動画 「銃爪」 (タグの埋め込みができないので、リンクを貼った)



世良公則&ツイストの動画はいくつか見つけた。しかしこれを上回るインパクトを持つのはなかった。

今観ても、いや今観るからこそ、シビレル。



まるで小室哲哉のような徳永英明と世良のコラボは以下に。








徳永の高音へぐぅっと上がる感じがなんとも言えず、よい。



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『禅とオートバイ修理技術』ロバート・M・パーシグ

2011-06-20 | books

「禅とオートバイ修理技術」(上下)ロバート・M・パーシグ 早川書房 2008年(めるくまーる単行本1990年)

ZEN AND THE ART OF MOTORCYCLE MAINTENANCE, Robert M. Pirsig 1974

文庫を横にするとこんな風になかなかステキなデザイン。





ずっと読みたいと思っていてそのままになっていた。北方三国志3巻まで読んで疲れたので、言わば逃避。

オートバイについてその修理の仕方を学ぶ本ではなく、アメリカ大陸を息子とツーリングで回りつつ、哲学について語るという本。

すごく読みやすい平易な言葉が使われているにも関わらず、意味をつかもうとするとちょっと難しい。いや、かなり難しい。

主体と客体、理性、自我… 分からないのを分かるふりして読んでいたら、段々分からないのが加速していった。しかし、よく分からないまま読むのが不快じゃない。意外と。

たぶん、哲学以外の旅とオートバイの部分が読んでいて心地よかったからだと思う。

しかし、結局なんだか分かったようで分からなかったので、また読もう

(小学生の作文か!)

最近、自分が本読みだと自称してはいけないような気がしてる。

では、また。



禅とオートバイ修理技術〈上〉 (ハヤカワ文庫NF)
ロバート・M・パーシグ
早川書房

禅とオートバイ修理技術〈下〉 (ハヤカワ文庫NF)
ロバート・M・パーシグ
早川書房
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あおもり犬

2011-06-18 | travel

わざわざ青森に来たのは、これを見に来るためだったと言っても華厳ではない。いやそれは滝か。

過言でもない、あおもり犬。何年か前、弘前で偶然で見かけて、それの大きいのが青森県立美術館にあるときいて、いつか見てみたいと思っていた。

奈良美智の作品で、館内にも彼の作品はたくさんある。最初に奈良作品を見たときに、「ナラミチ」という女性だと思った。今でも女性的な造型を作るひとだと思ってるけど。

その美術館は撮影禁止なんだけど、あおもり犬は外にあってそこは撮影可。人がいなくなってから撮ると、







こんな感じ。でかい。実にでかい。






後ろ姿に哀愁がある。

ミュージアムショップであおもり犬グッズと買おうと思っていたら、意外なほどグッズがなかった。くにゃくにゃしたぬいぐるみくらい。

東京で美術館、博物館に行くと、こんなに誰が買うんだよというくらいの量のグッズを販売している。それもどうかと思うけれど、それに慣れてしまうと、売っていないことを残念に思ってしまう。

慣れとは恐ろしいものだ。

いや、そんなこと言いたいわけでもないんだけど。

では、また。


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ファンクション

2011-06-17 | days

機能を極限まで追及したモノ。

例えばブライトリングの腕時計は美しい。

例えばポルシェは美しい。

しかし、

よく通販で売っていそうな、おばちゃんが持っている、ポケットがたくさんついている多機能バッグはあまり美しくない。

なぜだろう?



ここ数日考えてみたけど、答えが出ない。機能美とはある場合にしか通用しないのだろうか。

全然関係ないけど、9月に公開される映画「モテキ」に出演するのが長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子の4人だと聞いて、この4人だと誰にするか迷うなあと思いつつ。

では、また。

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変わったラーメン

2011-06-16 | travel

先日行った青森。

泊まったホテルの近くに、行列するラーメン屋が。






味噌カレー牛乳ラーメン?

怪しかったが並んでみた。

やっと席についたので、メニューに書いてないけど

「大盛にできますか?」ときいたら、

「あ、今それ勘弁して」とのご主人の返答。

どうやら麺が足らないようで、行列している人の数を数えるとギリギリらしい。

うーむ。大盛を頼んで初めて断られた。それもまたをかし。

すると、業者っぽい人がやって来た。麺を持ってきたのだ。

すると、ご主人が広いカウンターの一番端っこの私に「大盛にできるけど、するかーい?」と大声できく。

私も大声で「お願いしまっす!」

なぜか店内全体に笑い声が。行列してる人たちを癒してしまった。







到着したラーメンはこれ。

青森では有名らしい。

胃に優しいクリーミーなラーメンで、なかなか旨かった。

青森駅近辺は、こじんまりと町がまとまっていて、また地方都市らしい疲弊もしてなくてなかなか居心地のいいところだった。

以上、最近あまり書いてないたびの話。


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カッコーは振り返るか

2011-06-14 | poetic inspiration


深夜にYoutubeで懐かしい動画を見てた

70年代の学園ドラマでは、「あの頃に戻りたい」というコメントを見かけた

私も今思う

確かに あの頃に戻りたいと

確かに あの頃は良かったと

70年代は 音楽 映画 小説 全てが鋭かった 毎日が刺激的だった

80年代は 全てがピカピカ光っていた こんな日がずっと続くと信じていた

今はどうだろう

今の若者は 20年後 あの日に帰りたいと 2011年今ちょうどこの時のことを思い浮かべるのだろうか

未来はとても 暗い暗いものなので

今この時は 未来から見れば とても 幸福な時になるのだろうか

それとも 過去とは いつも 輝いているものなのだろうか


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ロックロック36

2011-06-13 | music



ロックと言えば ミドル・キックを蹴るときに 足首がロックしたまま(曲がったまま)じゃだめだよと コーチに叱られる私ですが

深夜にYoutube徘徊していたら 92年のフレディ・マーキュリー追悼ライブの動画を見つけてしまった 

ロバート・プラント+クイーンはあるし ガンズ・アンド・ローゼズはあるし メタリカはあるし
デヴィット・ボウイはいるし 観たことのない映像ばかりだった








CDで聴くばかりであまりライブ映像を知らなかった このガンズのパフォーマンスがいいなあと思った

フレディ・マーキュリーなんて 今観ると格好が ヘンタイおやじか 芸人にしか見えないのにでもすごい

では また


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