オムライスのようなかつ丼が行列店になるまでの経緯、自分の店で出すカレーに凝りすぎる人、急逝した人気らーめん店の主人の後を継げるか?等の連作短編集
面白かった。腹が鳴った。「本日のメニュー」の続編。どちらもすごく好きだ。食とドラマという黄金タッグ
今日の一曲
WANIMAで、"Feel"
では、また。
WANIMAで、"Feel"
では、また。
大学生になった成瀬のバイトや観光大使になろうとする成瀬。
第二作、やはり面白かった。他人に惑わされず正論を行くが、いい人でもある成瀬に、憧れてしまう。
今日の一曲
Brad Mehldau Trioで、"Hey Joe"
では、また。
Brad Mehldau Trioで、"Hey Joe"
では、また。
レイプ死亡事件の被害者から最後の言葉を聞いた医師サラ。自らが15年前にレイプされた事件と関係があるらしい。
レイプが自分の身の回りで起こったと聞いたことがない。しかし読むと、自分が井の中の蛙だと分かる。ただ、長すぎる。ほぼ700頁は長い。
今日の一曲
Kroiで、"Sesame"
では、また。
Kroiで、"Sesame"
では、また。
集団レイプ事件の加害大学生の父親が殺される。復讐か?
あまり面白くなかった。文体と描こうとする重い社会性のバランスの問題なのか、ストーリー展開に先が気になる感がないからなのか。
今日の一曲
Cigarettes After Sexで、"Cry"
では、また。
Cigarettes After Sexで、"Cry"
では、また。
三部作のラスト。連続殺人犯だと確信できるのに野放しな男、第二作までにレイプ版だと確信してる男にピップはどう鉄槌を下すのか。
意外すぎる方向に進む。ストーリーに翻弄される小説としては面白いけど、主人公に感情移入する人間ドラマとしてはそっちには行って欲しくないようなアンビバレントな感じ
今日の一曲
Paramoreで、"Burning Down the House"
では、また。
Paramoreで、"Burning Down the House"
では、また。
結婚の際の苗字の変更をどちらがするかや、田舎の墓をどうするかなどの問題を複数の家族を絡ませ描く。
墓じまいだけでこれだけの問題が発生するとは思わなかった。コメディでもありシリアスドラマでもある。
今日の一曲
SUPER BEAVERで、「幸せのために生きているだけさ」
では、また。
SUPER BEAVERで、「幸せのために生きているだけさ」
では、また。
祖母に育てられいじめられていた女子が突然覚醒したり、恋人が自殺したり、女性になりたい男性の軽食屋があったりの連作短編集。
最初はイマイチかなと思いつつ読んでいたら、第二章以降面白さが加速していった。行き所のない男女を不可思議なストーリー展開で描く。
今日の一曲
Pat Methenyで、"And I Love Her"
では、また。
Pat Methenyで、"And I Love Her"
では、また。
1971年頃広島で育った真紀、英語の勉強を頑張る。金のない親やバブル前後の時代に流されながらも自分の人生は自分で決められるのか?
好みだ。今年ベスト。真紀の内面がいい。ストーリーもいい。出会う人もいい。困難があってもそれもいい。こういう小説をあと百冊は読みたい。
今日の一曲
Kroiで、"shift command"
では、また。
Kroiで、"shift command"
では、また。
全車種をEVにすることを決めた自動車メーカーが、最後に超高級ガソリンエンジン車を出すことにした。どうすれば売れる車が作れるか。
ほぼ予想通りの展開になるものの、現代の物作りについて考えさせられること多し。
今日の一曲
Liam Gallagher & John Squireで、"Just Another Rainbow"
では、また。
藩主の手術に秘密裏に麻酔を使うことを決めた側近、江戸時代の蘭学の位置。
物凄く渋く、江戸時代蘊蓄に溢れ、意外なラスト。良かった。
今日の一曲
TOMOOで、"Super Ball"
では、また。
TOMOOで、"Super Ball"
では、また。
小田和正の76年の音楽人生を振り返る伝記。生い立ちから高校時代、オフコース結成、ヒット曲、やっさん脱退、解散、それ以後。
小田和正やオフコースについて多くの人にインタビューした力作。600頁超えだが、作曲法とか楽器のマスター法のような方法論に全く触れてないのが殘念。プラスプライベートにも触れてくれたら完璧
今日の一曲
オフコースで、「時に愛は」
では、また。
オフコースで、「時に愛は」
では、また。
大学生の青山霜介は、水墨画家の篠田湖山の弟子として、失敗したり、小学校で水墨画を教えたりする。
水墨画って意外と大変で面白そうと思ったり、前作より観念的な表現が多くなったような気がしたり(当社比)
今日の一曲
ATARASHII GAKKO!で、"Toryanse"
では、また。
ATARASHII GAKKO!で、"Toryanse"
では、また。