崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

小さい文化生活

2009年11月16日 05時44分05秒 | エッセイ
昨日は教会の感謝祭であった。牧師がマスクをしたまま説教し、信者たちもマスクをした人が多く暗い雰囲気のなかキリスト教会の大きい行事の感謝祭を行った。感謝のメッセージもないことは初めてのことで戸惑った。感謝祭とは1620年の秋にイギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住した人たちが最初の収穫を記念する行事から由来したものである。彼らは先住民を招待し、神の恵みに感謝して共にご馳走をいただいたことが始まりであるとされる。プリマス植民地で最初に祝われた1623年教会で礼拝を行い、神に感謝を捧げる宗教的な意味合いが強かった。
 礼拝後石川氏の主導で謎解きゲームでも感謝祭の由来でプリマスという地名が出た。数年前わが夫婦が川島擁子氏宅を訪ねた時そこを紹介されたことを思い出し、彼女らの感謝祭を行っている様子を想像した。教会のグループ・ゲームが行われた。テーブル毎に用意しているミカン、リンゴ、柿などを手にして重さをはかる問題であった。われらのテーブルでは卵の重さ50グラムを基準に答えて当てることができた。
 毎日新聞社が送ってくれたチケットをもって村岡氏、堀氏を誘って下関市美術館に開かれているピカソ展を観に行った。ピカソの絵からは美しさよりなんとか活力を感じた。コーヒーを飲んだ。なんと忙しい中に大きい文化生活(?)でもできたように満足した。
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿