自然の味に親しむ・子の味覚を育てる

子宝漢方対策をして生まれたお子さんのこと。
出産後もずっと親子でよく漢方を利用してくださっている。

カゼの対応はいつも漢方で、天津感冒片（銀翹散）は常備薬。
お子さんも嫌がらずにさっと飲み、すぐに治ってしまうんだそう。
お母さんが体質改善のためにふだん服用している漢方薬（蝋丸）まで欲しがるんだとか。
それはふつうの「おいしい」とはかけ離れた味ですが、
ちょこっと分けてもらって、うれしそうに「おいしい」と言うんだそう。

子供は、大人より味覚が敏感なのだそうです。
大人になるにしたがって鈍化して、
食べ慣れた味以外は受け付けなくなって、まずいと感じたりする。
だから、幼児のころから自然物そのものが持つ味を覚えさせるのは大切ですね。
砂糖の甘みがおいしいと思うのは大人の先入観です。

しぐさが愛らしいハクセキレイ

自然の味を知っていると、体調によって食べたい食材が体でわかります。
それが防衛力を高めることにつながります。

この子は今回の風邪のとき、みかんを食べたがったそうです。
そんな時お母さんは、それがこの子に今必要な食べ物なんだろうなあと思うのだそうです。

みかんは、秋冬が旬で、温甘酸　帰経は肺脾　
胸腹脹満を改善し口渇、咳、多痰、下痢によい

体に良い食べ物をちゃんと選んでましたね。

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