漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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中医学研修会で・認知症を学ぶ:補腎活血で予防が大切です

2017-03-28 | 老化・血流
内閣府のデータによれば、
65歳以上の高齢者の認知症患者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症患者数が462万人と、65歳以上の高齢者の7人に1人(有病率15.0%)であったが、37(2025)年には約700万人、5人に1人になると見込まれている

内閣府HP 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向(3)より
たとえば糖尿病によって神経細胞のダメージ率が高まったりするので、
いろいろな生活習慣病の増加に伴い認知症の有病率はどんどん上がる傾向にある

脳の血流障害は大きな問題で、悪条件下では脳の老化はどんどん進む。
ストレスは血液の粘着性が増し、糖尿病では赤血球変形能が落ち、
中性脂肪が高いと血小板凝集が高まる・・・
もっとも、良い血液が不足していれば流れないので、血をつくるには脾肝腎の力が必要。
生薬竜眼肉は葉酸が多く含まれ、地黄には鉄が多い

認知症に関してはなにより予防が第一。漢方を活用して生活習慣を改善をお勧めします。

個人的には現在、補腎活血の漢方薬を飲んでいるのだけれど、
飲むと思いのほか、脳がスッキリ、目がパッチリする。
もろに実感するということは、飲まないとスッキリパッチリしていないということで(^_^;)
脳の老化は着々と進んでいるのだろうと内心ぞっとしているこの頃です・・・
確かに、若くて元気なころはよくわからなかった漢方の効果、歳をとるにつれよく実感できるようになりますね

体質によって補腎活血作用の漢方薬は様々あるので、ぜひご相談ください。
物忘れ・認知症 目耳足腰の漢方対策

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