どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『どるちの妄想美術館 NO.2(ルノワール編 1/2)』なのだ

2020年04月25日 | どるちの妄想美術館

前回も書いた説明だけど 新型コロナウィルスの影響で 美術館・博物館・ギャラリーなどがお休みで 飲食店も ちょっと行きづらい雰囲気で ブログのネタがないし 暇だから えこうが2005年から見て 取っておいた展覧会のチラシや ポストカードを見ていて 思いついたので書くことにしたのだ

タイトルの『妄想美術館』わ ぼくらがものすご~くお金持ちいう設定のもと どの美術館にある作品も購入出来たり 過去に失われてしまった作品などもコレクションに出来るという決まりで 見たことがある作品も 見たことない作品も含めて いろいろと好き勝手に書いていこうと思っているのだ

第1回わ ぼくの名前の由来となった『カルロ・ドルチ編』を書いたのだ

第2回の今回わ ピエール=オーギュスト・ルノワール編で 選んだ作品が30点近くになっちゃったので 2回に分けて書くことになるので 今回わ 前編なのだ 

最初にコレクションに入れるのわ 国立西洋美術館所蔵で普段から見慣れている2点なのだ

<帽子の女>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


国立西洋美術館でわ 10点くらいルノワールの作品があるけど 1番好きな作品で 青い瞳がいいのだ


もう1点わ <アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)>なのだ


ドラクロワの名作<アルジェの女たち>の影響が色濃い ルノワールの初期の代表作で 松方コレクションが日本に返還するときに この作品わ フランス政府が返還を惜しんだ作品なのだ


ぼくらの中で ルノワールわ 5~10歳くらいの女の子を描いたら世界一って思っていて それらの作品もコレクションに入れるのだ

ビュールレ・コレクションの<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)>なのだ


この作品わ 2回お会いしていて2018年にも見ているけど 2010年にわ 大阪まで見に行っちゃったのだ

裕福な銀行家ルイ・カーン・ダンヴェール伯爵の娘イレーヌを描いた作品で 8歳のときに描かれたものなのだ

イレーヌの他の部分わ 荒い感じで描かれているんだけど イレーヌのお顔わ 筆致があんまり分からないように丁寧に描かれていて なめらかで 光が当たっているというか 聖女みたいに光に包まれている感じに見えるのだ

バランスが取れている構図で イレーヌの頭から 髪の毛 スカートの広がりまで ちょうど二等辺三角形のような形になっているのだ

あと 見た時の照明の加減だと思うけど 彼女の胸元あたりが 厚塗りになって 白いブローチ?みたいに見えて 光っていたし 彼女の髪も輝いているように思えたのだ


クリーブランド美術館所蔵の<ロメーヌ・ラコー>なのだ


この作品わ ブログを書く前の2006年に えこうわ 見ているそうなのだ 感想とかわ メモしてなかったから ないけど すごく印象に残っているって 言っていたのだ


フィラデルフィア美術館所蔵の<ルグラン嬢の肖像>なのだ


2007年に えこうわ 見ているそうなのだ

もちろん 女の子が可愛いんだけど エプロンみたいな黒い服がいいのだ


オルセー美術館所蔵で<ジュリー・マネの肖像、あるいは、猫を抱く子ども>なのだ


何度か見ていて 近年でわ オルセーとオランジュリー所蔵のルノワール展で見たのだ

ベルト・モリゾとウジェーヌ・マネの娘で ジュリー・マネが9歳の時に描かれたそうで 彼女わ この作品を生涯手放すことはなかったそうなのだ

あと 抱かれている猫のお顔がいいのだ


クラーク美術館所蔵で<鳥と少女(アルジェルアの民族衣装をつけたフルーリー嬢)>なのだ


2013年のクラコレ(クラーク・コレクション)で見たのだ

陽光を浴びた 民族衣装が華やかだし 少女がすごく 可愛くて ずっと見たくなる作品なのだ

一応 ここまでが ルノワールの描いた小さな少女たちで なんとなくだけど ルノワールって 小さな子のモデルの心をつかむのが上手いような気がするのだ


ポーラ美術館所蔵の<レースの帽子の少女>なのだ


少女の服が白っていうのもあって 国立西洋美術館の<帽子の女>に通ずる作品のように思えるのだ


クラーク美術館所蔵の<うちわを持つ少女(団扇を持つ若い女)>なのだ


描かれたモデルわ ジャンヌ・サマリーで 彼女の後ろに描かれているのわ 日本の菊の花 団扇も日本の柄っぽいので ジャポニスムの影響が濃い作品と言えるそうなのだ

あと 振り返ったかのようなポーズが 菱川師宣の<見返り美人>を連想しちゃったので もしかしたら ルノワールわ 見返り美人を知っていたかも?って 思っちゃったのだ・・・


プーシキン美術館所蔵で<ジャンヌ・サマリーの肖像>なのだ


2013年のプーシキン美術館展で見ているのだ

前に見た時の解説にわ こう書かれていたのだ
人物画を得意とする印象派のルノワールの本領が発揮された本作は、コメディー・フランセーズで活躍した女優ジャンヌ・サマリーの愛らしい肖像画である。彼女の夢見るような表情と響きあうピンクの色調に対し、モデルの顔や胸元、背景などに寒色の筆致を加えて、人物を立体的に形作ろうとする造形的な取り組みがみられる。

載せた画像より 実際の作品わ 色がもっとふわっとしているのだ


クラーク美術館所蔵の<劇場の桟敷席(音楽会にて)>なのだ


この作品わ えこうの美術館めぐりのきっかけとなった マンガの『ギャラリーフェイク』にも 載っている作品で 見れた時嬉しかったのだ

桟敷席にいる二人の少女が可愛くて 正面を向いている黒のドレスの少女わ ずっとこっちを見ているから瞳に吸い込まれそうな感じに思えるのだ

もともと肖像画として注文を受けたけど 注文主が気に入らに受け取らなかったものを構図を修正した作品だそうなのだ 黒のドレスを着た少女の後ろにわ 消されてしまった男性の痕跡があるそうなのだ


三菱一号館美術館所蔵で<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>なのだ


2013年に見ていて 三菱一号館美術館わ 常設の展示をやってないので あまり見る機会がないのわ 残念なのだ

赤茶色(黄金色)の長い髪と 澄んだ青い瞳の若い娘が描かれていて 見惚れてしまうほど美しかったのを覚えているのだ

解説に書いてあったけど 背景にわ 補色の青を使い目立つようにしているそうなのだ


川村記念美術館所蔵で<水浴する女>なのだ


裸婦の白い肌が美しいが それよりも背景の色の方がもっと美しかったのだ


ワシントンナショナルギャラリー所蔵の<踊り子>なのだ


2011年のワシントン・ナショナル・ギャラリー展で見ているのだ

これぞルノワールの描く 美しい女性の絵って感じで 代表的な感じがしたのだ


あと 画像を持ってないし 見たこともないんだけど 2点コレクションに入れたいのだ

シカゴ美術館所蔵の<2人の姉妹(テラスにて)>なのだ

サンパウロ美術館所蔵の<ピンクと青、カーン・ダンヴェール家のアリスとエリザベート>なのだ


その2(後編)へと続くのだ・・・

↓その2(後編)も書いたのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3c8af7bf6924d34993684625aaa0db8b


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