崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

なでしこ

2011年07月21日 05時48分45秒 | エッセイ
 日本の女子サッカー「なでしこジャパン」が米国を倒して日本列島が熱気に包まれている。「なでしこ」が大きな花を咲かせた(産経新聞)。私は女性レスリングは知っていたが、女子サッカーは知らなかった。サッカーは男のスポーツと思い込んでいたがこれを契機に好きになりそうである。韓国のヤフーには「異変」「奇跡」との反応があり、意外な優勝であると思われており、すごく嬉しいかもしれない。戦前の「大和撫子」とは美しい、やさしいというソフトなイメージであったが、この優勝で男女平等やユニセックスのイメージの変化が少なくとも私には起きた。
 なでしこを韓国語ではペレンイコッ패랭이꽃という。雑草のようでありながら存在感のある色で長く花を咲かせる。古くから鑑賞された花である。幹が竹のようであり、石竹花ともいう。草花でありながら竹のような気質をもっている。弱さ、ソフト、美しさ、直硬さなどをもっている。その撫子の優勝でもある。

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