どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海の至宝@大丸ミュージアム』なのだ

2009年10月17日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 大丸ミュージアムで開催中の<古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海文明の至宝>を見たのだ



1番見ごたえがあったのわ モザイク画なのだ たしか15点くらいあったのだ

展示していたモザイクで 印象に残っているのわ <バラのつぼみを撒く女><水を注ぐ女>なのだ

これわ <バラのつぼみを撒く女>が 表から見たもので <水を注ぐ女>わ <バラのつぼみを撒く女>の女性が後ろ姿が描かれているモザイクなのだ こんなのわ 想像していなかったからビックリしたのだ

あと 大丸ミュージアムでわ 入らなかったであろう モザイク『作品名:地中海の島々と都市』が テレビ朝日に展示していたので 後日に見行ったのだ


↓<地中海の島々と都市>のモザイクを見に行ったブログなのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/cf2ec6b50603a73f77d0e09ef475dc39

ぼくの記憶だと 古代のモザイクが展示してあるのわ ブリヂストン美術館で展示していた1点くらいしかないような気がするのだ(ブリヂストンのわ 小さいなものなのだ)


この<古代カルタゴとローマ展>わ 岡山→岩手→京都→浜松→宮崎→名古屋と巡回するそうなので お近くに巡回先がある方わ ぜひなのだ

特に モザイクわ あまり見る機会がないので 必見なのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ


大丸ミュージアム <古代カルタゴとローマ展 きらめく地中海の至宝> 10月25日(日)まで

※HPはないようです。




展示構成

第1章 地中海の女王カルタゴ

第2章 ローマに生きるカルタゴ

第1章では、建国から名将・ハンニバルで有名なポエニ戦争による滅亡までを紹介。、第2章では厳選されたローマ時代の美術作品とカルタゴで花開いた芸術・モザイクを紹介して、今回の<古代カルタゴとローマ展>では、約160点を展示し、その9割が日本初公開。しかも、カルタゴ?(チュニジアかも?)関連の展覧会は30年ぶりの開催だそうですよ。


気になった作品

21.アンフォラ形容器

ラピスラズリ?のような青がキレイな容器。

解説には、『ギリシア容器をかたどったガラス製品、調和のとれた多彩色や特徴的な山形文様で装飾され、香油、軟膏を保存するために積勝たれた。』と書いていました。


69.奉納石碑

様々な奉納石碑があるが、この石碑は鳥が彫られたいる。この鳥たちm描写は、死者たちの魂を導く役割をしているのかも?


78.有翼女性神官の石棺(蓋)

解説には、『カルタゴのネクロポリス(共同墓地)から出土したエジプト様式の石棺の蓋、屋根形の蓋は、ギリシア様式の特徴を示す。髪はエジプト風下半身は大きな翼で包み込まれ、左手には香炉、右手にはハトを持つ、この女性像は、エジプトのイシス女神やネフティス女神を思い起こされる人物像。これは、フェニキア、エジプト、ギリシアなどの芸術的に着想を得たもの。』と書かれていました。

この大理石で制作された美しい女性像は、下半身の翼などに彩色?が施された後が見られ、当時どのような色彩をしていたのか、想像をかりたてる。手に持っているハトと香油の意味はなんだろう?


特別出品 鎧

青銅なっているが、金色に光っている鎧。胸当てと背当ての装飾が少し違うが、共に中央部分に古代ローマの知恵と工芸、戦いの女神のミネルヴァがかたどられている。

この鎧は、紀元前3~紀元前2世紀に年代づけ、カルタゴの英雄ハンニバルの軍となんらかの関係があると考えられているそうです。


110.ミネルヴァ頭部像

芸術と音楽、思想、文学、知恵、知性の神ミネルヴァは、ユーノーやユピテルとともに、ローマの偉大な3神のうちの1神だそうです。


115.ライオン像

威厳に満ちたライオン像と書かれているが、面長な顔なので、マントヒヒの顔のように思えてしまう。


116.プリアポス像

プリアポスとは、ディオニュソス神(ワインと豊穣の神)とアフロディーテ女神の息子、多産性の象徴で農民や羊飼いから信仰されたそうです。

衣服を入れ物にしてたくさんのブドウやザクロなどの果物を持っている。


ここから先に挙げる作品は、すべてモザイクの作品です。

モザイクの技法(※解説から)
『大理石やその他の自然石、色ガラスなどをハンマーで割り、サイコロ状に加工したテッセラと呼ばれる小片を組み合わせて、絵や文様を表現する技法によって制作。』

156.ヴィーナスの身支度

このようなヴィーナスが化粧をしている作品は、絵画を含め、初めて見たかも?


157.ゾウとニシキヘビ

ゾウがニシキヘビから攻撃を受けている。肝心の噛まれている部分が剥落しれいるのが残念。これは、狩猟がテーマの大型モザイクの一部だそうです。


158.バラの蕾を撒く女性

私邸浴場の冷浴室の四隅を飾っていたモザイクの一部。若い女性が、蔓籠を持ち中に入れられたバラの蕾を撒いている。

この女性は、ヴィーナスと関係があるかもしれないそうです。(解説から)


159.水を注ぐ女性

<158.バラの蕾を撒く女性>の女性の後ろ姿をかたどっている。この対に作品を見比べると、私は、後ろ姿が描かれているこの作品の方がいいと感じた。


161.オケアノスと海

海神オケアノスの頭部には、甲殻類のハサミが飛び出し、耳の部分には角が突き出ている。これらは、繁栄や豊漁を示したもの。


162.ネプチューン

ネプチューンを主題にした床モザイクは、公共浴場や、私邸の浴室、浴槽を装飾摺るために好まれる。

中央にいるネプチューンが三又の矛を持ち、海馬(上半身が馬で、下半身が魚の生き物)の馬車に乗っている。


私は、世界史に疎くカルタゴのことも、ほとんど変わらずに行ったのですが、楽しめました。特に、最後に展示していたモザイクが良かったです。

東京会場はもうすぐ終わってしまいますが、各地を巡回するそうなので、お近くの方は、ぜひご覧になって下さい。色鮮やかなモザイクは、あまり見る機会がないと思うので、オススメですよ。


巡回情報

岡山市デジタルミュージアム 2009年10月31日(土)~12月20日(日)

岩手県民会館 2010年1月7日(木)~2月2日(火)

京都文化博物館 2010年2月11日(木・祝)~4月4日(日)

浜松市美術館 2010年4月17日(土)~5月30日(日)

宮崎県総合博物館 2010年7月16日(金)~9月12日(日)

松坂屋美術館 2010年10月23日(土)~11月21日(日)


この後わ 上野に移動して えこうのお気に入りのお店の<東京牛丼 牛の力>でランチを食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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