どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『東京国立近代美術館のMOMATコレクション(2021年3月)』なのだ

2021年04月19日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<あやしい絵展>を見たぼくらわ 所蔵作品展にあたる<MOMATコレクション>を見たのだ



一部の作品を除き 写真撮影がOKなので 今回わ ぼくが感想を書くのだ

東京国立近代美術館 <MOMATコレクション> 5月16日(日)まで

https://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20210323/

作品リスト
https://www.momat.go.jp/am/wp-content/uploads/sites/3/2021/04/2-3MomatCollectionList_j.pdf




まずわ ぼくが気になった作品 4点をご紹介するのだ

中沢弘光<おもいで>なのだ(※左の作品なのだ)


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


解説によると 光明皇后が奈良の法華寺を建立する際に 池に観音様が映るのを見たという逸話に基づいているだけど 場面設定を変えて 現代の尼僧がかつての光明皇后の遺徳をしのんでいる姿にしたそうなのだ

まぶしいくらい 神々しい光を放つ観音様が美しいし 尼僧の頭上にも 光輪があるのだ 


中沢弘光さんの他の作品(3点)も良かったのだ



<野路>なのだ(※左の作品なのだ)


解説の一部にわ こう書かれているのだ
『平家物語に基づく絵です。平清盛の寵愛を受けていた白拍子の衹王が、仏御前という新しい白拍子の登場により清盛の寵愛を失ったときに詠んだ歌「萌えいづるも枯るるも同じ野辺の草いづれか秋にあはではつべき」(春に萌え出る若葉も、秋に枯れる草も、もとは同じ野辺の草で、ひとときの栄華もあるけど、いずれは凋落を迎えることになるでしょう)をもとに描かれました。』

描かれている二人の関係性わ わからないそうだけど ぼくわ 青い服の人わ 侍女のように思うのだ・・・


<かきつばた>なのだ(※右の作品なのだ)


解説の一部にわ こう書かれているのだ
『能「杜若」を題材に描いたものです。三河の国に訪れた僧が、とある水辺で咲き乱れるかきつばたを眺めていると、若い女性の姿をしたかきつばたの精が現れて、この場所こそ、「伊勢物語」で在原業平が歌を詠んだ八橋であると告げ、業平の恋の物語を語り聞かせ、舞を舞ったといいます。』


<花下月影>なのだ(※左の作品なのだ)


解説にわ こう書かれているのだ
『月夜の晩、女性たちがささげ持つヴェールには花びらが入っているようです。彼女たちはその花びらを横になっている性別不詳の人物に振りかけています。何かの儀式でしょうか。中沢はこの絵について、平安時代後期の歌人で僧侶の西行法師(1118-90)が詠んだ歌、「願わくは花の下にて春死なんそのきさらぎの望月のころ」から着想したと語っています。「きさらぎの望月」とは旧暦の2月15日の満月。新暦になおすと3月下旬の桜が咲く頃にあたります。西行の歌に基づくとすれば、ここで女性たちは消えゆく命に散華しているのでしょうか。』

この作品わ なんか見た記憶があるなぁ~ って思っていたんだけど 過去のぼくらのブログで 検索してみたら 2015年に見ていたのだ

中沢弘光さんの他の作品も見てみたいので これからも チェックしていこうと思っているのだ


速水御舟<夜梅>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


濃い闇の中から 月明かりに照らされ 白く輝くように見える白梅 枝ぶりが凛とした感じがいいのだ


船田玉樹<花の夕>なのだ(※左の作品なのだ)


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


何度も見ていて 好きな作品なのだ

描かれているのわ 桃の花で 日本画だけど 前衛的で カッコいいのだ


大岩オスカール<ガーデニング(マンハッタン)>なのだ(※左の作品なのだ)


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


逆から撮った写真も載せるのだ


2012年に見て以来 9年ぶりに見れたのだ

マンハッタンのビルの屋上にわ 様々な花が咲いているようで 副題?もガーデニングってなっているのだ

キレイでわ あるんだけど 見方を変えると 花のようにみえるのが 爆弾や炎とかにも見えちゃって ちょっと怖い感じもするのだ・・・


あとわ えこうが気になった作品なのだ

横山大観 観音(※左の作品)



瑛九 れいめい(※左の作品)



東山魁夷 青響(※右の作品)



お目当てだった 大岩オスカールさんの作品を9年ぶりに見れたし 中沢弘光さんの作品を知れたのが 嬉しい収穫だし 他にもいろんな作品を見ることが出来て良かったのだ

所蔵作品展も素晴らしいので 企画展を見た後 ぜひ ご覧になってほしいのだ



この後わ 築地駅に移動して<トラットリア・築地パラディーゾ>でランチをしたんだけど そのことわ 今度書くのだ



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