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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
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秋になると悲しくなる、を漢方対策

2014-10-27 | 気持ち・眠り
陽が短くなると気分も落ち込みがち。こんなご相談がありました。

仕事の延長みたいな夢を見るし、早朝3時か4時ごろに目覚めてその時すごく悲しい気分になる。
「最近、手抜きの食事が続いてるせいかしら?」という。
話をうかがうと仕事ストレスも相当な60代女性。

いつも補腎活血の漢方対策をしていただいているのですが、新たにエゾウコギ(シベリア人参)と竜眼肉、茯苓などを配合した錠剤(エナックW)を服用。

「抜け出しましたー!」
エナックWは、寝る前に1日分量を1回で服用したところ、もやもやと哀しい気分がスッキリしたのだそうです。
(医薬品は用法容量を守ることが大切ですが、漢方などはうまく効く量を加減してもよいと思っています。)


エゾウコギは薬用ニンジンの仲間で「刺五加」とも呼ばれ、中国、シベリア、北海道など寒い地方で収穫されるもの。
特徴は抗ストレス作用と体をあたためる作用があること。
竜眼肉(りゅうがんにく)や茯苓(ぶくりょう)も気持ちを安らかにする働き(安神作用)があります。

西洋医学的呼び名では「冬季うつ」なんて言葉もありますが、漢方や食事対策に加えて体内時計を整える養生で、秋を楽しんでほしいですね。

冬季うつ、不眠、体内時計のずれと合わせ方


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