崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

STAPに関する「韓国日報」の記事

2014年02月03日 05時56分53秒 | エッセイ
STAPのニュースを新聞で読むと研究成果と利用性が説明された後、おしゃれな若い女性、日本のプライドなど比較的に全体が分かる。しかしテレビの報道では「ペットの亀に…」と指輪の資料画面が繰り返す。テレビなどはニュースを伝える根本的な問題点があるのは言うまでもない。ネットの時代にニュースを主にネットで見る人が増えている。彼らはニュース源に迫り追跡しながらいろいろな批判などを検索して全体を構造的に把握することができる。つまりテレビから事実の新鮮さに衝動を受け、新聞ではある程度の内容を読み、ネット上では追求批評するような客観的な理解方法の特徴がある。
 間もなく、ソチから日本選手の成果が伝わってくるとおもうが、スポーツでは日本以外の国の情報が全く乏しい。研究においても同様な現象がある。STAPの成功的な研究成果が外国ではどう評価されているのかさほど詳しくない。ネットから「韓国日報」の反響を読んでみた。その記事は科学専門誌の要約のようなニュースになっている。この研究は神戶の研究チームがNature紙に投稿した。日本とアメリカでの研究史的背景から無名の若い女性学者が成功させた。つまり小保方晴子(30)さんの研究実験によって新しく細胞が作れるということに期待する。非常に冷静に書かれている。それに比して日本の新聞では「理系女」、おしゃれな日本人女性をアピールしてから内容へと読まれるように書かれている。韓国日報の書きかたがレポートの書き方としたら日本のものは読者に読まれるように意識した文である。日韓両国において相手国に関する報道は書き方や文化的な差はある。学者は国家の枠の中で育ち、研究を通してそれを超えていくために努力している。彼女の研究の成功を「日本人の成功」という枠中に閉じ込めず世界的な共有へと努力することを期待する。

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2 コメント

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Unknown (黒羊)
2014-02-04 01:04:51
http://wirelesswire.jp/london_wave/201401310211.html
この件で一番同意出来た記事です。

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Unknown (崔吉城)
2014-02-04 06:24:00
 情報ありがとうございます。
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