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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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告白(映画)覚えのある残酷さ

2010-06-09 | 映画
私が行った劇場は若い人が多かったです。
『君らはどんなふうに感じてんだろう』って、ちょっぴり心配しながら画面を観てました。
そして十分年齢を重ねた私でさえ、それぞれの『告白』にかなり同調してました。

それほど、ごく身近にあり得る事柄で、たぶんかなりの人にそんな覚えがあって、
中学生時代は少なくとも1度くらいはそんなことを考えたはずで、
だけどそんな思いの通りに行動してしまったら、間違いなく結果はとっても残酷


残酷さや怖さを隠して美しい青春を『演じる』中学生たち・・・

母親の思い、子供の思い、そのひとつひとつは素直で純粋なのに、
うまく通じ合わずに微妙に歪み、まだ手だてを知らない子供はどんどん歪み進む。
あげく、子供は思いを達成するために非情な手段でも平気で選ぼうとする。

幼い学生どうしも同様で経験が少ないゆえの恐れから過激な防衛行動にでてしまう。


むやみに励ます熱血教師の言葉のなんと残酷なこと

あと一歩を踏みとどまらなければ・・・
なのに容赦なく煽る女教師・森口悠子(松たか子)。
我が子を殺された母親の思いは比類なく残酷なようです。たとえ相手が子供でも。

踏みとどまらず思うままに突き進んでしまった悲惨劇。


『告白』:★★★★ こんなに残酷な物語なのに、どこかで小気味良い気持ちになってしまった自分にオロオロ。それは映像作りの見事さにあると思うけど、二度観たら胸が痛くなるほどつらいだろうなあ。

監督・脚本 中島哲也
原作 湊かなえ
出演 松たか子 岡田将生 木村佳乃


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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思案中 ()
2010-06-14 17:03:18
かなり話題になっていますね。
残酷さの小気味よさ、きっと誰もが内包している感情なのではないかしら。

こちらからも、あちらからも・・・
幼い心ゆえの残酷さ、確かに覚えがあります。
でも、そうであった事に気づくのって、やはり30過ぎてからだったような。

なんだか怖くて、行こうか、どうしようか、迷っているところです。
中島監督、その映像世界は、やはり映画館で観たい気もするのですが。


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翠さんへ、観てみてね (やく)
2010-06-14 18:08:30
おどろおどろしい感覚はありません。すっきりと残酷なのです。
キリを差し込まれるように、最も残酷だと感じたのは、熱血教師の励ましシーンです。
そういう意味で、かなり出来のいい作品だと思いました。

>気づくのって、やはり30過ぎてからだったような
子供のころを振り返るのって自分でも辛いこといっぱいあります。
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