努力すればするほどゴールが遠のいてゆく短距離走の選手のようなもの
日曜出勤の科学体験教室、今年は走査電子顕微鏡のデモで落ち着いております。
見学者を待つ間にある新聞社のWEBページを閲覧していましたら、
小倉千加子さんとおっしゃる心理学者さんのコラム欄に当たり、
上記のフレーズが使われておりました。妙にうなずいてしまいます。
I先生にお世話になりながら何の論文もものにしなかった自分がいます。
気がついておりながら知らない振りをして、ずいぶんと無駄な実験を繰り返しました。
私のようなものが物理の真理のかけらに突き当たるなんてことは困難でしょう。
子供を含め家庭をおろそかにした・職場をおろそかにした今目の前にある結果が、
真理をささやいているのが現状なのです。
しかしあの時、見果てぬ実験結果を求めて浮かされたように試料をなぶっていた自分も
真実なのす。
で、今日の科学体験教室。やっている担当研究員が本当に理科好きなのかどうか疑問に思うテーマが並んでいる職場の現状もまた事実。
酷いのは機械専門(の名目研究員)でありながら出来合いのキットを買ってきて、
(レンジの熱で溶けるようなプラスチック製?)レンジでチンしてキーホルダー作り などとやっています。でも物がもらえるとなると、人気なのです。女子と小人は養いがたし??
かくゆう私ですが,昨年には娘の大きな姿見を借り出して鏡に映る姿の長さを2倍すると身長になります・・・なんて毒にも薬にもならないものをやりました。不人気でした。今年はなぁんにも考えないから楽です。
あーぁ、暇だなぁ・・・・骨のある質問できる見学者さん、待っていますよ。。。。
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