
冬至が近づくと目につくのがこの女貞子(じょていし・とうねずみもち)
ただし、ちょっと上を向いて歩かなければ気が付かずに通り過ぎてしまう。

冬至のころに収穫して漢方生薬として用いる
そういえばこの頃、女貞子が配合されたサプリ(二至丹)が人気だ。
(我薬局の人気などたかが知れてる数だけど)
髪の毛が薄くなった、細くなったというご相談が増えたせいだと思う。
髪も季節に準じて代謝しているようで、秋に抜け毛が多くなり今頃になって気が付く。
今しっかり体力を充電しておけば、やがて春には力強い髪が生えてくるでしょう。
女貞子は肝腎を補って白髪によいと言われるので、
体質改善の漢方薬にこれを組み合わせると効果がアップする。
もちろん更年期の体力低下にはもってこいのサプリです。

赤い実はなぜか名前をクロガネモチといい、金持ちになれると縁起のいい木だとか。
名前にモチがつくけどトウネズミモチはモクセイ科でクロガネモチはモチノキ科。
実の付き方が確かに異なっている。

冬は空が青い


カリンの幹は、まだらに黄色みを帯び棘もあってなまめかしいのに

上を見上げるとついてる同じ黄色の実は、どう見てもひょうきんだ。
そうそう先日やりあったせいで乱れた気持ちもようやく収まり、
素直に日々漢方の勉強にいそしんでいる、かな。





