goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆうゆう職場

地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。

ピアノコンサートで

2019-12-01 14:37:22 | Weblog
昨日、Z市の県総文・大ホールでのピアノコンクールを聞きました。眼のご不自由な辻井信行さんのドビュッシー作品をメインな演奏で、久しぶりにピアノを愉しみました。
 が、佳く聴く耳をもたない所詮素人のかなしさ。演奏舞台には大型の画面が据えられ、作品にふさわしそうな絵画が流れるのです。むろん無音で、ルノワール、ドガ、ゴッホ、モネさらに北斎 と多彩です。中学生の頃に求めたはね橋の安いプリント画など想い出し、つい絵に心が奪われます。ピアノがスーッと遠くで流れておるようにBGMのように(パンフの一部にもBGMとありました)聴いてしまうのでした。少し残念です。ポジティブな妻は申しませんが、娘は少しは同意見で、舞台に佳いものを2つ出すべきでない と。
 でも佳かったです。好いピアノでした。

 あと、つまらんことをひとつ。
 演奏後のブラボー声と拍手です。ふと、日本での演奏なら、それこそ一流の耳を持った聴衆なら、中には「ありがとう!」との一声がないのかな と。帰宅して検索しますと、”ブラボー屋”サンの存在とかブラヴィーとかブラナンチャラとか男女、複数か単数かによって区別しなければならんのだ と。イタリアに対して敬意を払う必要がありそうです。日本語ではとんでもないのかな。
 拍手については、どこまで続けて拍手すべきか分からんです。なにかアンコールのための拍手の気がするのです。逆に言えば、なぜアンコール なんて私には訳の分からん余興(失礼!)が付いてくるのでしょう。奏者は作品に一生懸命取り組まれたのだから、それに対してだけ賛意を拍手すればいいのに とかって思うのです。音楽専科の妻や娘が笑いますので、小さく言っておきます。佳いピアノをまた聴きたくなりました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。