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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

豚インフルエンザ・何をすれば?

2009-04-28 | カゼ・インフル・ウイルス
いよいよGWスタートというところでなんと豚インフルエンザの
人への感染ニュース。
なんだか得体のしれない相手のようでむやみに怖い・・・

で、調べてみました。
豚インフルエンザが人に感染した場合の主な症状は、
季節インフルエンザと同じようなもので、
熱、咳、のどの痛み、体の痛み、頭痛、悪寒、だるさなど。
数名から豚インフルエンザと関連する下痢や嘔吐の報告があるそうです。

以下のページをご参照ください。
国立感染症研究所 感染症情報センター
豚インフルエンザに関するQ&A


予防策として、これまで報道されていることをまとめると、

よく手洗いとうがいをする、ほかに
十分な睡眠
ストレスを管理し快適な環境を
適度の水分補給と栄養ある食べ物  などで体力を維持すること

病気の人との接触やひとごみを避ける、またはマスクをして対応する

それだけ?と思う人も多いでしょうが、
この世の中、免疫のない未知のウイルスなんてきっといっぱいある。
だったら、ふだんの養生でしっかり免疫バランスを整えておくことが
なによりも大切なことでしょう。

    

「防御の砦である粘膜」はいつも健康で潤いのある状態を保ちたいものです。
タバコや強いお酒、辛味の強いものは控えたほうが良いでしょう。

粘膜の炎症回復を助けて感染予防するといえば、
こんな時の漢方的対策ならやっぱり「板藍茶」「板藍のど飴」かなあ

板藍茶は、
外出が多い方は1~2包、出かける前1包、帰宅後1包、
うがいしながら飲みこみ、粘膜の力をつけましょう。
予防には普通1日1包の板藍茶を、
体質を補う、いつものMy漢方薬も一緒に併用するとよいでしょう。

板藍のど飴は、
携帯に便利なのでおでかけ先で手軽に使うことができます。

(板藍根とは)
アブラナ科ホソバタイセイの根
清熱涼血解毒
インフルエンザなどの高熱、頭痛、顔やのどが赤く腫れる、
耳下腺炎などに用いられる。


板藍茶・板藍のど飴

鼻、のどの潤いのための養生法と漢方対策

なんとかパンデミックを防ぐことができますように