燃え盛る炎の中、敵味方入り混じっての大混戦。
ブレインがどんなに素敵な兵法をあみ出しても、
戦場はもう、どろどろのずたずた、残酷極まりない。
おまけに、疫病も流行って多くの人が命を落とす・・・
この壮絶な戦争シーンには、監督の意思を感じました。
「勝者はいない」
と、言い捨てる周瑜のセリフがチクッと心に刺さります。
いったい「未来への最終決戦」という希望的な言葉の意味は何だったんでしょうか。
ジョン・ウー監督の描く戦いは、破壊と犠牲
でした。
(ちょっぴりカッコイイシーンもあるけど。)
そんな無益な戦いはしたくないけど、
征服意欲がやたら強いとか、無茶なことばかりするような
やからを野放しにはできないし・・・
そんなやからが出現するたびに、平和に暮らしたい人々は
たいへんな犠牲を払うことになってるんじゃないだろうか。
結局、世界はむごい戦いをしながら
分離したりまた合わさったり、を繰り返している。
それは人間の「さが」なのでしょうか?
できればそんな事とは無関係に、かわいい子馬
とともに自然の中でのどかに暮らすのがいいなあ。
★★★★ 私は歴史に疎いので、
この内容が歴史的価値のあるものかどうかの判断はできませんが、
映画としての見ごたえは十分あったと思います。
曹操のおかかえ医師「華陀」が登場していましたね。
彼は優れた外科医でしたが、曹操の頭痛の処置法として
頭部手術を提案したため怒った曹操に殺されたそうです。
ちなみに、水虫薬「華陀膏」と「華陀」は無関係だそうです。(な~んだ・・・
)
監督・製作・脚本 ジョン・ウー
出演トニー・レオン(周瑜) 金城武(孔明) チャン・フォンイー(曹操)
チャン・チェン(孫権)ヴィッキー・チャオ(尚香) フー・ジュン(趙雲)
中村獅童(甘興) リン・チーリン(小喬) ユウ・ヨン(劉備)
ブレインがどんなに素敵な兵法をあみ出しても、
戦場はもう、どろどろのずたずた、残酷極まりない。

おまけに、疫病も流行って多くの人が命を落とす・・・
この壮絶な戦争シーンには、監督の意思を感じました。
「勝者はいない」
と、言い捨てる周瑜のセリフがチクッと心に刺さります。
いったい「未来への最終決戦」という希望的な言葉の意味は何だったんでしょうか。
ジョン・ウー監督の描く戦いは、破壊と犠牲

(ちょっぴりカッコイイシーンもあるけど。)
そんな無益な戦いはしたくないけど、
征服意欲がやたら強いとか、無茶なことばかりするような
やからを野放しにはできないし・・・
そんなやからが出現するたびに、平和に暮らしたい人々は
たいへんな犠牲を払うことになってるんじゃないだろうか。
結局、世界はむごい戦いをしながら
分離したりまた合わさったり、を繰り返している。
それは人間の「さが」なのでしょうか?
できればそんな事とは無関係に、かわいい子馬


★★★★ 私は歴史に疎いので、
この内容が歴史的価値のあるものかどうかの判断はできませんが、
映画としての見ごたえは十分あったと思います。

彼は優れた外科医でしたが、曹操の頭痛の処置法として

ちなみに、水虫薬「華陀膏」と「華陀」は無関係だそうです。(な~んだ・・・

監督・製作・脚本 ジョン・ウー
出演トニー・レオン(周瑜) 金城武(孔明) チャン・フォンイー(曹操)
チャン・チェン(孫権)ヴィッキー・チャオ(尚香) フー・ジュン(趙雲)
中村獅童(甘興) リン・チーリン(小喬) ユウ・ヨン(劉備)