崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

先生の日

2006年05月17日 05時51分03秒 | エッセイ
 5月15日は韓国では「先生の日」であるということで感謝のメールや電話などをいただいた。これは先生という存在は職業を超えて恩の関係であるということを意味する。日本ではすでに恩などの関係は古臭いと捨ててしまったので親も先生もただ役割の関係のようにドライになったように思う。したがって親や先生に心から感謝するという感情が薄らいでいるように思う。
 恩の概念は「無限の恩返し」であり、二人の人間関係には愛情という感情が含まれている。私はこのような意味で「恩師」をもっており、弟子を持っている。それが幸せである。

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