

父存命の頃、小径そばの畑の土砂が流れぬように&車が畑を踏まぬように、境界にコンクリートのU字溝、土管などを置こうとした。市内の土建屋さんから無料で頂き、先日の草刈を紹介した休耕田に仮置きした。が、前職場の頃、自転車散策で立派な大きいU字溝が多数放置されているのを見つけ、地主さんに相談したところ気持ちよく譲っていただいた。おまけに、ユンボで2度も軽トラへつみこんでくだすった。お礼を固辞され、リンゴ段ボールで勘弁いただいた。おかげでしっかりとした境界が出来あがり父子共々喜んだもの。ただし、離れすぎたところに在る畑のために草を刈ったりトラクターで均してみたりのメンテで精一杯。以前は幼い私も覚えているが、祖母が葉を養蚕に使う桑の木が沢山あったのに。そのあとはサツマイモだったかな?それが父が亡くなる少し前に周辺の宅地化で手放さざるを得なくなった。せめてU字溝でも確保しておこう とも思ったが、定年が近くなりつつある私に時間がない。綺麗になくなっていた。
近くの休耕田には使わなかったコンクリ製品が10年以上も積まれている。町内のM土建屋さんの乱雑な?資材?置き場と変わりがない。先の日曜日の草刈では刃がコンクリートにチンチンと当たり、今後の保守作にもよろしくなく、捨てなければと今日に。お日様は完全に頭上にあり、無風での重量物のコンクリ製品を動かし、軽トラに積み込むのは辛い。おまけに放置が過ぎたため、重量で土中に半分埋まっていたり、笹が絡みついてバールを必要としたくらい。ただし、小さめのU字溝5個、2mほどの土管4本は捨てがたく、別の畑に運び上げようと 取っておく貧乏性。この作業で一番しんどかったのは譲っていただいたU字溝の残りの1個。サイズ(仕様)を確かめていないが間口450✖長さ600と思え、ふうふう言いながら軽トラの荷台へ。1個だけで好かった!もぉ疲れた、昼飯だ。あとは午後のこと。
が、労働は続く。2時を過ぎ、市の環境センターへ持ち込む。なんと、30cmほどの大きさにカット!せよ と。コンクリートを切断できる便利な道具が世にあるでなし、両手ハンマーが準備されていた。短めの土管2本、小ぶりのU字溝3個にハンマーを振りあげる。炎天?下で冬にする餅搗きするようなもので、汗だくとなる。厚みのないコンクリート製品ながら、わずかでも鋼線がはいっており容易に分離されない。意地になり、ハンマーで鋼線をぶち切ろうとまでする。割と千切れるものでなんとか小ブロックにできる。ただし、いい加減ゲンナリするも、荷台には呼び名不明の150✖200✖1000の長尺重量物が2本も。そこは助ける神もあり。ある作業員の方が『もぉええに、ちょうどショベルカーも来たし後は何とかしてやるから 』と、つり上げを手伝ってくれて放り出してくだすった。感謝。小枝を積んだ軽トラの写真には残した土管と小型U字溝が写る。奥の方、自然石群があるのは元は家か小屋の玉石土台であったものを漬物重石に使っていたのが、漬物も多量に作らなくなり持ち込んで放置してあったもの。勿体ないことだが、空き地があるのも考えもの。
貧乏性の一日は終わらない。無くなったU字溝のちかくに、3月E頃に切った樫の枝・葉が堆積してある。太い枝は次回として、とりあえず山となった小枝(+枯れ葉)群を捨てようと軽トラに積み込む。結局、4時過ぎに2度目の環境センター。先の重量物と正反対で、備中鍬で荷台から掻き落として済み。先ほどの作業員の方が寄ってきて『今日はビールが美味いに』とニッコリ。佳い日であった。が、1日あたり350kgまで無料の持ち込みを超え、2500円ほどの支出が残念。いかんな、本当の貧乏性になれんな~計画性がないのだな
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