スコットランドが英国から独立するか否かを問う住民投票が実施される。私はそのことを聞きながらその結果はとにかく大英帝国の完全燃焼という感があり寂しさとやはり先進国であるという複雑な感じがする。帝国から小国へと分裂独立へのメッセージは大きい。特に分裂独立者が大逆罪になるのが普通の国、国家主義の国家へのメッセージは大きい。国家観の変化をもたらすことであろう。国家とは何だろう。祖国、愛国などによって戦争も多く行われて、まだ続いている地域もある。国家はただの行政単位に過ぎないような存在であれば、紛争などは起こらないであろう。今も領土問題で大国主義が強化している中、このニュースはその支配者や国民に真実の意味が届くのであろうか。女王が「慎重に考えるよう願っている」と述べたことが政治的な問題に言及したとされている。世界各地の独立運動に余波が広がるとみられる。(photo by Wallstreet Journal)
今日私は下関市と北九州市(門司区)の共同主催の温故知新塾で「国境の挟間で生きること」という演題で下関学習プラザで講演する。今、日韓関係が悪くなっているのも主に帝国主義的な残影、国家主義によるものであろう。私はその挟間で生きている。私の問題を超えて朝鮮民族の大きい試練であったサハリンの例を挙げたい。スパイと思われて朝鮮人27人が虐殺されたことである。在日の存在だけではなく、世界に広く多くの人々が国境の挟間で生きる問題でもある。
今日私は下関市と北九州市(門司区)の共同主催の温故知新塾で「国境の挟間で生きること」という演題で下関学習プラザで講演する。今、日韓関係が悪くなっているのも主に帝国主義的な残影、国家主義によるものであろう。私はその挟間で生きている。私の問題を超えて朝鮮民族の大きい試練であったサハリンの例を挙げたい。スパイと思われて朝鮮人27人が虐殺されたことである。在日の存在だけではなく、世界に広く多くの人々が国境の挟間で生きる問題でもある。