どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『モーリス・ドニ いのちの輝き、子供のいる風景@損保ジャパン東郷青児美術館』なのだ

2011年10月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 損保ジャパン東郷青児美術館11月13日まで開催中<モーリス・ドニ いのちの輝き、子供のいる風景>を見に行ったのだ



この美術館わ 42階にあるのでいい眺めなのだ



上のお写真でわ わかりづらくて 拡大して撮ったものだけど 東京スカイツリーや 東京タワーも見えるのだ




金曜日の夜間開催の時なんかわ もっとキレイに見えると思うのだ


ちょっと脱線したけど 今回わ モーリス・ドニの描いた 『家族』や『子ども』が主題の作品 約100点ほど展示していたのだ

ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

今回1番良かったのわ 2つあって まずわ <朝食、フィリッポ・リッピ風>をご紹介なのだ


ぼくわ フィリッポ・リッピの作品を見たことわ ないけど 有名な<聖母子と二天使>を模した作品かなぁ?って思ったのだ 色合いや 影の感じが すごくいいのだ


もう1つわ <聖母マリアの接吻(プリウレ礼拝堂のステンドグラスのための下絵)>なのだ


さっき見た フィリッポ・リッピ風の絵と アルフォンス・ミュシャを合わせたような感じに思えたのだ 素敵な作品で ずっと見ていたくなるのだ


<バルコニーの子どもたち、ヴェネツィアにて>も良かったのだ


ヴェネツィア旅行した時の光景が元となっていて 子どもたちに当たる光で出来る。光と影が良かったのだ


今回見たのわ 家族と子どもの作品がメインだったけど 今度わ 聖書やギリシャ神話などを主題にしたものを たくさん見てみたいと思ったのだ

11月からの金曜日(4日、11日)わ 夜間開催していて20時まで開館しているので 気になる方わ ぜひ ご覧くださいなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


損保ジャパン東郷青児美術館 <モーリス・ドニ いのちの輝き、子供のいる風景> 11月13日(日)まで

※終了した展覧会のためHPはないようです。




展示構成

序章:若き日のモーリス・ドニ

第1章:くつろぎの中で

第2章:子どもの生活

第3章:家族の肖像

第4章:象徴としての子ども

「子ども」や「家族」を主題とした作品を中心に、絵画、素描、写真、資料など約100点を展示を展示していました。


気になった作品

4.樹下の画家

横長の小さな作品。点描で描かれているが、やや暗い印象を受ける。タイトルが<樹下の画家>なので、ドニ自身の自画像か?


15.ジャン=ポール、2ヶ月


厚紙に描かれているので、色の質感が違う。淡く明るい色で、幸せに包まれているような感じを受ける。


19.朝食、フィリッポ・リッピ風


フィリッポ・リッピの作品を実際に1つも見たことがないが、有名な作品の<聖母子と二天使>から着想を得たのかも?と思える作品。他にも、フラ・アンジェルコ風の作品もあった。


22.子どもの身づくろい


母親の衣服の縦縞と、背景?の赤の対比が印象に残る作品。「子どもの髪を洗うマルトの姿はキリストの洗礼を連想させ、ドニによって神聖なものに昇華された。」と解説に書いてありました。


29.バラを持つマルト

このマルトは、宝石を付け、豪華な紫のドレスを着ている。マルトがモデルで描かれるときは、質素な服で描かれることが多い。隣りに、マルトが付けていたネックレスが展示していた。


40.リンゴを持って頭を傾けるベルナデット


ベルナデットのポーズが可愛らしい。他の部分はきちんと描かれているのに、ベルナテッドの服に塗り残しがあり、服の質感(色の違い?)を出しているみたいだった。


48.バルコニーの子どもたち、ヴェネツィアにて


ヴェネツィアの旅行中に見た光景が元となっている作品で、スケッチや写真を見てアトリエで制作されたもの。子どもたちに写る光と影の感じがいい。


52.柵(囚われのドミ)


こちら側に行けないように意地悪されている感じで描かれ、ドミは半泣きで鼻水を垂らしている姿で描かれていた。


75.家族の肖像


解説がなかったので、詳しくわからないが、普段の日常といった感じに見える。


77.ブルターニュの供物(食前の祈り)

ブルターニュのペロス=ギレックのドニの家の別荘、シランシオ荘の食堂のための装飾画だそうです。

妻のマルトが聖母マリアとして描かれ、4人の娘は巫女?のように供物をささげようといている。華美な装飾ではなく、すべてが落ち着いた色合いなのでずっと見ていたくなる。


91.聖母マリアの接吻(プリウレ礼拝堂のステンドグラスのための下絵)


なんとなくだが、さっき見たフィリッポ・リッピ風の作品と、アルフォンス・ミュシャを合わせたかのような感じを受けた。

参考として載せますが、下の画像は、そのステンドグラスです。(※この作品は、展示していません。)



11月からは、金曜日は20時まで開館するようですし、ドニの温かな家族や子どもたちの作品が多く見れますから、気になっている方は、ご覧になってみたらいかがでしょうか?

42階にある美術館なので、眺めもいいですよ。



この後わ ヨドバシカメラの近くにあるステーキのお店<ル・モンド>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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