頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

『善き人のためのソナタ』今年ナンバー1映画

2007-12-30 | film, drama and TV

DVDで観たので映画館にいたわけではないが、もし映画館で観たら、

エンドロールが流れているときもきっと席を立たなかっただろう。



1984年、ベルリンの壁はまだ崩壊していない東ドイツ。泣く子もだまる秘密警察シュタージの反政府分子への弾圧。シュタージ大学の教授が劇作家への盗聴を命じられる。盗聴がもたらした意外な結末とは・・・

なんとも言葉が出て来ない。ただ、「よかった」それだけでレビューを終わりにしようかとも思った。

ひどく忙しく小説を読む暇が何年もなかったことが昔あった。その後、時間ができたので読んだのがなぜかブライアン・フリーマントルの「消されかけた男」だった。それからチャーリー・マフィンシリーズを一気に読み終え、東西冷戦における諜報活動、スパイについて、いっとき狂ったように小説・ドキュメントと読み耽っていた。最初の取っ掛かりがチャーリー・マフィンシリーズだったのは自分にとってラッキーだったと思う。スパイという稼業の過酷さと、日常性についてジェームズ・ボンドとは違うんだな、とカッコ悪い中にカッコ良さを見出したからか。その読書の中(だいぶ前なので記憶は希薄だが)で、シュタージのひどさはKGBを凌ぐという表現があった。西側から、東側のKGBやシュタージを描く作品は数多いが、シュタージ内部について作品になったモノは寡聞にして知らない。

それがこの映画「善き人のためのソナタ」の中で描かれているという。

全編ドイツ語なので、字幕をずっと読んでいないといけないのはツライなあと最初思いながら観ていたが、あっと言う間に引き込まれていった。1984年当時の東ドイツの風景、主人公ヴィースラー大尉を演じるウルリッヒ・ミューエの押さえた演技、そしてひねり。最後の30分ぐらいの緊張感もたまらない。

自分の時間をどう使うかで、有意義な日を送れたか決まるとすれば、この映画を観た時間は有意義、いや至福、至高のときであった。



前々から、もしタイムマシーンに乗れたらいつの時代に行きたいかと聞かれると、60年代から70年代冷戦の真っ最中に、西ベルリンから東ベルリンへ持ち込んではならぬモノを持って入国したいと答えていた。この「善き人のためのソナタ」を観て、その念をさらに強くした。









原題 "Das Leben der Anderen"の意味が分からないので独和辞典をひいてみると、「別の人生」という意味かな?それでも映画とつながるなと思った(それだと結末を予期してしまうタイトルなんだが)しかし調べてみると「他人の生活」という意味だそうなので、それで納得がいった。"La Dolce Vita"が「甘い生活」であることを思い出すと、イタリアとドイツ。お国柄も言葉もいかにもそれらしいと思った。





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新桃太郎

2007-12-29 | laugh or let me die





おじいさんは












山に













しばかれに











ゆきました。










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禁煙宣言その後

2007-12-27 | days

11/8の拙記事 「禁煙はじめます!た」 の続きなのだ。

確か直後は10本ぐらいに減らせたような気がするのだが、


誰かが火をつけた細い棒状の物体を俺の口に強引に強制的にくわえさせてる。おおこわいこわい。JTから派遣された新型の殺し屋らしい。

って、

ばかーー!


面白いもので、禁煙など宣言すると → むしろ吸いたくなり → むしろ本数が増え → むしろ針のむしろの上にいるような。

毎日20本がまた復活した。

しかし、どういうわけかタバコがまずくなってきた。吸いたくて吸うくせに、吸った後えづいたりしてやがる。おえっ。

しかし、吸う → 気持ち悪くなる → 軽い後悔の念 →(なぜだか理由が不明だが)吸いたいという衰退した脳が命じる → 吸う → 気持ち悪くなる → しまいにはツワリのせいにする。

という循環を繰り返していくといかに自分が下等な生き物かよく分かる。

で、タバコはなくなるまで買わない、とか、ライターを鞄に入れないとか自分に対して姑息なことを繰り返している内に、



一日、5本ぐらいになった。


わーい。ふるたんエライね!

場合によっては一日全く吸わない日があったりもする。あるいは3本とか。


すると面白いもので、今までと違うモノが見えるようになった。幻影とか。ブレイクダンスを踊る死んだばあちゃんとか。

長時間吸っていないと、他の人が吸ったのがすぐに分かる。たとえ喫煙所で吸ってきたとしても。自分が吸ってたときには全く分からなかったのに。

うーむ。

これでは、親になると親の気持ちが分かるようになる みたいなもん?

びんぼーになると金持ちが憎くなるようなもん?

メイクののりが悪いと、ばっちりメイクきめた子の顔をがしがしと爪を立てたくなるようなもん?


ばかーー!

ところが、12月16日の拙記事「かなしぃ~とき~」 に赤裸々に表現したような状態。

うーむ。うーむ。ばりうーむ。

タバコはまとめて買わない(前は1カートンで買ってた)
夜なくなりそうになっても買わない(23時以降は自販機で買えない)

として、事態の収拾に努めた結果、自分の使用済み核燃料じゃなくて、シケモクを吸うはめに・・・悲しい。

さすがに他人の吸った後の吸殻(=シケモク)を吸うほど、落ちぶれちゃいないが(それって落ちぶれてるのか?)、だからと言って自分のならよろしいのかと言うと、2点よろしくない

1.精神的にものすごく悪い。今井美樹じゃないが、プライド的なモノががらがらと音を立てて崩れる。

では、歌います。

私は今~ 南のひとーつ星を~ 見上げて~誓った~♪
どんなときも~ タバコを絶やさずに~ 歩いて行こうと~♪
たーばー子ーを思うと~ たーだーせーつーなーくてー 涙を~な~がした~わ~♪
星に~ね~が~いを~ 月~に祈りを~ さーさげるたーめにー いーきーてーきーたー うーううー♪
だーけどいまわ~ たば子への愛こそが~ わたしーのー ツライド~♪


おいおい。つらいならやめりゃーいいのに。ってゆうか、タバコって女だったのか。知らなかった。

2.たぶん物凄く体に悪い。シケモクを吸った場合と新品とを比較した研究結果を目にしたことはない。しかし拙者が身を持って、身を削って人類のために実験に身を投じた。 これはとってもベリーマッチ体に悪い。タバコが発がん性物質だらけだと言うが、新品だとそれをなんとなくしか体験できない。しかし、シケモクだといかにも今俺は発がん性物質を吸入してる感満載になる。


以上で、日本シケモク学会の基調講演を終わりにする。






今日の教訓






タバコと女の共通点
吸ってるときゃーいいが、
(以下検閲後削除)






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ちょっとセクスィなカマキリ

2007-12-26 | laugh or let me die




あ~らいらっしゃい♪








どう?あたしのバディ?

なかなかでしょ?

ちゃんと出るとこは出て、引っ込むとこは引っ込んでるんだから。

ぼん・きゅー・ぼんよ。

え?

お盆が九日?違うわよ。

ふつー「きゅうにち」ってゆわないでしょ?

「ここのか」でしょ?

もーおばかさんなんだから~♪


そんなに食い入るように見つめちゃって♪

もう恥ずかしいんだから。くねくね。








ーーん。どうでしょう?

え?

わかんない?

んーーー。どうでしょう?



流し目監督よぉ。

もう鈍いんだから~♪


でもあんたかわいい顔してるわね~

食べちゃいたいくらい~♪












今日の教訓






カマキリのメスとかけまして、
黒酢ダイエットととく。
そのこころは?
オス(お酢)をいただいております。






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『寝ぼけ署長』山本周五郎にうなる

2007-12-25 | books



山本周五郎が1946年に雑誌「新青年」に覆面作家として発表した連作短編集。

どこかの地方都市の警察署長、五道三省。いつも居眠りばかりかと思うと、事件をアクロバティックかつスマートかつ、ヒューマニズムあふれる解決に導く。

「新青年」の傑作選なんかを読んでいると、戦前の作家のすごさに腰がくだけそうになる。幻想+怪奇+探偵小説。

この作品は新青年の従来の路線からは外れるが、それでもこの時代に今でも充分通用するミステリーがあったかと思うと、未読の古い本の山の中にはまだまだお宝が眠っているようである。



 「貧乏とは哀しいものだ」署長がふと独り言のように云いだしました、「さっきみきというかみさんの云ったとおり、こんなときまず疑われるのは貧乏人だから、然し、貧乏はかれらひとりの罪じゃない。貧乏だということで、かれらが社会に負債を負う必要はないんだ、寧ろ社会のほうでかれらに負債を負うべきだ、・・・本当に貧しく、食うのにも困るような生活をしている者は、決してこんな罪を犯しはしない、かれらにはそんな暇さえありはしないんだ、・・・犯罪は懶惰な環境から生まれる、安逸から、狡猾から、無為徒食から、贅沢、虚栄から生まれるんだ、決して貧乏から生まれるもんじゃないんだ、決して」 (69ページより引用)







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4コマクリスマス・カード

2007-12-24 | laugh or let me die





















































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ふぃーっらいっ と叫ぶ織田裕二

2007-12-22 | days

テレビのCMで織田裕二が「ふぃーっらいっ ふぃーっらいっ」と連呼しておる。

画面を見ないで聞いていただけだったので、

Feel Right! と叫んでいるのか、Feel Light!と叫んでいるのかよく分からなかった(前者は正しいと感じてる!後者は軽いって感じるぜって意味になるのだろうか?きっと俺が廃人だから分からないのだろう)

そのまま放置していたら、また別の日にこのCMを目にすることになった。すると画面に

FEEL LIVE の文字が。

Feel Live?

動詞が連続して出てくる?それはどんな意味?あなたがおっさんあるいはおばちゃんならビージーズのStayin' Aliveをご存知であろう。映画「サタデーナイトフィーバー」でさんざ聞かされたはずである(ちなみに俺がカラオケでこれを歌おうとすると、異常な高音がノイズと化す)そんな風に Feel Alive(生きてるって感じがするぜ、べいびー)なら分かる。

しかし俺がバッキンガム宮殿を留守にしている間に、いや間違えた。ベッキンガム宮殿の女中業をさぼっている間に、英語というものが変化したのかも知れない(アーティストがよく使う feat.の意味がよくわからんし)なので、アメリカ人にきいてみた。

すると、Feel Liveとは言わないとの回答。

うーむ。

あれほどデカイ声で連呼して、しかも画面に大きく表示する。しかも「英語」としてはまつがっておる。

うーむ。

どうしても「フィール・ライブ」と言わないといけない関係者以外秘密の深遠な理由がそこにあるのだろうか?いや、なくてもそう思いたい。

さらに無関係なことに突っ込んでおくと、なぜ黒澤明&三船敏郎の「椿三十郎」という輝ける名作があるのに、わざわざリメイクするのだろうか?大胆にアレンジをしているならまだしも。観る気がゼロなのは言うまでもない。彼の「演技力」はなかなかのものと思うけれど。






今日の教訓






世界陸上の
織田裕二とかけて、
養わないといけない
家族ととく。
そのこころは、
ふよう。








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試作実験小説「サンタを待つ二人」

2007-12-20 | laugh or let me die

むかしむかしあるところに、お姉ちゃんと弟がおりました

二人には親はなく、苦労して日々のくらしをしておりました

「おねえちゃん、どうしてボクたちにはおとうちゃんもおかあちゃんもいないの?」

「おとうちゃんもおかあちゃんもお星様になったからよ」

「お星様って、あの空に浮かんでるやつ?」

「そうそう。あたしたち二人を空から見守ってくれてるんだから」

「ふうん。でも見守ってくれてるなら、どうしてボクたちはこんなにびんぼうなんだよ」

「大丈夫。毎日がんばっていれば必ずいいことがあるから」


と言われ毎日がすぎてゆきます


12月になると街も華やいできました

弟は

「ねえ、サンタさんているの?ほんとうにいるの?」

「いるわよ」

「だったらどうしていつもボクたちのところには来ないの?サンタさんいそがしいの?ボクたちのこときらいなの?どうして?」

「さあどうしてかしら?いい子にしてないからじゃないかな」

「ええっ。いい子にしてたらきてくれるかな?」

「そうだね。いい子にしてたらきっと来てくれるわよ」

「そっか。ボクいい子にしてるよ」


弟は毎日はたらいて、いい子にしていました


そしてイブの晩


「ボクはやく寝るよ。じゃないとサンタさんこれないもんね!」

「そうね。お休みなさい」


弟は寝ようとしますが、なかなか寝つけません

すると、お姉ちゃんがしくしくと泣く声が小さく聞こえてきました


「ごめんね。ごめんね。サンタさんなんていないのに。ごめんね。ごめんね。おとうちゃんもおかあちゃんもいなくて・・・ ごめんね。ごめんね。こんなにちっちゃいのに苦労ばっかりで・・・」


それをきいた弟も悲しくなってしまいました


すると、ドアをノックする音

お姉ちゃんがドアを開けると、そこにはサンタさんがおりました

ビックリする二人にサンタさんは

「二人がとってもいい子にしてたのはよく知ってますよ。ずいぶんたくさん苦労しましたね。よしよしもう泣かないで。きみたち二人には特別なプレゼントを用意しましたよ」

二人は見つめあいました

「いくらつかっても減らないさいふですよ」

「ええっ?いくらつかってもへらないの!?」

「はい。ふたりにそれぞれ一つずつあげますよ」


さいふを開けてみるとそこにはおかねがたくさんありました

ためしにおかねをだしてみたあとに、さいふを開いてみるとそこにはやっぱりたくさんのおかねがあります


「すげえや!いくらつかってもおかねが入ってるなんて!」

「でもこんなものをいただいてもよろしいのでしょうか」

お姉ちゃんはふあんになってきいてみました。サンタさんは

「ずっと苦労してきた二人なのですからいいのですよ」

「このさいふ返さなくていいの?来年になっても?」

「いいですよ」

「ほんとに?」

「ええ。その代わり、このさいふのことはだれにも話してはいけませんよ」

「わかったよ」

「もし話したら、このさいふは消えてしまいますからね」



それからねんげつがすぎてゆきました



お姉ちゃんは、たくさんいろいろなものを買いました。ブランドもののバッグ、ピアノ、車、マンション……それはそれはたくさんのものを

人が変わってしまったようなお姉ちゃんを心配して弟は言いました

「姉ちゃん!お金で何でも買えるわけじゃないんだよ」

「なに言ってるの?人のこころだって結局金さえあれば買えるのよ」

そんなお姉ちゃんのことを弟は嫌いになってしまいました

弟は、貧しい人たちにお金を分けてあげることにしました いつもいつも毎日毎日貧しい人たちをさがしては、お金をあげていました


それからまたねんげつがたってゆきました


さて今日はクリスマス・イブ

ちょうどあの日から10年がたちました


二人が今晩お願いしたのは

「10年前に戻して下さい」

おやおや なんという偶然でしょう 二人とも同じお願いをしていたのです


自分のためだけに使うお金も、ほかの人のためだけに使うお金もどうやら二人を幸せにはしてくれなかったようです



さて、今宵彼らのお願いはかなうのでしょうか・・・





おしまい おしまい



























【もう一つの結末】


























現代のねずみ小僧か?

東京渋谷109近辺や、大阪阪急うめだ本店前で1万札がばら撒かれた。総額300万円を越す札のばら撒きに、付近にいた市民は「サンタクロースだ!」と歓喜を露わにして札を拾った。警察関係者は不信感を隠し切れないでいる。







未曾有のインフレと円の暴落

年率7000%を越すハイパー・インフレーションが嵐のように我が国を襲っている。円の価値も暴落しており、年初内最安値 1ドル=680万円を越した。外国為替市場に大混乱を巻き起こした結果、諸外国からも批判が相次いでいる。金融関係者によると、この原因は巷に溢れる巨額の円資金。日本銀行が全く意図していない日本円が現金として流通してる模様。総額900兆円を越すとも言われている。捜査当局は犯罪組織あるいは国家の関与を視野に入れ全力で捜査を進めているが、成果が全く上がっていない。国民の怒りは頂点に達している。この危機を打開するため、政府の迅速な対応が求められる。

経済評論家のH氏「例えばこの国に10個の物しかないとします。そしてこの国に100万円の現金があるとします。すると物の価格は10万円となります。しかしもし1億円あるとすれば、物に1千万円の価格がつくのです。簡単に説明しますとそれが現在のインフレのことなのです」







首相失言

米国大統領との首脳会談の席上、首相がぽろっと「北朝鮮のせいじゃねえかな」とつぶやいたことが大きな波紋を呼んでいる。今後の日朝関係に大きな影響を与えることは避けられない。







テポドン佐渡島へ着弾

先日の首相の失言を受けて、北朝鮮がテポドンを発射した。都合7発の発射の内、日本海を越えたのは1発だけ。幸い被害者はいなかったものの、政府首脳の強い対応が迫られる。







日米韓同盟軍が日本海へ。開戦間近か!?

日本の自衛隊、在日米軍、韓国軍の三国同盟軍が日本海に集結し、開戦はもはや時間の問題である。キューバ危機の再来とも言われているが、今日本にも北朝鮮にもジョン・F・ケネディやフルチショフのような人材が存在せず、開戦は避けられない模様。








容疑者逮捕!開戦回避の方向へ

警察庁公安部と財務省による通貨危機合同捜査本部は、通称サンタ事件の容疑者の逮捕を発表した。容疑者はA子(23歳)B男(20歳)の姉弟。家宅捜索によって6億円余りの新札の1万円札が彼らの自宅から発見された。逮捕の決め手となったのは、その全てが同じ通し番号であったこと。捜査関係者によると姉弟は「いくら使っても減らない財布があった」と供述しているとのこと。容疑者の精神鑑定の結果が待たれる。












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映画『不都合な真実』アル・ゴアは地球を救えるのか?

2007-12-19 | film, drama and TV





環境について俺が建設的な意見、あるいはまともなレビューが書けるはずもないので、以下に覚書風に。


・原題がthe inconvenient truthというのは知らなかった。原題もそして邦題「不都合な真実」もいいタイトルだと思う。

・ゴアの講義が中心で、その間に彼の移動中を描く中途半端なドキュメント。作りとしてはこんなもんか。

・この作品の中でブッシュ政権に痛烈な攻撃をしていたが、既にレームダックと化したブッシュ政権に次から次へと批判「ばかり」が集まっている。在任中にこれほどまでに評価されない大統領もなかなか珍しい。とっくにポストブッシュしか人は見ていないのだろうか。

・二酸化炭素の量、気温をチャートで説明していた。頭では知っていたとはいえ、こんな風にビジュアライズされると改めて記憶に残る。

・いちおう環境について考えさせられた。と言わざるを得ない。

・CO2の排出が環境に良くないと言うなら、酸素を吸ってCO2を排出する「人間」は息するなってこと?と某知り合いが言っていた。しかしCO2を生成してるのではなく、空気中のCO2を吸って吐き出してるだけだから、彼の言うように「だったら人間は運動しないで寝てた方がいい」と言うのは少し違うはず。ただし酸素が減るということは空気という分母が減るわけだから、CO2濃度は高まるんだろか・・・

・2050年なる近未来に○○が起こるから、今から××しましょうと環境関連の話になると誰もが言う。もう自分は生きていないであろう時のために自分が何かしようと思う人間が地球上にどれだけいるか大いに疑問である。自分達の子供の世代のため、とも言うが最近の子供たちというのが極めてかわいくない存在のように思っている人たちも少なくないだろう。

・オイルショックの頃だったろうか。石油はもうすぐ枯渇しますとさんざん喧伝してた。それから随分と年月が経ったがまだまだ枯渇しそうにない。だったら環境問題だって同じでは?と考えて何もしない人たちもいておかしくない。

・遠い未来を語るより、今ここで起こってる危機が自分たちが瀕していることなのだというコンテクストの中で描かれたことが説得力があった。個人的にはグリーンランドの崩壊や近年の異常気象に説得力を感じた。


・この作品を観て思い出したのは以下の一節。少し長いが引用させて欲しい。実に多くの示唆に富んでいる。



聖アントニオのいうように、富が人間のためにあるのであって、人間が富のためにあるのではない。・・・・・それゆえ、経済的利益がまじめなことがらを妨げないように、たえず制限と束縛と警告が与えられる。人間が身分相応な生活をするために、必要な富を追求することは正しい。それ以上求めれば、それは事業ではなく貪欲となる。貪欲は大きな罪である。取引は理に適ったことである。ことなった国にいろいろな資源があるのは、摂理によって意図されたことである。しかし取引は危険は仕事である。それは公共の福祉のためのものであり、自分のとる利益はその労働にたいする報酬だけであるということをよく心得なければならない。私有財産制は、少なくとも堕落した世界では必要な制度である。物品が共有であるときよりも、私有であるときのほうが、人間はより多く働き、争うことよりも少ない。しかしそれは人間の弱さを認めるものとして許さるべきもので、けっしてそれ自身、望ましいものとして賞賛さるべきものではない。もし人間の性質が高められるものであれば共産社会こそ理想のものである。グラチアヌスはその勅令の中で、『なぜなら、この世にあるすべてのものの使用は、すべての人間に対して公共的でなければならない』"Communuis enim usus ominium quae sunt in hoc mundo, omnibus hominibus esse debuit"といっている。

(Religion and the Rise of Capitalism, by R.H.Tawney 1926, quoted by Erich Fromm 1941, translated by 日高六郎 1965)


環境というものはみなで共有する公共財だとみなせるのではなかろうか。すると、環境問題を本気で解決できるのは、レーニン、スターリン、ホーネッカー、毛沢東、ポルポトによる改造&改悪共産主義ではなく、マルクスの共産主義をもっとプリミティブな形へと戻した共生社会なのかも知れない。

・まあ環境に一番いいのは人類がなるべく早く滅亡することだろう。それこそが「不都合な真実」ではなかろうか?



以下環境とエコブームについてぐだぐだと戯言を書くつもりだったが、過去から学んだ数少ない経験が「おまえ、ぜったい長くなるぞ」と告げているので、映画のレビューとは切り離して来週ぐらいに語り・・・たい。語らせてくれ。







今日の教訓





ふーつーGO!な真実
幻冬舎が来月発売する、
郷ひろみの自伝










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とある有名作家突然のサイン会

2007-12-18 | days
つい先日、某Y隣堂書店本店で、「このミステリーがすごい!2008年版」を買いつつ、JJやCLASSY、月刊ちくわを立ち読みしていると、

でかい声で

「なんちゃらひろゆきさんがサイン会をやりまーす」

ひろゆきって誰だよ?2ちゃんねるのひろゆきか?興味ねえし、まあいいや。とロッキング・オンを読みながら、渋谷陽一の声真似をしていると、

「○○寛之さんが今日突然当店にいらっしゃいました!今これからサイン会を行いますので、ぜひエレベーター前にいらしてください!」

ほお。○○寛之かあ。ビミョウ。特にファンではないし、どっちでもいいか。ってゆうかサインはいらねえな。

そのエレベーター近くに行ってみたら、確かにいた。

しかし、誰も並んでない。うーーむ。天下の○○寛之。意外と人気ないのね。

すると、店員ではなく明らかに出版社の社員であろう4、5人が営業を始めた。店内のあちこちに分散して叫び始めたのだ。

「あの、○○寛之先生がサイン会をはじめまーす!」

「この本を買ってくださった方全員に、サインをしていただけます!ご自分の名前も書いてもらえるんですよ!」

それって、きわめてふつーのサイン会やんけ。

なんだかウザイので、なるべくそこから離れて店内放浪していたが、そこにまで社員はやって来る。ついには、店の外にまで出て(店の外は商店街。目の前には某デパートが)、

「○○寛之先生がこのお店にいまいらっしゃってます!サイン会をやっておりますので、ぜひこの機会をお見逃しないように!」

うーむ。店の外にまで出てサイン会の告知をするのは初めて見た。

社員のブロックがキツイので非常に写真を撮りにくかったが、







今いくつだか知らないが、昔と較べるとふつーのおじいちゃんのようだった。爆発した髪型をのぞけば、そこら辺を歩いていても気づかれなないだろう。オーラってもんは消せるのか?

気になったのは、異常なほどの美人がすぐそばにいた。出版社の社員なのか彼の個人的秘書なのかまでは分からなかった。むしろ、彼女のサインくれるなら本買ってやってもいいと思ったが。

件の本が平台に山積になっていた。そこに女子中学生らしき二人。出版社営業女性との会話。

「この人って有名なんですか?」

「あら!知らないの!?とっても有名な方なのよ」

(二人顔を見合わせて、知らないって表情)

「どんなことが書いてあるんですか?」

「人生とかそういうことね」

(そういうことって、おいおい)

「あなたのお父さんていくつぐらい?」

「45歳です」

「だったら、お父さんへのプレゼントにすればいいじゃない!」

この見た事のない爆発頭の男はそんなに有名なのだろうか?
ここはサインをもらっておくとおいしいのだろうか?
彼女たちの頭の中はそれでいっぱいになっていたようだ。

思わず俺は

「この人、風呂入らないので有名なんだよ。近くに行ったら本当に臭いかどうか確かめられるじゃん」

と言いそうになったが。

気が付くと、レジはこの本を買う人の列が出来、サインをもらう人も行列してた。

ふーん。

そう言えば、むかしまだ八重洲ブックセンターができたばかりの頃、誰かがサイン会やっていた。

しかし、誰一人として並ばないという見ている方が悲しくなる光景を、ふと思い出した。


よーく思い出してみれば、有名人のサインてまずもらわないなということも思い出した。たいてい後になると邪魔だし。

庄野真代と八神康子と、Barbee Boysのエンリケとラグビーイングランド代表の誰かのサインをもらったぐらいしか記憶にない。





今日の教訓





サインは
いらナインです!
オロナインCは
小さな巨人です!ってか?





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高貴なるグロテスク、映画『パフューム』

2007-12-17 | film, drama and TV








なんなんだ、これは?

観終わった直後の感想がこれ。

フランス革命より50年ほど前のフランス。天才的な嗅覚から調香師となる男。しかし、タイトルにあるように人殺しと化す。その動機、そして意外過ぎる結末とは・・・


確か画面から香りが漂ってくる映画だと聞いた記憶があるが、香りというより臭い、○○臭が漂う。当時の臭かったパリの描写など汚くもおぞましく、リアリティがあり過ぎて、食事しながら観ていたのだが、すぐに画面を切り替えた。全編を通して必ずしも悪臭を感じさせるような映画でもなく、またいつでもいい香りを感じさせるわけでもなく、香りと臭いが交互に襲ってくる。画像という視覚を通して、嗅覚を「作り出す」その手腕には脱帽。

リアリティとファンタジーと
いい香りと匂いと
noble and/or grotesque, filthy・・・・・・

この映画を観て、「わあ、これすごく良かった」という人がいたら、思わずその友人の顔をじっと見つめてしまう。問題作というカテゴリーにたぶん入るのだろう。

冒頭のシーンがどうしても頭から離れない。すると、途中で彼が犯す犯罪の結末はそうなると常に意識しながらこの映画を観ることになる。しかしそうは問屋が卸さない。もうここで映画が終わるだろうというシーンとなったら、以後これはどうなんだ?的世界へ突入。これが「あり」なのか「なし」なのか判断を一瞬留保してしまった。やや「なし」が強めで。しかしラストのシーンを目にすると、この「パフューム」なる映画は

○○がない男が最後に○○を得て、そして土に帰って行くという解釈をして一応「あり」と判断した。

大傑作とは言い難いが、蛮作あるいは怪作としておこう。

しかし、どう考えても彼女との初デートでしかも映画館で観てしまった人にはお気の毒という気がする。「パフューム」ごっこでその後盛り上がれるカップルがいたら強く尊敬する(俺には無理)

フランスの舞台にしているのに全編英語というのはいかがなものかと思わないでもない。監督はドイツ人。主要キャストは英国人。まあ(ヒロイン役という役にしていいのか悩ましいが)レイチェル・ハード-ウッドがあまりにも美しかったので今後の活躍も期待しつつその辺り収穫としておこう。

DVDのパッケージの美しさに惹かれて観て、後頭部にくらった延髄切りから立ち直るのにしばらく時間がかかりそうである。猪木に倣って、だぁーー!と叫んであとは忘れてしまえばよいのだろうか・・・



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かなしぃ~とき~

2007-12-16 | laugh or let me die
かなしぃ~とき~







自分が吸った後の~
タバコを~
灰皿から出してきて~
また~吸うとき~

また~吸うとき~







かなしぃ~とき~







シケモクなんて言っても
誰にも通じないとき~

誰にも通じないとき~







かなしぃ~とき~






そのシケモクが~
死ぬほど~
マズイとき~
死ぬほど~
マズイとき~

マズイとき~

マズイとき~

マズイとき~

マズイとき~

マズイとき~

マヅイとき~





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かなしぃ~とき~

ネタだったらいいのに
って思うとき・・・
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クリスマス直前緊急企画 「女の子のための会話入門(格闘技編)」

2007-12-15 | days

【前文】

男子という生き物は格闘が好きなのである。しかしながら日常生活の中で拳や脚を使って攻撃をしていると反社会的であるとされてしまうので、仕方なくそれを封印しているのだ。その代替品が格闘技。格闘技を観る、格闘技について語ることでそれを昇華している。もし彼氏もしくは彼氏候補が格闘技に興味がないと言うのであれば、速攻で別へ移りなされ。彼は男子が本来持っている闘うという本能が壊れているので、もし万が一というときになっても貴女を守ってはくれない。

【除外】

相撲・柔道・レスリング・ボクシングは間違いなく格闘技であるが、本稿では除外する。相撲は国技、他は既にオリンピック種目となっているため、1:既に詳しい女子がいる可能性がある 2:野蛮かつマニアックな男子の心を刺激しにくいので。

では、【実践編】

【ステップ1『周辺調査』】

①彼の部屋に侵入できるのなら、本棚に積んであるのが「格闘技通信」なのか「ゴング」なのか、また壁に貼ってあるポスターがタイガーマスクなのかミル・マスカラスなのか蝶野なのか、山本KIDなのかノゲイラなのか、永源遙なのかチェックしておこう。

②彼の言葉の中に格闘技の話があったら、好きな格闘家の名前、好きな団体の名前を記憶しておこう。

③ ①、②どちらもない場合、思い切って「格闘技って好き?」「どんな選手が好き?」「どうして?」などとあまり深く突っ込まずに、ただなんとなくを装ってきこう。


【ステップ2『検索と市場調査』】

ステップ1で判明した団体名、選手名をGoogleやWikipediaで調べてみよう。また書店で格闘技の雑誌をパラパラと眺めてみよう。格闘技番組を横目でちらっと見ておこう


※注意 あまり耽溺してはならぬ。ミイラ取りがミイラになる。


【ステップ3『分類』】

プロレスと総合格闘技は違うとか、PRIDEとK-1は違うというような最低のことぐらいだけ知っておこう。本稿ではあまり詳しく触れないが、簡単な分類を。

1.打撃系

K-1、極真空手、正道会館、ムエタイ、テコンドー、キックボクシングなど

2.総合系

PRIDE(今は消滅してしまった)、パンクラス、シュートボクシング、シューティング、修斗、グラバカ、UWF、UWFインター、リングス、グレイシー柔術、ブラジリアン柔術、UFC、M1グローバル、サンボなど

3.ショー&エンターテイメント系

プロレス(日本に団体は物凄く多い。アントニオ猪木がいたのは新日本プロレス、ジャイアント馬場がいたのは全日本プロレスだと知っておけば充分。他にショーに徹したアメリカの団体WWF(現在WWEに改名)がある)


【ステップ4『中途半端な知識による彼との会話』】

①彼が好きな格闘技周辺について極めて不十分な知識を仕入れる。

②それを彼との会話の中で質問の形で披露する。例「ウエスタンラリアットってどうして左手なんだろ?西だから左なのかな?」「アンクルホールドとヒールホールドって違いが全然わからないわぁ」「エメリアエンコヒョードルってカメリアダイヤモンドと関係あるのぉ?」

※注意 間違っても技の好き嫌いを述べてはならない。 悪い例「ピーター・アーツの左ハイキックって離れ際に放つじゃん。あれってズルくない?」

※注意 知識が低レベルを超えてはならない。 悪い例「初期の頃のUFCってすごかったよね。ジェラルド・ゴルドーがリングに横になった元相撲取りの側頭部を足の甲で蹴って蹴って蹴りまくったのあったじゃない?あれって思い出しただけで体がほてってきちゃうわ」


【ステップ5『さらに彼に接近』】

①彼が好きな団体、や好きな選手がいたら、その選手は外して周辺の選手のファンになる。強引に。あるいはファンのふりをする。あくまでもビジュアル重視で。例「魔裟斗ってかっこいいわ」「なんだよ 結局見た目かよー」「だってぇわざとかよくわかんないんだもん」

②観たくもない格闘技をテレビで彼と一緒に観戦してあげる。その際、聞きたくもない質問を彼にしてあげる。 例「あの手につけてる手袋みたいなのなに?」「ああ、痛そう。あれって痛いんだよね?プロでも?」

③さらに全く興味がなくても「一度会場で観てみたいなー ライブみたいなものなんでしょ?」などとややアーティストといっしょくたにした勘違い発言をして彼を刺激する。

※理科系女子に注意 悪い例「パンクラスにいた頃のバス・ルッテンが掌底を相手のアゴに炸裂させたエネルギーは・・・それを極真の数見肇の上段後ろ回し蹴りが側頭部に当たったときのエネルギーと比較すると・・・」などと計算してはならぬ。

※禁句 「プロレスって結局ショーなんでしょ?」これは決してプロレス好きの彼には言ってはならぬ。彼はプロレスがショーであることは百も承知しているが、それを言われるのは「あなたって男でしょ!?」という自明の理をいちいち言われた時の不快感に近いものがある。


【ステップ6『仕上げ』】

ここでのキーワードは差別化。差別化とは、「他の女の子は格闘技について熱く語ってもきいてくれなかった」という他女子との差別化と、以前は話を聞かなかった過去の自分との差別化双方である。

彼が格闘技について熱く語り出したら、イヤな顔一つせず聞いてあげる。そして無理やりにでもうっとりした顔をして「熱く語ってるあなたってステキだわ」表情をする。後はその会話をきいてくれるというプラス面と、貴女のうっとりした表情次第で急速に事は進む。

うっとりした顔については多少の練習が必要なのかも知れないがそれは本稿の主旨と離れるので割愛する。


※注意 自分から格闘技を習い始めてはならぬ。彼がやっているのなら別だが。男の子という生き物は常に「少なくとも」「肉体的には」女子より強くありたいと願っているからだ。

※高等技術 ある程度格闘技を観ていると、技をなんとなく覚えただろう。その技をふざけて彼にかけてみよう。アンクルホールドやヒールホールドの足系、あるいは三角締め、腕ひしぎ逆十字や上四方固めなど。初回はぜひ腕ひしぎ逆十字にしてみよう。なぜならちゃんと相手を痛がらせるのは難しいから。「どう?痛い?」「全然。しょーがないなー」と今度は彼が技をかけようとする → くんずほずれつ状態になり → あーら、ビックリ!今までは無駄なムード作りという前段階を踏まないと進めなかったことが、全く別の方向から進めるようになる(これは彼にとっても新鮮であり、かつ面倒な手順を省けるのでありがたい)特に惰性・倦怠期のカップルに強くすすめる。ただし打撃系は危険なので禁止。スリーパーホールドなど首の周りを締める技は命の危険すら伴うので要注意

※イージーかつ効果的技術 例えば四の字固め、例えばサソリ固め。これを彼にかけるときに無駄に声を張り上げて「ふぃぎあふぉーれっぐろーーっく!」とか「すこーぴんですろーーっく!」と言いながら彼に挑むとキュートさが増す。またできっこない技「ぱわーーぼーーむ!」や「あるぜんちんばっくぶりーかーー!」などと叫びながら、間違えて別の技をかけようとするのも彼にツッコミどころを与えるので効果大。コツは峰不二子気分もしくはセーラームーンの気分になりきってみること。アニメ以上のリアルな気分は決して求めてはならない。

※注意 あたしのやってることってバカみたい?などと反省してはならぬ。恋愛とはそもそもバカなものなのだ。

※注意 もしあなたの方が彼よりもウエイトで上回っている場合、横四方固め、袈裟固め、上四方固めなどウエイトを利用する技はいけない。逃れられない彼のプライドを激しく傷つけるから。

※厳禁 貴女の体格に関わらず、パワーに自身がある場合、大腰、体落としなどの柔道技や、ジャーマンスープレックス、バックドロップなど相手を床に叩き付ける技は絶対にやってはいけない。失神程度で済めばむしろラッキーだ。布団やベッドの上に落とす場合にみ可。ダイビングヘッドバットはいかなるときも禁止。


【まとめ】

近年、男が弱くなっている。肉体的に弱くなっているということではなく、精神的な弱さが露呈しているということと、強烈な自我を持つことがやや時代に合わなくなって来ているからだろうか。そんな「弱くなった」男子に女子は「強い面」を見つけてあげることが出来る。それは女性よりは頑強であろう肉体はもちろんなのだが、格闘技なる野蛮なモノに夢中であるという精神性の中に。その強さを見つけ出してあげるということが一つ本稿の言いたいことである。

男という悲しい生き物は基本的にうんちくんである。うんちをたれるのではなく、薀蓄を傾けたいのだ。他の諸々の事柄で既にうんちくんぶりを発揮しているかも知れないが、ここは一つ、「男の聖域」である格闘技でもうんちくんにさせてあげると、彼の気分を良くしてあげることができる。

バブルの最中、あるいはバブル崩壊以降だろうか?女性の方が男性より強く、またキレイになった。そして、男性は女性の好みに迎合するということを「強制されて」「慣れ」てしまったのだ。野生の狼が、ペットとして飼い犬になったようなものだ。飼い犬であることは、高レベルの事柄を要求されず、また言うことをきくという「服従」さえしていればいいので、ある意味「楽な」生き方であろう。しかし、その「楽な」「慣れ」が生み出す日常性から離れて、女性の方が男性の好みに迎合してあげるということが本稿のもう一つの主旨。飼い犬のような男性が好みである場合にはこの限りではないが。

今現在の日本のカップルたちの男女の迎合率など調べることができないが、一昔前よりは明らかに男性が女性に擦り寄り、迎合している。

まあ、難しいことは置いておいても、

彼の好きなことにほんのちょっとの興味を持ってあげればいいじゃないの?


そんな風に誰かが強い興味を持っていることについて、知らないからきいてみるとか、一緒に興味を持つことが、恋愛以外も含めた人間関係全体を「広く」「深く」「面白く」できるはずである。

格闘技というのは単なる一つの例に過ぎず、ご自分の頭を使って応用を利かせて変化のない日常に、ちょっとしたスパイスを加える何かのヒントになれば幸いである。

自分で言うのもなんだが、これほどまでにバカバカしい話から始まって、最後になんて上手いまとめ方なのだろう。







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『オリエンタリズム』エドワード・W・サイード

2007-12-14 | books





「オリエンタリズム」(上下)エドワード・W・サイード 平凡社ライブラリー1993年 原著は1978年


パレスティナ出身で後にカイロ、アメリカで教育を受けた著者が語る「西洋VSオリエント」


うーむ。この手の本は結構好物なはずなんだが、なぜかずっと読まなかった。

読んでみて理由が分かった。カツーンと来ないのだ。

西洋の東洋に対する見方への批判が分かり安く書いてあるわけではない(この手の本にしては文体や使用されてる言葉は非常に読みやすいので猛スピードで読み終えてしまったが)

何をどのように解釈しているかやや隔靴掻痒だと感じた。

膨大な文献を参考にしているので、かなりの分量の著作となったが、個人的には彼自身の言葉にはあまりカツーンと来なかった。むしろ彼が引用してくれる別の人間による著作の方がよっぽどカツーンと来た。

ある一つのことを述べるのにかなりの遠回りをするという手法を取っているように思えたが、その遠回りの中で色々考えさせてくれればいいのだが、必ずしもそうでもなかった。

単に俺には合わないだけかも知れない。単に俺がアホなだけかも知れない。

その代り、見た事もない文章の引用に非常に興味を惹かれた。フローベールとかバルフォアとか。バルフォアと言えば、フサイン・マクマホン協定と矛盾するバルフォア宣言のおかげで現在に至るイスラエルVSパレスティナ(アラブ諸国)の抗争を生んだ男。

しかし、バルフォアの議会での演説を詳しく引用している文章などここで初めて読んだ。思っていたほどすっとこどっこいでもなく、「能弁」とはこういうことかと考えさせられた。

読んで無駄では決してなかったが、しかしサイード自身の筆による文章でない所に読むべき箇所があったことがやや残念だった。

まあサイードの専門は英文学と比較文学論なので、文章が文学的だったのかも知れない。



※ しかし小説でも映画でもレビューを書くと、自分の文章こそが隔靴掻痒ではないかといつも考えさせられる。







今日の教訓





特にない








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映画『アジアンタムブルー』で新しい萌えポイント発見

2007-12-13 | film, drama and TV





ストーリーについて特に語るべきものはない。悪くもなくすごく良くもなく。

・阿部寛、松下奈緒の二人が街を歩くと、デカイ。

・すると先日結婚したという結婚できない男ヒロシアベが、一般人だという奥さんと歩いていても目立つに違いない。

・松下奈緒は顔はよく見かけるが、演技は確かツヨシクサナギがIT企業に立ち向かうだかするドラマで、彼女が社長秘書だかをしていたのしか見たことない。(→そのときの印象、ちょっと小綺麗な姉ちゃん)

・すると、松下奈緒写真集&スコアという理解不能なモノが発売されてた。楽譜欲しい人は楽譜だけでいいし、彼女のビジュアルのファンには楽譜など不要だろう。合体させてしまうと誰が買うんだ?

・ま、結局ピアニストの才能があるとかないとかで、で、特にタイプではない女性だと思っていた。

・この「アジアンタムブルー」を観ていたら、松下奈緒の役が貧乏なのだ。常に靴は同じ、ジーンズも同じ。

・するとなぜか萌えてしまった。







びんぼー萌え




なぜだかさっぱりワカランのだが、びんぼーのオーラが出ている彼女が可愛く見えてしまったのだ。

・同じTシャツ、同じ靴。で軽く薄幸のオーラを加えて出るびんぼーオーラに参ってしもうた。



って話を某にしたら、



「だったら、芸人とかもびんぼーじゃん。あいつらにも萌えるってこと?」

「いや。顔面が美しくないとイケナイ」



ブランド物に身を固めている女子よりも、同じ顔立ちなら、びんぼーオーラを出している女性というのがどうやらマイ・ブームらしい。


追記:先日モロゾフでケーキを売っていた店員が同じようなびんぼーオーラと薄幸オーラを出していたので、思わず食いたくもないチーズケーキをもうちょっとで買うところだった・・・








今日の教訓



結局は
顔だろ?






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