崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

渡辺正治氏の死去

2006年05月18日 06時21分00秒 | エッセイ
 昨日広島の渡辺正治氏の死去のお知らせが留守電に入っていた。渡辺先生は1970年ころ韓国の被爆者の調査団として調査研究し、長い間チェルノビル被爆問題に関心を持って調査研究をしてきた。彼には私の恩師のソウル大学李杜鉉先生の紹介で出会い、広島大学で「被爆と東アジア平和」というシンポジウムを開催し、共同司会をした思い出がある。その時二人の意見が合って尊敬する池明観先生に基調講演をしてもらった。その報告書は広島大学国際協力研究科から出た。渡辺先生はクリスチャンとして人類愛と信仰に生きた方であり、大切な友であった。彼の御冥福を心からお祈りいたします。

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