どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『どるちの妄想美術館 NO.1(カルロ・ドルチ編)』なのだ

2020年04月21日 | どるちの妄想美術館

新型コロナウィルスの影響で 美術館・博物館・ギャラリーなどがお休みで 飲食店も ちょっと行きづらい雰囲気で ブログのネタがないし 暇だから えこうが2005年から見て 取っておいた展覧会のチラシや ポストカードを見ていて 思いついたので書くことにしたのだ

タイトルの『妄想美術館』わ ぼくらがものすご~くお金持ちいう設定のもと どの美術館にある作品も購入出来たり 過去に失われてしまった作品などもコレクションに出来るという決まりで 見たことがある作品も 見たことない作品も含めて いろいろと好き勝手に書いていこうと思っているのだ


まず コレクションに最初に入れる作品わ ぼくのお名前の由来となっている カルロ・ドルチの作品たちで見たことがあるものからなのだ(※リンクわ その作品を見た感想なのだ)

国立西洋美術館所蔵で 常設展に行くたびにいつも見ている<悲しみの聖母>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


えこうわ 2005年から美術館めぐりをしていて いつからこの作品を好きになったのかわ 覚えてないみたいようなのだ・・・でも 国立西洋美術館に行って お時間がある時だと 30分くらい ぼーっと見ていたりするくらい好きで もし可能であれば 勝手に椅子を持ってきて じっくり見たいといつも思っているのだ

聖母マリアの悲しみの表情や 深いブルーのマント(外套)の美しさにウットリだし あと指先もキレイで 大好きな作品なのだ


2017年の大エルミタージュ美術館展で見た<聖チェチリア>なのだ


聖チェチリアわ 音楽の守護聖人で チェチリアわ イタリア語読みだそうなのだ ちなみに一般的な読み方わ 聖セシリアなのだ

聖チェチリアの衣服の光沢の表現や 悲しみの聖母同様 指先の表現が美しいのだ

椅子の赤わ 補色なので 彼女の緑のドレスがより映えるし こちらを見る彼女の眼差しに吸い込まれるような感覚になるし ずっと見ていると 微笑みかけてくれるように感じるのだ


2009年のルーヴル美術館展で見た<受胎告知 天使>・<受胎告知 聖母>なのだ


タイトル通り 対の作品で この2枚で受胎告知を表していて この2点を見れた時 ものすごく嬉しかったのを覚えているのだ

天使・聖母とも美しくてウットリで カルロ・ドルチわ フィレンツェ生まれだからか 天使の服にわ 百合の紋章が描かいたり 聖母わ 受胎告知の場面なので 国立西洋美術館の悲しみの聖母と違って 若くて 少しふっくらした少女のようなマリア様だったのを覚えているのだ


去年のハプスブルク展で見た ウィーン美術史美術館所蔵の2点で まずわ <聖母子>なのだ(※全体像の画像を持ってないので 聖母の顔の部分の画像なのだ)


作品の画像わ 「カルロドルチ 聖母子」って検索すると出て来ると思うし こちらのサイト→https://www.culture.city.taito.lg.jp/ja/reports/14475の下の方にカルロ・ドルチの<聖母子>の写真が乗っているのだ

慈愛に満ちたような表情にも見れるし 幼子イエスの将来を憂いているような表情をしているような気もするのだ この作品をずっと見ていると 幼子イエスわ 鑑賞者のすべてを見通すような感じ思えて イエスが特別な存在って すっごく思えるのだ

この作品のポストカードを発売して欲しかったのだ・・・


もう1点わ <オーストリア大公女クラウディア・フェリツィタス>なのだ(※載せた画像わ えこうが持っているカルロ・ドルチ図録からなのだ)


えこうの持っているカルロ・ドルチの図録に載っていて 上の作品と同じモデルの人を描いた パラティーナ美術館所蔵の<Claudia Felicita d'Austria in veste di Galla Placidia>があって 見比べてみたいのだ



他の2点わ カルロ・ドルチ関連の作品なのだ

玉川大学教育博物館所蔵で 2014年に見たカルロ・ドルチの工房作の<観想の聖母マリア>なのだ


黒い背景の中 眠る幼子イエスを見つめる甘美な聖母マリアが描かれているのだ

前に見た時の解説に書いてあったけど 聖母の身にまとう赤い衣服は天の慈愛を 青いマントは天の真実を表しているそうで 聖母の横顔にわ 憂いに満ちた容貌が用いられており わが子の未来の受難を予見した聖母の悲哀が暗示されるそうなのだ


何度か見ているけど トーハク所蔵(東京国立博物館)で2016年に見た<聖母像(親指のマリア)>なのだ


↓ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


キリスト教禁制下にイタリア人宣教師シドッチ(1667~1714)が携行した作品だそうで 解説に カルロ・ドルチの作風に酷似するって書いてあって 詳しいことわ 分からないんだけど 関連わ ありそうなのだ

なんとなくだけど 親指のマリアの方が 表情が荘厳というか 硬い表情のような気がしたのだ

あと ウィキペディア情報なので 本当なのか確認出来てないけど カルロ・ドルチ作の親指のマリアわ イタリアのボルケーゼ美術館にあるみたいなのだ

カルロ・ドルチ関連で ぼくらが実際に見たことがあるのわ この7点なのだ


あとわ えこうの友達がイタリア旅行で買ってきてくれた 2015年にパラティーナ美術館で開催されたカルロ・ドルチの図録から 妄想美術館にコレクションしたいものを載せるのだ

※図録わ イタリア語で書いてあるから 所蔵先わ もしかしたら間違っている可能性があるかもしれないのだ・・・

ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館所蔵の<Santa Cecilia>なのだ


同じ音楽の守護聖人 聖セシリアでも こちらの方が優美な感じがして 実際にこの目でお会いしたい作品なのだ


ロンドンナショナルギャラリー所蔵の<Adorazione dei Magi>なのだ


タイトルわ おそらく 東方三博士の礼拝?だと思うけど これも見てみたいのだ


パラティーナ美術館所蔵の<San Casimiro>なのだ


ウィキペディア情報だと 聖カシミールわ ポーランドの守護聖人のようなのだ


こちらも同じくパラティーナ美術館所蔵の<Ritratto di Stefano della Bella>なのだ


ウィキペディア情報だけど ステファノ・デッラ・ベッラわ カルロ・ドルチの同じ時代の彫刻家のようなのだ


所蔵先が読めないの分からないけど<Madonna con Bambino(Madonna dei gigli)>なのだ(※所蔵先わ バイエルンのアルテピナコテークかも?なのだ)


タイトルわ 「聖母子」 もしくわ 「聖母(聖母子)と百合」のようなのだ

幼子キリストわ ぷっくりした可愛い体ながらも 聡明なお顔で 聖母マリアの節目がちで ほのかな笑みが美しくていいし 百合の中も写実的なのだ


<Poesia>なのだ(※所蔵先わ ぼくらの訳だと間違ってそうなので 書くのをやめるのだ)


図録に載ってい作品の中で1番好きで いつかお会いしてみたいのだ


ウフィツィ美術館?所蔵<Santa Maria Maddalena>なのだ


アトリビュートの香油壺あるし マグダラのマリアなのだ


パラティーナ美術館?所蔵の<Santa Lucia>なのだ(※「e collaboratore」とも載っていたので 合作かも?なのだ)


上に載せた作品マグダラのマリアと同じモデルで 違う聖人<聖ルチア>を描いているのだ


ウィンザー城のイギリスの王室コレクションの<Salome con la testa del Battista>なのだ


サロメと洗礼者聖ヨハネで カルロ・ドルチの図録を表紙になっていた作品なのだ


パラティーナ美術館所蔵の<San Giovanni Evangelista>なのだ


タイトルわ おそらく福音書記者聖ヨハネだと思うのだ


<Pazienza>なのだ


タイトルの<Pazienza>わ イタリア語だと 忍耐や我慢を意味するようだけど・・・何を描いているのわ ちょっとわからないのだ・・・


ウフィツィ美術館所蔵で ヴァザーリの回廊にある<Antoritratto>なのだ


これわ カルロ・ドルチの自画像だそうなのだ


カルロドルチの作品でわ ないけど あと3点もコレクションに入れるのだ

ロンドンのウォレスコレクション所蔵で オノリオ・マリナーリ<Santa Caterina d'Alessandria leggente>なのだ


タイトルの和訳わ おそらく「読書をするアレクサンドリアの聖カタリナ」で 作者のオノリオ・マリナーリわ カルロ・ドルチの従兄弟で 彼の助手をしていたそうなのだ


おそらく国立古典絵画館(コルシーニ宮)所蔵で 同じく オノリオ・マリナーリ<madonna con bambino(madinna del velo)>なのだ


タイトルの和訳わ たぶん「聖母子」またわ 「ヴェールの聖母」で ぼくらが前に見た 玉川大学教育博物館所蔵で カルロ・ドルチの工房作の<観想の聖母マリア>に そっくりなのだ

工房で ひな形があって 量産していたのでわ ないかなぁ~ って思ったのだ


最後の1点わ おそらくパラティーナ美術館所蔵で Abraham Constantin<Poesia>なのだ


作者のアブラハム・コンスタンチン(コンスタンタン)わ カルロ・ドルチが亡くなってから100年後くらい生まれた画家で さっき上げた<Poesia>模写のようなのだ

図録の画像だから 実際の作品の色が定かでわ ないけど 1822年に描かれたものだし 180年の歳月の違いがあるからだけど 発色が美しくて 隣に展示して見比べてみたいのだ


とりあえず ぼくらが思い浮かぶものわ このくらいだけど 本音を言えば 世界中にある カルロ・ドルチの作品 工房作などの関連作品など 彼に関するすべての作品を ぼくらの妄想美術館のコレクションに入れたいのだ!!!

この妄想美術館のシリーズわ 新型コロナウィルスの影響で 美術館などが閉館の間わ 何度か書くと思うけど もし ちょっとでも気になった方がいましたら 次回以降も読んで欲しいのだ


それでわ ありがとうございましたなのだ


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tibikuro2014)
2020-04-23 19:25:03
こんばんはですにゃ。
どるち & えこう さん。
妄想大炸裂ですにゃ。
でも、すごくレベル高いから、
問題なしですにゃ。
ぜひ、続きを!

チビクロも、過去に行った美術展のちらしをみかえしていたにゃ。
イタリア絵画、ボッティチェリとか、
リッピとか、好きですにゃ。

知ってるかもだけど
東京都美術館の
ボストン美術館展中止わ、
大変残念ですにゃ。

早くコロナおさまって、
おいしいピッツァ食べないと
禁断症状ですにゃ。
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コメントありがとうございます。 (どるち & えこう)
2020-04-23 21:19:42
チビクロさん

こんばんわなのだ

なーにもやることがないから やってみたけど かなり前に見た展覧会や作品を復習出来て良かったのだ

これからの妄想美術館わ 画家別でやるか 美術館ごととか それとも 全部ごちゃまぜにしちゃうか いろいろ考え中なのだ・・・

ピッツァわ 用事があってお出かけした時に 食べちゃおうかと思っていたりするのだ・・・それか 近場のお店でテイクアウトをしようかなぁ~って思っているのだ(どるち)

ボストン美術館展、楽しみだったのに・・・残念ですね。ロンドンナショナルギャラリー展も東京での展示は厳しいかもしれませんね。

今年は、様々な展覧会が開催出来そうにないので、コロナウィルスが落ち着いたら、何年か後でもいいから、開催出来なかった展覧会をやってほしいと思っています。(えこう)
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