地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



の紹介を夕方帰宅したらTVでやっていました。画面の方は立命館大学の理事長さんとのこと。大学も変わらなければいけない、何を要求されているのか、どう応えるのか 等々おっしゃってみえました。要求元も応える先も産業界に限ってのお話で、別に物理しんりにどう答えるのかではありません;所詮夕方のTV番組ですから。それではやはり知的に劣って見えるとお考えになってしまうのか、真理探究の基礎?研究と両輪をなして産学共同研究がなされてゆくのですと司会者の男女ともどもおっしゃっていました。
 でも古くから言われ続けている産学共同、ある意味で正しい方向だと思います。真理探究者から疎まれようと文明の発展の多くは産学によるものです。ただ最近は間違って(悪のりして)産学官共同研究というのが幅を利かせています。補助金をちらつかせて新エネルギー開発機構=NEDO なんかが一生懸命音頭とりしています。文部科学省系のJSTという団体も補助金垂れ流しします。こういった官庁系統が入り込まない産学だけの共同研究の方が狙い・結論がはっきりしていて好きです。官庁は補助金に名前を借りた卑しいパトロンなのですから。自分の金を出さないのに要求だけするパトロンなのです。

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努力すればするほどゴールが遠のいてゆく短距離走の選手のようなもの


 日曜出勤の科学体験教室、今年は走査電子顕微鏡のデモで落ち着いております。
見学者を待つ間にある新聞社のWEBページを閲覧していましたら、
小倉千加子さんとおっしゃる心理学者さんのコラム欄に当たり、
上記のフレーズが使われておりました。妙にうなずいてしまいます。
I先生にお世話になりながら何の論文もものにしなかった自分がいます。
気がついておりながら知らない振りをして、ずいぶんと無駄な実験を繰り返しました。
私のようなものが物理の真理のかけらに突き当たるなんてことは困難でしょう。

 子供を含め家庭をおろそかにした・職場をおろそかにした今目の前にある結果が、
真理をささやいているのが現状なのです。
しかしあの時、見果てぬ実験結果を求めて浮かされたように試料をなぶっていた自分も
真実なのす。

で、今日の科学体験教室。やっている担当研究員が本当に理科好きなのかどうか疑問に思うテーマが並んでいる職場の現状もまた事実。
酷いのは機械専門(の名目研究員)でありながら出来合いのキットを買ってきて、
(レンジの熱で溶けるようなプラスチック製?)レンジでチンしてキーホルダー作り などとやっています。でも物がもらえるとなると、人気なのです。女子と小人は養いがたし??
かくゆう私ですが,昨年には娘の大きな姿見を借り出して鏡に映る姿の長さを2倍すると身長になります・・・なんて毒にも薬にもならないものをやりました。不人気でした。今年はなぁんにも考えないから楽です。

 あーぁ、暇だなぁ・・・・骨のある質問できる見学者さん、待っていますよ。。。。

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