韓国では漁夫四時詞という李朝時代の有名な詩人の尹善道の「漁夫四時詞」を知らない人はいないだろう。尹善道は済州島へ行く途中、暴風で漂流して全羅南道の南海にある甫吉島に着き、そこで老後を暮らした。大きい岩を運んで庭園を造ったり、漁師のように船に乗って魚を捕ったり海を観たり自然を楽しみながら数多くの詩を残した。私は昔そこを訪ねた。王朝の権力から離れてその島では贅沢な生活をしたという。彼の知人たちは彼をみて「名誉を捨てて惨めな生活だ」というが彼は自分は満足していると歌った。今私は、海を見下ろしながら、彼の詩を思い出し、ただの怠け者にならないように自分を戒めている。
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