今日は韓国の6.6顕忠日である。朝鮮戦争、ベトナム戦争、反日民族主義者などで犠牲になった方々を追悼する記念日である。それにあわせたように私は今日東大COE開催の死生学に関する研究会で「戦没者を考える」テーマにおいて1,2分科を司会することになっており、今東大前のホテルでこれを書いている。私の広島大学時代の教え子の池氏が発表、私の『恨の人類学』の訳者である真鍋氏がコメントをする。靖国問題と関連して一日深く考える時間になりそうである。その結果は明日の本欄で紹介するつもりである。私にとって6月には誕生日も入っているが、また朝鮮戦争の記念日も入っていて気が重い月である。
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日韓の間の「過去の不幸な歴史関係」が良いものとなるように、との願いは共通目標だと思われます。
そこへ至るにはどうするのかということが大きな問題になると思います。いろんな利害かからんできます。
私は加害と被害の歴史事実をお互いが認識し合う(日本にとって都合の悪い歴史も日本で教え、韓国にとっても同様)日韓共通の歴史教科書を使うことが重要に思えます。
日本の加害の結果、今も苦しんでいる人々への補償問題にも真摯に向き合うべきです。
日韓条約で解決済みと言うのなら、その条約内容は全文情報公開されて日韓の歴史学者専門家の間で検証すべきではないでしょうか。
質問ですが、文中の反日民族主義者というのはこれまで抗日民族主義者とは意味が違うのでしょうか。
そうですね。検証すべきでしょう。
慰安婦問題でも、墨塗りで読み取れない書類を日本から提出されても激怒もしない韓国政府がどれだけ動くのか見定めたいと思います。