昨日の「楽しい韓国文化論」は「楽しい日本文化論」のようになった。日韓が共有する話題、下関の長府の数方庭祭りの紹介であった。私が90年代に研究した(崔吉城「韓国における鳥竿」『巨木と鳥竿』)が引用された。私は朝鮮半島の鳥竿との関係について説明したが私自身、鳥竿などの研究をした時から年月が大部過ぎて、民俗学からは遠く離れているとも痛感した。今はより現実的な問題、戦争と植民地、歴史認識などに関心をもっている。この講座の楽しみのクライマックスは私の研究室であったかもしれない。持ち込みのお土産を出し合って食べながら笑話、近刊拙著についての話もした。雨中の夜、南風泊まで家内の友人を送り、帰り道は良く知らない道でスリルいっぱい。
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