どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち@横浜美術館』なのだ

2019年10月09日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 横浜美術館2020年1月13日まで開催している<オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち>を見に行ったのだ



ぼくが気になった作品なのだ

ルノワールが描いた<ピアノを弾く少女たち>なのだ


2016年に見ていると思ったけど 今回の展示作品わ 背景が未完になっていて 以前見たのと違うバージョンで 人物やピアノの身を丁寧に描いているスケッチ的な作品 筆致がキレイで 少女たちの柔らかい色がいいのだ

ずっと見てると 楽譜の左側にある黄色いのが蝶のように見えてきて ピアノの音に誘われて室内に入ってきた(現れた)のかなぁ~ なんて思ったのだ・・・


マリー・ローランサンの3点も良かったのだ

<ポール・ギヨーム夫人の肖像>なのだ


グレーの背景に映える 淡い感じのピンクの服と白い肌のギヨーム夫人がキレイだったのだ


<女たちと犬>なのだ


作品自体も良かったけど 鏡の額縁が気になったし こんな額縁わ あんまり見たことがないかも?なのだ


<マドモアゼル・シャネルの肖像>なのだ



ぼくらわ この展覧会のメインビジュアルのルノワールの<ピアノを弾く少女たち>をお目当てに行ったし もちろん素晴らしかったけど ローランサンの作品の色使いも良かったと思うのだ

他にも素晴らしい作品が展示しているので ご覧になってみてわ いかがでしょうか?なのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

横浜美術館 <オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち> 2020年1月13日(月・祝)まで

https://yokohama.art.museum/exhibition/index/20190921-540.html

公式サイト
https://artexhibition.jp/orangerie2019/

作品リスト
https://artexhibition.jp/wp-content/themes/art-exhibition/assets/orangerie2019/pdf/catalog.pdf




展示構成

クロード・モネ(1)

アルフレッド・シスレー(1)

ポール・セザンヌ(5)

アンリ・マティス(7)

アンリ・ルソー(5)

パブロ・ピカソ(6)

オーギュスト・ルノワール(8)

モディリアーニ(3)

アンドレ・ドラン(13)

マリー・ローランサン(5)

キース・ヴァン・ドンゲン(1)

モーリス・ユトリロ(6)

シャイム・スーティン(8)

展示している作品は、画商であったポール・ギヨームとその妻のジャン・ヴァルテルのコレクションで、タイトル通り、上記の12人の作品が載せた順番ごとに約70点展示しており、名前の隣のカッコ内の数字は画家ごとの作品数です。他にも、資料がギヨームのコレクションではないですが、10点ほどありました。


気になった作品

2.クロード・モネ アルジャントゥイユ


アルジャントゥイユの河辺の風景で、初夏を思わせるような色彩。中央のヨットのオレンジ色と川に映り込んだ黄緑の木々の葉がいい。


5.オーギュスト・ルノワール 手紙を持つ女


手紙を持ち笑みを浮かべる女性が描かれており、恋人からの手紙なのではと思った。あと、ルノワールは若い時に陶器の絵付けをしているからか、彼女の肌や白い服の部分の色合いが陶器のように思えた。


6.オーギュスト・ルノワール ピアノの弾く少女たち


解説には、こう書かれています。
『1892年、ルノワールは印象派の画家として初めて政府からリュクサンブール美術館に所蔵するための作品の制作を依頼された。画家は、当時ブルジョワ階級に流行していたピアノの練習をテーマに選び、同様の構図の油彩画やパステル画を少なくとも6点制作した。そのうち国家が買い上げた作品(オルセー美術館所蔵)は、室内の調度品や楽器が細部まで描き込まれ、人物の表現も緻密である。一方、オランジュリー美術館美術館所蔵の本作は、最初に描かれた油彩によるスケッチといった性格のもので、人物に焦点が当てられ周囲は筆跡を残して簡略に描かれている。顔を寄せ合い楽譜をのぞき込む少女たちが仲びやかで和らない筆致で描かれる。』


7.オーギュスト・ルノワール ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル


描かれているのは、画家でコレクターでもあったアンリ・ルロルの2人の娘で、ピアノを弾いているのは20歳の姉イヴォンヌ、赤い服は18歳の妹のクリスティーヌ。

あと、壁に掛かっている絵画はドガの作品だそうです。


16.アンリ・ルソー 人形を持つ子ども


2014年にも見たことがある。足が地面にめり込んでいたり、大きさなどもアンバランスで突っ込みどころが満載だが、補色関係のある色の組み合わせがいい。


19.アンル・ルソー 婚礼


周りにある生地に比べて、人物がやけに平面的で違和感があるのだが、ルソーの作品はやけに惹かれる。花嫁の右奥のひげのある男性がアンリ・ルソーと言われているそうです。


20.アンリ・ルソー ジュニエ爺さんの二輪馬車



27.アンリ・マティス 赤いキュロットのオダリスク


色彩の組み合わせが好き。タイトルにあるオダリスクとは、ハーレム侍女である女奴隷のこと。


30.パブロ・ピカソ 泉のほとりの女たち

ルソーの後にピカソの作品を見ると、ルソーの影響を受けたんだろう思える作品でした。


34.アメデオ・モディリアーニ 新しき水先案内人ポール・ギヨームの肖像



38.アンドレ・ドラン ポール・ギヨームの肖像


46.アンドレ・ドラン 大きな帽子を被るポール・ギヨーム夫人の肖像


no.36とno.48は最初に展示していた。作品リストを見ていると、ギヨームの方は1919年制作、夫人の方は、1928-1929年制作となっていて10年後に描かたもの。


60.モーリス・ユトリロ サン=ピエール教会



M11.ポール・ギヨームの邸宅(フォッシュ通り22番地、1930年頃):食堂 ※写真撮影OK


別角度の写真




↓同じ写真ですが、クリックするともっと大きな写真で見れます。
  


M12.ポール・ギヨームの邸宅(フォッシュ通り22番地、1930年頃):ポール・ギヨームの書斎 ※写真撮影OK


別角度の写真




↓同じ写真ですが、クリックすると大きな写真で見れます。
  


画商であったポール・ギヨームとその妻のジャン・ヴァルテルのコレクションは素晴らしく、私は、ルノワール、ローランサン、アンリ・ルソーなどの作品に惹かれました。

来年まで会期はありますが、一部に展示には通路の両側に展示している場所もあるので、混雑する前にお早めにご覧になった方がいいと思いますよ。


この後わ <横浜美術館コレクション展>を見たんだけど そのことわ 今度書くのだ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tibikuro2014)
2019-10-30 21:23:27
こんばんわですにゃ。どるち & えこうさん。
マリー・ローランサンの作品で見た額縁
気になりましたにゃ。作品にあってたし、
鏡に大きなビーズ、キラキラしてましたにゃ。

平塚行ってきましたにゃ。
情報ありがとうこざいましたにゃ。
珍しく迷いませんでしたにゃ。
返信する
コメントありがとうございます。 (どるち & えこう)
2019-10-30 22:03:33
チビクロさん

こんばんわなのだ

ローランサンわ グレーを多用しているから 鏡の額縁の色などと合ったのでしょうねなのだ(どるち)

<ヤンモ>に無事に行けたのですね。食べに行ったブログ、楽しみにしますね。

バスで行けるのを知ったのは、チビクロさんに教えた時だったので、私が行く前に知っていれば食べに行けたのに・・・。ちょっと後悔しました。(えこう)
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。