崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

金剛山歌劇団公演

2006年10月30日 06時54分33秒 | エッセイ
 例年のように金剛山歌劇団の全国巡回公演が進行中であり、下関でも予定している。目下北朝鮮核の問題で国民の視線が厳しい中で行われている。倉敷では反対運動で公演が無事に終えるかどうか心配ではあったが無事に終えたと聞いてほっとした。それは日本のナショナリズムが強化されていてもそれ一色ではない、市民意識の高さを示すものである。これから総連は北朝鮮を背景にした政治的団体性を払拭すべきである。
 朝鮮半島からの引揚者たちの団体がまったく「なつかしさ」によるものであり、今まで社会から注目されることはなかったが、むしろそれが普遍性をもつものであると思われる。

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