今朝の本欄には新しいウィンドウ8で3回も投稿失敗して7へ戻って書くことにする。友美という日本人女性が在日韓国人二世・李卜之と結婚した話の小説『また「さらんへ」をうたおうね』(花乱社)を手にしてかなり時間がたった。在日と日本人の結婚ということだが、私から見れば日本人同士の結婚あるいはそのバリエーションにすぎないと思っていた。しかし、その内容は私の想像をはるかに超えていた。周囲の反対を押し切って結婚、その後も続く根強い差別と偏見などを読みながら、明治時代の話、近代化以前の話のように感じた。この小説が解放文学賞を受賞されたこととは違って私は在日への批判が湧いてきた。日本へ適応するために何代がかかるのか、永遠に不可能であろう。
誰でも故郷や故国に懐かしさをもっている。それはそれでよい。しかし、それに執着しすぎると故郷へ帰還するしかない。私は日本人になれとは言わない。国籍にかかわらず自然な人間になるべきであろう。自分が住むところを嫌がっては幸せになれないからである。この小説から受け取ったメッセージは大きい。一読を望む。
誰でも故郷や故国に懐かしさをもっている。それはそれでよい。しかし、それに執着しすぎると故郷へ帰還するしかない。私は日本人になれとは言わない。国籍にかかわらず自然な人間になるべきであろう。自分が住むところを嫌がっては幸せになれないからである。この小説から受け取ったメッセージは大きい。一読を望む。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます