漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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漢方家ファインエンドー薬局(千葉県)

春は肝・春の不快症状対策

2014-04-12 | 漢方的話題
五行学説という考え方が漢方思想にあって、臓腑、体の穴、季節や気候、感情、味、方角など
ざまざまなものを五つのグループに分けています。

そこでは「春は肝」
肝は「血」を貯蔵していて、つまりは栄養の分解合成貯蔵をしています。
また「疏泄」といって自律神経を介した血流調整や機能調整、精神安定も
肝の状態によって左右されるとしています。

肝は目に開竅し、その華は爪にある
肝は筋を主る 肝は血を蔵す
肝は疏泄を主る

したがって、肝血が充実していないと、
情緒が安定せず、イライラ怒りっぽくなったり、鬱々してため息が多くなったりします。
いわゆる「ストレスを受けやすい」状態になります。
筋肉がこわばりやすいので、こむら返りやガチガチの肩こりを起こします。
腸の動きが良くないのでガスがたまりやすくなり排便が不定期になります。
生理周期が不安定になることもあります。
眼が疲れやすく、乾燥や充血します。
またイライラやウツウツが続くとそれによって肝血を消耗するので悪循環となります。

春は肝血を補う養生をしましょう。

夜は12時前に寝て消耗を防ぎたいところです。
眠らなくても静かな気持ちで体を横たえるだけでも肝臓への血流がスムーズになります。
夜に頭脳労働は避け血液を肝臓へ送りましょう。

パニック障害の方のこと。出現している症状に応じた漢方薬も併用していたのですが
基本は補血対策でした(婦宝当帰膠)。数か月養生したある日、緊張することなく
すっと電車に乗って出かけられました。
このような気持ちの余裕は、コツコツ基本づくりを重ねていくことが必要ですね。

肝の疏泄を改善するもう一つの方法は、「香り」です。
アロマや香辛料、ハーブなどもそのひとつですね。
今は山菜が旬。自然の息吹を香りで感じて、体内の「つかえ」を解消しておきましょう。
漢方薬では逍遥散などを用いますが、生理前緊張症や生理周期の不規則などがするっと解消されます。


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2 コメント

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全然関係のない話ですが・・・ (mi-ha-)
2014-04-15 10:42:15
先日の私のブログでのガステーブルの話。

今朝のあさイチでグリルで食パンを焼くのが一番おいしいと言っていました。
食パンから水分が出ていくので魚の臭いは入り込まないそうです。

やくさんに拍手
mi-ha-さんへ (やく)
2014-04-15 12:35:30
知らせてくださってありがとうございますー(笑)
魚の臭いは入りにくいのですか、それは知らなかったです。
我が家のグリルでは弱火で2,3分でいい具合に焼けますが、逃すと焦げやすいので、これはタイマー付が大活躍してまーす。

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