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漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)
http://kampo.no.coocan.jp/

雨水初候「土脈潤い起こる」ふきのとうの苦みで気持ちを穏やかに

2020-02-19 | 春の養生法

冷え込むといっても日中は日差しの暖かさを感じますね。

「土脈潤い・・・」山の雪がゆっくりとけだし川が濁ることもあるそうで、これを雪濁りといったりするそう。

大地が潤い、芽吹きが起こる。

思い立って昨日、フキノトウをスーパーに探したがなくて、

と今日、薬局のお馴染みさんが「たべる~?」と持ってきてくださった。

ありがたし。

今日はフキ味噌にしよう。

 

フキノトウまたはフキ:寒、苦微甘 止咳去痰・解毒消炎・健胃消食

苦みは大概、冷ます働きがある。炎症を抑え、咳を改善し、胃もたれを軽くする

興奮を抑える働きがあるので、暖かくなって、なんだかイラつくというときには苦いものを食べるとよい

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湿気をまとうと体は重くなる

2019-05-15 | 春の養生法
湿度が増すとけだるくなりますね
天気の変わり目に体調が良くないという人も多いです
体内に「湿」がたまると気の流れが阻害されて、手足がだるくなったり、もやっと頭が重かったり、鼻が詰まったり、胃腸機能が失調して胃のつかえ、ムカムカ、軟便下痢などの不快症状を引き起こしやすくなります。
冷房にあたったり、ビールやアイスなど冷たい食べ物で胃腸を冷やしたときなどは要注意です。
そんなときはすぐ「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」で体の除湿をしましょう
素早く効いてお腹が温まり全身のめぐりが良くなります
家庭の常備薬として用意しておかれるとよいでしょう
 
 
 
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だるくて、眠くて仕方がない:穀雨の養生

2019-04-24 | 春の養生法
だるくて、眠くて仕方がない・・・体のどこかが悪いのかしら?
というご相談がここ数日しばしば。
暦では「穀雨」。どおりでこの頃、曇ったり雨が降るようになったわけだ。
急に暖かくなってさらに湿度も高くなると、
ふだんからエネルギー不足(気虚)の人は、体が重だるくなります。
妙に汗が止まらなかったりもしますね。
 
気候に体をなじませる養生をしましょう。
朝早く起きる(もう4時過ぎには明るくなってます)
疲れたら夜は早めに寝て体を休ませる
戸外で運動して汗をかく
 
寒い時期はあまり汗をかかなかったので、皮膚の温度調節が不活発です。
汗をかけなければ体に熱がこもるし、逆に何もしないのにじっとり汗をかいていると体力を消耗したり、風邪をひきやすかったりします。
運動で自ら体温を上げ、汗をかく練習をしましょう。
これによって体温調節機能が目覚めて、気候の変動への対応が早くできるようになります。
 
 
 
 
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春は青 青は肝 春は補血して疏肝

2019-04-18 | 春の養生法
春はのびのびと新陳代謝して元気に動くとき
五行学説によれば、春の色は青。だから青春。
そして春の臓器は肝。
肝は血液をため込むところ。体内の物質を隅々まで運ぶものは血液。
肝血が不足していると(血虚)、今時天候にふりまわされてのびのびできないのです。イライラうつうつ、頭痛やめまい、胃の不快感、筋肉の釣れるような痛み、生理不順、生理痛などなど様々な症状が現れます
だから春は「補血」と「疏肝」の食べ物で体の調整を図ります
補血の食べもの
好き嫌いなくしっかり食べ、戸外で運動して汗をかき発散してください
 
 
 
 
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養生法・婦女はことに内に居て気鬱滞しやすく・・・

2018-04-05 | 春の養生法

年度末に年度初め、今頃はイライラもピークでしょうか。
貝原益軒の養生訓に
つとむべきことをよくつとめて、身をうごかし、気をめぐらすをよしとす・・・つとむべき事をつとめず、久しく安坐し、ねぶり臥する事をこのむ、是大に養生に害あり。かくの如くなれば、病おほしくして短命なり。戒しむべし。
(仕事はしっかり務め、体を動かし、気をめぐらすのがよい・・・やることをやらないで、座りっぱなし、ごろごろ寝てばかりでは、病気になるよ)

さらに
婦女はことに内に居て、気鬱滞しやすく、病生じやすければ、わざをつとめて、身を労働すべし
(女性はとかく家の中にいて気が鬱滞しやすく病気になりかねないので、仕事をしてよく体をうごかしなさい)

ところが現代は、仕事も家事も育児も、ってやること多すぎます。
みなさんよく頑張ってますよ。
これがプツンと切れたときが心配です。

上手に気のめぐりを整え、体力充電もしておきましょう。

PMSや更年期の諸症状などにも好評の逍遥丸

深呼吸や入浴でリラックス、そして運動で血流改善と気持ちの解放
運動で体が適度に疲れれば、良い眠りも訪れ、疲労回復できることでしょう。

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啓蟄・初候「蟄虫戸を啓く」すごもりのむしとをひらく:体を動かし汗をかく

2017-03-07 | 春の養生法

啓蟄の日曜日、散歩道はふわふわ虫が飛んで蝶も見かけました。
小さな虫たちも動き始めるこの頃は「陽の気」が日々増して、動くエネルギーが活発になるのです。

これに呼応して活発に体を動かさないと、体内の陽気が廻らず体の上部に停滞してしまいます。
頭痛、肩こり、頭がぼーとする、もやっと火照る、顔がむくむ、
イライラして気持ちが落ち着かない、ニキビ吹き出物などの皮膚疾患・・・

この状態を引きずると寒暖の差に対応できず、新陳代謝が低く冷えやすい体になります。
夏になっても上手に汗をかくことができず、夏負けしやすくなったりもします。

積極的に体を動かし自ら体温を上げて汗をかき、体温調節の訓練をしましょう。
疲れたら十分な睡眠を。

動かしたいけど、だるくて動かないという人は漢方で気虚対策を。
補中益気湯、レオピンファイブ、レオピンロイヤル、参馬補腎丸、参茸丸など


春の養生・陰と陽のバランスを整えて

*春は肝・春の不快症状対策 
*春に気持ちが落ち着かないタイプ 
*春の皮膚養生・汗をかくこととクレンジング
*割と多い春の腹痛:春の腹痛 

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