どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『和巧絶佳展 令和時代の超工芸@パナソニック汐留美術館』なのだ

2020年09月06日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<トラットリア ブカ・マッシモ>でランチをしたぼくらわ パナソニック汐留美術館に移動して 9月22日まで開催している<和巧絶佳展 令和時代の超工芸>を見たのだ



今回わ 一番最後の常設のルオーギャラリー以外写真撮影がOKだったので ぼくが書くのだ

パナソニック汐留美術館 <和巧絶佳展 令和時代の超工芸> 9月22日(火・祝)までなのだ

https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/20/200718/index.html

公式サイト
https://wakozekka.exhibit.jp/

作品リスト
https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/20/200718/pdf/list.pdf




展示構成

第1章 和

第2章 巧

第3章 絶佳

1970年以降に生まれた12人の作家の作品114点を展示しているのだ


展示されている順にぼくが紹介するのだ

舘鼻則孝さんの作品なのだ

花魁の高下駄や ヨーロッパの革のブーツを融合させた作品で レディ・ガガも履いていたのを記憶しているのだ







桑田卓郎さんの作品なのだ

ポップな色のお茶碗で 梅花皮や 土に含まれた石が焼成時に はじけて表面に露出する石爆(いしはぜ)といった伝統的なやきものの技法を再解釈して大胆な形になっているそうなのだ







深堀隆介さんの作品なのだ

ぼくらわ 2018年の展覧会で深堀さんの作品を見ているのだ

透明樹脂にアクリル絵の具で 金魚の体の部分を 少しずつ描いて 何層にも重ねて 表現しているのだ

<四つの桶>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


この作品わ 2009年の作品なので 近年の作品に比べると 平面的に見えるのだ







<百舟>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


葉っぱが落ちた波紋や 金魚が群れになっているの部分とかがいいのだ




この作品わ 見たことがあるのだ


<金魚酒 命名 長夢>なのだ



<桜升 命名 淡紅>なのだ


散った桜の花びらが浮かぶ 金魚酒で 美しいのだ

ここまでが第1章の和だったのだ


池田晃将の作品なのだ

池田さんが影響を受けた アニメやサブカルチャー コンピュータグラフィックスなどに着想を得た 螺鈿の作品をデザインしているのだ

ぼくらわ 池田さんの作品が見たくて この展覧会に行ったのだ









<Error 403>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ


別角度や 拡大したお写真なのだ




池田さんの作品わ 良かったので 他にもいろいろお写真を撮ったのだ

<不可振賽子飾箱>なのだ


横にわ 拡大鏡があって いろんな色に光っているのだ


<Supernaturalism 01>なのだ


<Neoplasia-engineering>なのだ


<数式配列檎棗>なのだ



あと 作品名が分からないけど この作品も良かったのだ


どの作品も 数字が光って 映画のマトリックスっぽく思えたのだ


見附正康の作品なのだ

九谷焼の絵付けなんだけど 伝統的な文様もあるけど 海外の建物 天井画 装飾品などから インスピレーションを受けて作品を制作しているそうなのだ


裏にも模様が描かれているのだ




小さな作品もあったのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ




山本茜の作品なのだ

ガラスとガラスの間に截金を施し 窯の中で融着させた「截金ガラス」の技法を確立し 截金を透明なガラスの中に封じ込め 三次元で独立させており 金箔やプラチナ箔の輝きが ガラスの光の反射や屈折によって 様々な表情を見せるそうなのだ

山本さんの作品も すごく良かったのだ


<源氏物語シリーズ第十九帖「薄雲」(雪明り)>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ


解説にわ こう書かれているのだ
『「源氏物語」の世界に憧れを抱いてきた作者は、截金ガラスを実現させてすぐに本作を制作した。明石の君とその姫君の母子の別れの場面を題材にしており、横から見ると雪が降り積もる情景が表されている。真上から覗き込むと、截金の繊細な雪花文様が乱反射して映り込み、悲しみで心が乱れる明石の君の動揺と複雑な心境を表している。』

上から撮ったものものなのだ


横から下の方を撮ったのだ


解説にもある通り 見る方向や角度で いろいろ違って見えてキレイだったのだ


<截金硝子長方皿「流衍」>なのだ


ぼくのいない写真で クリックすると大きな写真で見れるのだ


瑠璃色と緑のガラスの中に 規則正しく 金箔とプラチナ箔の細い線がある作品で 美しいのだ


<渦>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ


宇宙的な感じがする 下の渦が綺麗なのだ



<截金硝子皿「花車」>なのだ




<截金硝子茶碗「朝顔」>なのだ




こちらの2点わ 下に映り込む色だったり 模様がキレイだったのだ

あと 作品名を 忘れちゃったけど この作品も良かったのだ(※たぶん <源氏物語シリーズ第四十帖「御法」>だと思うのだ)


別の角度のお写真なのだ





髙橋賢悟の作品なのだ

髙橋さんの作品わ 2017年に見ていて 採取した生花を型どりして アルミニウムを流し込んだ「焼失原型法」と呼ばれる鋳造技法による作品なのだ








たぶん この2点わ 前に見ていると思うのだ




ここまでが 第2章の巧だったのだ


新里明士の作品なのだ

新里さんわ 光と磁器の関係性を問い続けているそうで 《光器》わ 従来 装飾の一部として使われてきた蛍手を磁器の前面に配することで 磁器自体が光を帯びたような表現が特徴的なのだ












他にも こんな作品があったのだ





安達大吾の作品なのだ

安達さんが用いるのわ 奈良時代の夾纈(きょうけち)にルーツをたどることが出来る板締め絞りだそうで 折りたたんだ布を四角や丸など様々な形状を板に挟み染めあげる技法で 模様の出方だけでなく 色彩の濃淡までも計算しデザインしたそうなのだ




裏からも撮ってみたのだ



酒井直樹さんの作品なのだ

鉄を素材に 現代の生活空間に調和する作品を制作しているのだ







橋本千毅の作品なのだ

橋本さんわ 漆工芸の作品を制作していて 漆の制作工程わ 多岐にわたるそうで 下地 塗り 蒔絵 平文(ひょうもん) 螺鈿などの一連の工程を全て自身で行っており さらに木工や金工の技術も取得して 素地や金具も自作しているそうなのだ





<螺鈿 鸚鵡>なのだ


別角度のお写真なのだ




背中のグラデーションのような羽が綺麗だし 胸元などの花の模様がいいのだ


<蝶>なのだ


本物を見まごうばかりの 螺鈿の輝きが 鱗粉みたいに思えるのだ


<薔薇螺鈿箱>なのだ



左合道子の作品なのだ





お写真を載せただけの感想となっちゃったけど 12人のすごい現代の工芸作品を見れたし 今回の展覧会で知った 螺鈿の作品の池田晃将さん ガラス截金の山本茜さんの作品を見れて良かったし 他の方の作品も素晴らしかったのだ

あと 2週間ほどで終わってしまうけど オススメの展覧会なので ぜひ ご覧くださいなのだ


この後わ まだ時間に余裕があるから 国立西洋美術館の常設展を見に行ったんだけど そのことわ 今度書くのだ



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