どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『オルセー美術館展2010「ポスト印象派」@国立新美術館』なのだ

2010年08月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2010年に違うサイト載せたものを再編集したものなのだ

ぼくらわ 国立新美術館で 8月16日まで開催中<オルセー美術館展2010「ポスト印象派」>を見に行ったのだ

 
会期末だったから ぼくらが美術館に 9時45分頃に着いたときにわ 時間前だけど もう開館して 会場内わ 入口の方が混雑していたので 本当わ いけないかもしれないけど 一旦 最後の方から 逆回りで見たのだ

オルセー美術館所蔵の作品115点を展示して ぼくが気になった数点をご紹介するのだ

今回の展示で1番気になったのわ ゴッホが描いた<星降る夜>なのだ


この絵わ ロマンティックな夜なのだ 右下にわ 腕を組む恋人たちがいるし 水面にも空にも キラキラがいっぱいなのだ


次に気になったのわ モローの描いた<オルフェウス>なのだ


首だけとなったオルフェウスに 首を抱く女性ともに 恍惚の表情のようでキレイなのだ 右下にいる亀が2匹いた理由が気になるのだ オルフェウスの首を川から拾ったからカメも描いたのかも?と思ったのだ


あと ルソーの描いた2点も気になったのだ

<蛇使いの女>なのだ


このジャングルにわ ヘビが3匹と 左にピンクのペリカンらしき鳥と ジャングルの中にも鳥が3羽いるのだ ジャングルの中にいる鳥わ ジャングルと同系色なので見つけづらいのだ ちょっと疑問に思ったけど 月が出ていて 夜を描いたのわ 分かるけど 蛇使いの女と ヘビわ なんで黒くしたのか疑問に思ったのだ


<戦争>なのだ


背景の空や雲の色がキレイな色合いだし 下にある死体がなければ キレイなのにって思ったのだ


他にもいっぱい良い作品があったので 混雑していない状況で見たかったし オルセー美術館に行ってみたいと思ったのだ でも えこうわ 飛行機苦手だから 海外へ行くのわ たぶん無理なのだ

あと つくづく思ったけど 混雑しそうな大型の企画展わ 早めに行くべきだと 思ったのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


国立新美術館 <オルセー美術館展2010「ポスト印象派」> 8月16日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/orsay/index.html

公式サイト
http://orsay.exhn.jp/outline.html




展示構成

第1章 1886年-最後の印象派

第2章 スーラと新印象主義

第3章 セザンヌとセザンヌ主義

第4章 トゥールーズ・ロートレック

第5章 ゴッホとゴーギャン

第6章 ポン=タヴェン派

第7章 ナビ派

第8章 内面への眼差し

第9章 アンリ・ルソー

第10章 装飾の勝利

115点を展示していて、好みの作品ばかりでした。


気になった作品

2.クロード・モネ 日傘の女


2007年に国立新美術館で見て以来、2度目?あとで、図書室に行って2つの図録を見比べてみたが、色が違っていた。


3.クロード・モネ ノルウェー型の舟で


モネのボートの作品を見たのは、西洋美術館のものと、ポーラ美術館のものに続き3回目。

↓※参考として載せますが、国立西洋美術館の作品です。



4.クロード・モネ 睡蓮の池、緑のハーモニー


タイトル通り、背景、橋、水面には睡蓮の葉がたくさんあり、画面一杯に緑色で覆い尽くされている。なぜか、画面左奥に描かれていた柳に惹かれる。


32.ジョルジュ・レメン ハイストの浜辺

夕暮れの?の色鮮やかな情景が、点描で描かれている。まるで砂絵のよう。残念だったのは、ポストカードがなかった。


34.ポール・セザンヌ 台所のテーブル(篭のある静物)

日曜美術館を見ていて分かったが、様々な視点で描いているので、その視点を見つけるのが、間違い探しのようで楽しく思えた。


50.フィンセント・ファン・ゴッホ 銅の花器フリティラリア(オウカンユリ) 


花がほとんど下を向いてしおれているので、一見元気がないように思うのだが、筆の迫力(絵の迫力)があるので、生命力にあふれているように思える。


53.フィンセント・ファン・ゴッホ 星降る夜


空には、北斗七星などの星がきらめき、ガス灯の明かりが水面に照らされ揺らめいているので、タイトルのように星が空から降ってきそうに見える素敵な絵。


54.フィンセント・ファン・ゴッホ アルルのゴッホの寝室


東京都美術館で2007年に開催したオルセー美術館展以来、2度目。右上の左側にある肖像画は、隣に展示してあった<自画像>かも?と思ってしまう。

この作品は、旧松方コレクションで日本に返還してくれていたら、西洋美術館の看板の作品になっていたかもしれませんね。

↓これが、隣に展示してあった<48.自画像>です。



87.ギュスターヴ・モロー オルフェウス


解説には、『ギリシア神話の詩人で竪琴の名手のオルフェウスは、愛する妻を失った悲しみから、女性を遠ざけるようになります。これに起こったバッカスの巫女たちは、オルフェウスを八つ裂きにし、その頭と竪琴を川に投げ込みました。モローは、このオルフェウスの物語に、若い女性が流れ着いた首と竪琴を拾い上げるという、新たなエピソードを制作しました。そして優雅な衣装に身を包んだ女性とその腕に抱かれる詩人の首を、甘美な静けさに満ちた幻想的な情景を描いたものです。』と書かれています。

画面左上の岩の上にいる人は、オルフェウスの八つ裂きにしたバッカスの巫女なのかも?


88.ピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ 貧しき漁夫

この画家の同じような構図は、過去に数回見たことがある。たしか、2005年に東京都美術館で開催したプーシキン美術館展、西洋美術館の常設でも・・・。

↓※参考として載せますが、国立西洋美術館で撮ったもの。



104.アンリ・ルソー 戦争


画面下部に無数の死体があり、カラスがついばんでいる。真ん中にいる馬に乗り、剣と松明を持つ人は、戦争の英雄か、もしくは死神なのか・・・。見ていると、ちょっと馬が変でした。


105.アンリ・ルソー 蛇使いの女


この作品は、ルソーが「異国風景」と呼んだ連作の1点だそうです。ルソーは旅をしたことがなく、万国博覧会や、植物園などで目にした動植物を雑誌図版を参考にして空想の熱帯を描いた。と解説に書いてありました。


あと、モネの<ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光>も良かった。 



オルセー美術館の一部の改修がなかったら、こんなに良い作品が日本に来ることもなかったのだろうなぁ~と思いつつ、質の良い作品を見れた満足感でいい気分でした。

ゴッホの<星降る夜>、モローの<オルフェウス>、ルソーの2点はまた見たい。


この後わ 東京ミッドタウンの方にある<PIZZERIA 1830 乃木坂店>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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