崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

家内の看護

2006年01月03日 09時34分57秒 | エッセイ
一日の夜、急に発熱と吐き気があってベッドに長く寝ていた。自分で症状を分析した。食べたものが原因か、あるいはインフルエンザかと思いながら他のことを思い出した。小倉教会の新年礼拝に引き続き墓参りに行って、納骨堂の中で礼拝をした。伝統的な民間信仰では遺骨を撮影したり、その墓の中のような納骨堂に入ったりしたことは祟りであろうということになる。母の信仰によれば私は間違いなく祟りの病気と思われる。しかし私はおせち料理の中の油っぽい料理に原因があると信じた。
 家内が看護師であり、家で患者の看護が行われた。お粥で元気を回復することができてこの文章を書いている。家には私より家内の看護に感謝すべき老犬ミミがいる。19歳に向かっている。ソケイヘルニアなどを抱えて数年になっても朝の散歩と栄養管理などによる看護で長生きをしているからである。ミミは我が家に安心感と幸せを常に持たせてくれる。中国の留学生が犬のために苦労するわれわれに同情して「捨てなさい」といった言葉はむしろ犬を「愛しなさい」という意味にとれる名言である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿