崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

小渕優子氏の辞任記者会見

2014年10月21日 04時37分19秒 | 旅行
スマートフォンで小渕優子氏の辞任記者会見を視聴し、韓国から来られた高校生たちの前に立って挨拶や通訳などを務めた。スポーツデーで本校の教員や学生はほぼいない。行事には関心を持って参加すると思ったら、それを機に逆に参加せず教職員は休務としているのだろうか。教員、学生一緒に校内で長くいながら勉強や研究をして過ごした時代が懐かしい。ただ予備校のように一時期の勉強の時の接点しかないような現在のような個人主義ではなかった。いまのような個別化していく現象をみて寂しい。これが日本の先進化というならば、私は賛同できない。
 辞表提出後の小渕氏の記者会見を見てとても残念に思う。野党に不法性追求に追い込まれ結局辞表を出すのは一見法治社会の正義を守るような政治だと思われるかもしれない。私にはその直感がこない。なぜなら日本人のいじめ方を知っているからである。以前ある人たちから私が苛められた時を思い出す。その中の一人が私の印鑑が日本式ではないとか、押し方が間違っっているとかと電話で言われた。日本ですでに十数年使った印鑑をもって非難されるとは意外なことであった。上手いいじめ方であった。
 大臣辞職に当たるくらいの理由はたとえばスパイとか売国奴かであろう。うちわで選挙法違反を正すことは悪くないが、人間社会の正義を弱める立法主義であることは反省すべきであろう。法律は社会秩序を守るものであり、必ずしも正義ではない。法律守護の前に正義を守ることが大事である。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿