
どんな症状が気になりますか?

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更年期障害と名前を付けても、この十人十色の症状が一挙解決する方法なんて
ありはしないので、言っても対策方法まで決まるわけではない。)
他にはどんな症状がありますか?

というと?

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更年期はほとんどの女性に訪れるし、40代半ばからならまさに正常だし、
そして更年期は一生続くわけでもなく、その後の長い人生をみれば女性のほうが圧倒的に元気に過ごしている。
そりゃもう男性から見れば、一生で何種類もの人格を生きる怪物のように思われているかもしれない。
と言っても気は晴れないか...)

更年期かなあと心配し始めるとその不安で落ち込んでしまう方って多いのです。
体力が下降線を辿り始めると、気持ちの余裕も小さくなってくるのだろうと思います。
体力の下降線の初めに発生するのは気血不足。
この方の主訴は肩こり、頭痛なので、補気補血して活血対策を行うことにしました。
気血が充実すれば、諸症状の回復力も高まり気持ちも余裕がでることでしょう。
肩こりや頭痛そして漫然とした疲労感は、更年期障害の症状としてとても多い。
じっとしていれば筋肉の衰えも進むので、ますますコリやすくなる。
ウォーキングやハイキングなど戸外で気分転換を兼ねて運動にも親しみましょう。
更年期障害といっても様々あるので、ぜひ相談してみてください。
漢方的な考え方でそれらを理解するとむやみに不安に陥らずに済むかもしれません。






季節の変わり目なのか、体力不足なのか、あちこちに生じる不具合。
単純にホルモンのせいよりも、全体的に体が、これまでの生活についていけなくなる歳なのだなと感じています。
確かに、頭痛と肩こり、てきめんに来ています。
あとは、妙にイラっと来やすかったりして、更年期と思い込んでも、コントロールしきれないところが辛いところです。
でも、いろんなことは、更年期障害だから、まぁ、仕方ないと割り切った方が、気分的には楽ですね。
悩ましいのは、頭痛を訴えて婦人科以外の病院に行っても、たぶん更年期障害由来という事を、除外して診断されたり、検査されたり、はたまた精神科にという話にもなりそうで・・・
もちろん、更年期障害以外の原因もありますが、まずそこを疑って欲しいと思わないでもなく、これから当面は、何かあったら、婦人科に相談かなと思っています。
うまく付き合うようにしなければ、です。
この患者さんもきっと医院とか家族とかに説明しても納得のいかない場面に直面していたのかもしれませんね。
だけど、たとえば男性のドクターにあっさり「そりゃ更年期でしょ」と決めつけられても逆に納得いかないかも。
自分の老いを認めるのって案外時間がかかります。
イラッと来るのは私もよくありました。今も多少はあるかも
そのとばっちりを受けた人は多々いらっしゃいまして
でもその怒りのパワーですごく仕事が達成されてしまうこともありました。
やっぱり更年期は貴重です。