ぼくらわ 江戸東京博物館で 4月10日まで開催している<レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦>を見に行ったのだ
展覧会の詳細と 今回の感想わ えこうに任せるのだ
江戸東京博物館 <レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦> 4月10日(日)まで
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/3807/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6/
公式サイト
http://www.davinci2016.jp/index.html
作品リスト
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/assets/img/2016/01/davinci_list.pdf
展示構成
序章 レオナルドの肖像 天才像と神格化
第1章 自然と人間-直感と観察
第2章 『鳥の飛翔に関する手稿』-人間の限界を越えた飛翔、自然と神の世界の挑戦
第3章 ≪糸巻きの聖母≫-見えない世界を探る
第4章 レオナルドの教え-ルネサンス期の工房とレオナルド・アカデミー
レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画と手稿が1点ずつ、素描も7点を展示しており、他にも、レオナルドの生涯を表した版画や、レオナルド派の作品など、合わせて約70点を展示。
気になった作品
6.カルロ・ラズィーニオ レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像
解説には、こう書かれています。
『1715年に(自画像)としてウフィツィ美術館に収蔵された絵画に基づいている。それが贋作であることが判明する1938年までの間に数図、版画化され、レオナルドの自画像として普及してしまった。ここではレオナルドの間違った生没年「1445年生まれ、1520年没」と付されている。(実際は1452年生まれ、1519年没)』
21.レオナルド・ダ・ヴィンチ 子どもの研究
<聖母子と聖アンナ>のための素描だそうです。
35.レオナルド・ダ・ヴィンチ 鳥の飛翔に関する手稿
39.レオナルド・ダ・ヴィンチ 糸巻きの聖母(バクルーの聖母) ※部分画像
↓印刷が違うので、色が違いますが、全体像の画像です。
他に2点のレオナルド派の<糸巻きの聖母>も展示していたが、他の作品と比べると、左奥の歩行器がなくなっていて、より背景との一体感もあるし、聖母子がフワッと浮き上がって来た(現れた)かのように描かれているように感じる。聖母マリアは、3点の中で1番年齢を重ねているように見え、他に2点より、キリストの未来を案じているような表情に見えた。
解説パネルに書いてあって、私が気になった内容を簡単にメモしてみました。
・画面左側のマリアの右手は、母なる大地のエネルギーを表す。
・聖母マリアは、過酷な運命に子供を向かわせなうように、その身体を押さえている。
・糸巻き棒[桛木(かせぎ)]、ローマ神話の運命の女神、パルカに通じる道具である。彼女たちは運命の糸を配る(誕生)、紡ぐ(生殖)、絶つ(死)を司っていた。二重の十字架の形は、神と人間をつなぐ神秘の木、生命のシンボルである連綿を続く生死、死に対する周期的な勝利を表している。
40.レオナルド派(スペイン人フェルナンド周辺?) 糸巻きの聖母(スティーヴンソン・バルンの聖母) ※部分画像
解説に書いてあったが、レオナルドがフィレンツェの工房で構想を練られた時の準備素描から派生した作品だそうで、左奥に聖ヨセフが赤子用歩行器を作り、2人の女性が幼子イエスを導こうとしている場面が描かれているそうです。
全体的に明るい色彩に包まれていて、聖母子にも光が当たっているように見え、華やかな印象を受ける。
41.レオナルド派 糸巻きの聖母(ホラックの聖母)
後ろの背景は違うが、NO.40の作品と同様の構図。隣にあったNO.40と比べると、色彩は暗めで聖母マリアは幼く見える。
44.レオナルド・ダ・ヴィンチ ユダの手の研究
最後の晩餐のユダが銀貨を握った右手。
48.レオナルド・ダ・ヴィンチ 受胎告知の天使のための左手と腕の研究
50.16世紀ロンバルディア地方の逸名画家 洗礼者ヨハネ
顔の輪郭、筋肉の付き具合から、青年というか男性的な洗礼者ヨハネが描かれている。解説に書いてあったが、ナポリのブルボン王家に伝わる作品で、18世紀には、レオナルドの真作と考えられていたそうです。
51.16世紀ロンバルディア地方の逸名画家 洗礼者ヨハネ
No.50の隣に展示して見比べ手が出来る。No.50の作品と比べると、女性的な感じ?少年の洗礼者ヨハネ。
54.ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ、通称ジャンピエトリーノ(帰属) 三位一体のシンボルを持つキリスト
解説の一部には、こう書かれています。
『キリストは左手で、聖三位一体の象徴である三角形を私たちに示し、右手を胸元に寄らせて、「人の子として受肉した第2の位格(子なる神)」であると自身を指している。』
この作品を見た感想は、「怖い」、「気味が悪い」といった感じ。どこにいてもずっと見られているに感じた・・・。
67.ジョヴァンニ・アントニーオ・バッジ(通称ソドマまたはマッタッチョ) ルクレツィアの自害
ダ・ヴィンチの油彩画1点だけでも、日本で見れるだけでもすごいことですから、<糸巻きの聖母>を見るためだけにこの展覧会を見に行く価値はあると思います!!
他にも点数は多くないですが、ダヴィンチの素描も見れますし、オススメだと思いますよ。
この後わ 上野に移動して<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ