崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国語弁論大会審査

2009年11月09日 05時01分46秒 | エッセイ
 教会の礼拝では子供たちへの祝福式が終わる段階で途中退席し下関シーモールで行われた、第18回韓国語弁論大会に参加した。私としては5回目の韓国語弁論大会の審査、審査委員長を務めたことになる。例年に比して観客が減ったので心配であった。朝からマラソン大会が行われ、行事がダブっているとはいうが、宣伝広報などが理由であろう。なぜなら韓国語に関しては関心が高く学習者も増えていると思われるからである。しかし内容や発音、表現などを聞いて驚くほどレベルが高くなったので大満足した。それは聴衆からも、審査委員全員が共通するものであった。同僚のドイツ哲学専攻の林タカヤ氏が参加して特別賞も受賞し、大学へ10万円の奨励金もいただいた。萩の李文相教授夫妻に御馳走になり1日中恵まれ、感謝の日であった。
 私が関わっている東亜大学で今週土曜日には直前まで文化庁長官であって現在青山学院大学の特任教授の青木保氏の講演会があるがまだ全然宣伝していない。大変心配である。青木氏とは彼が東大の助手の時から知り合い、長い間研究会や一緒に行った調査研究でお世話になった方である。下関観光開発のためにも市民のために公開して聞かせようと企画したものである。市民とともに公演を聴く文化生活を楽しみにしたい。

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