崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

安倍内閣の改編について

2014年09月05日 04時49分23秒 | 旅行
安倍内閣の改編があって、新任の顔ぶれの映像が流れている。特に5人の女性大臣が新しい椅子に座る表情が映っている。私にはそのような経験がないので実感を共有することができない。しかし小さいポストでも経験したことから考えると嬉しいことは否定できないが、まず自分にその能力があるのか、責任感を感じて肩の荷がが重くなることを経験的に知っている。責任の少ない名誉職であればなおさらである。いずれにしても嬉しさよりは責任感の重さを感ずる。したがってそのような人には韓国語で「苦生ハシケッスンニダ(ご苦労様です)」と挨拶をする場合が多い。しかも国家の重責を担当する「大臣となる」ということは嬉しさよりは苦労や責任が重いと思う。
 大臣など重要な役職につく人は名誉職のように考えてはいけない、その職務に関して努力が必要である。しかし感謝すべき、嬉しいことであることは明らかである。家庭的な、政治的な背景、そして学習(学歴)、政治活動などにより稀なトップの地位に至ったことは嬉しい、賛美すべきであろう。しかし、そのポストにつくことは世の中に多くある受賞とは異なる。多くの人から「オメデトウ」と言われる嬉しさと「ご苦労」の両面を考えてほしい。私からも「オメデトウございます」そして本当に国民の期待に応えるべきご苦労をされることに心から「ご苦労様」と言いたい。